大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2007年04月18日

イノベーションの洪水



QBS(九大ビジネススクール)も新学年が始まり、火曜日はゼミの先生でもある永田先生の講義「イノベーションマネジメント」を受講しています。

ところで、最近では、イノベーションという言葉が溢れ、様々な場所で使用されていますよね。

地域イノベーション、イノベーター日本等々。なんだかはやり言葉みたいですね。

我が国も新政権以降、「イノベーション」という言葉を施策のキーワードの一つとしてとりあげています。

例えば昨年度から始まった第3次科学技術基本計画をみても、イノベーションという言葉を至る所でみることができます。

それではイノベーションってどういう意味?という質問に答えられる方はいるでしょうか?
日本語では「技術革新」と訳されることがありますが、あまりいないでしょうね。実は、イノベーションという言葉の定義はちゃんとあるんですよね。

有名なところでは、

「経済発展の原動力となる諸資源の新結合」(シュムペータ)

「技術的イノベーションには、新しいプロダクトおよびプロセスと、プロダクトやプロセスにおける顕著な技術的変化が含まれる。イノベーションは、市場に導入され(プロダクト・イノベーション)、あるい生産プロセスで使用される(プロセス・イノベーション)ことによって完結する。したがって、イノベーションには一連の科学的、技術的、組織的、財政的および商業的な活動が含まれる。」
(OECD「オスロマニュアル」による定義)

これらは、永田先生の「イノベーションマネジメント」で学んだことです。

このように、普段なにげに使っていることばの意味、定義を再認識してみるのもいいのではないでしょうか?

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Posted by 坂本 剛 at 08:30Comments(0)QBS