大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2007年06月14日

ダッシャー先生講演会!

突然ですが来週末に、米国スタンフォード大学においてMOT教育、アジア研究、産学連携システム等の実践と研究を長年続けてこられたリチャード・B・ダッシャー教授を九大にお招きし、産学連携を活かしたイノベーション経営による企業の競争力強化法につきお話をいただくことになりました。
ダッシャー先生は東北大学においても理事などの経営メンバーを務められ、日本の産学連携にも大変通じていらっしゃいます。



また、QREPでは昨年、一昨年とダッシャー先生の講義に九大の学生を参加させていただき、ワークショップをさせていただいています。

平日の15:30~のスタートですので、社会人にとってはつらいスケジュールですが、産学連携にご興味のあるかた、留学生や現在学業に専念されている方、滅多にないチャンスですので、ご参加いただければと思います。

ちなみにダッシャー先生は日本語ペラペラなので、講演は日本語で行われます。(笑)


以下案内文です。

●○____________________________________________________________________

スタンフォード大学教授
リチャード・B・ダッシャー博士講演会のご案内
「米国に学ぶ産学連携の活用法」
-イノベーション経営による競争力強化を目指す企業のために-

主催:九州大学知的財産本部、産学連携センター
共催:在福岡アメリカ領事館
________________________________________________________________________○●

国立大学が法人化されて3年が過ぎ、日本の大学は着実に変化
しつつあります。経済財政諮問会議の議論にも見られるとおり、
イノベーション創出の核としての大学への期待が大きい一方、
大学変革に対する社会の評価は未だ厳しいものがありますが、
大学と社会との対話を求める産学連携の試みは確実に拡大
しています。大学における産学連携、地域連携に関する組織や
規定整備も進展しています。しかしながら急速に進む大学改革、
産学連携の動きに対して、企業サイド、地域サイドにおける産学
連携の活用は、未だとまどいがあり取り組み態勢が十分でない
嫌いがあります。“象牙の塔”という表現に象徴される如く、
社会から隔絶された存在としての日本の大学のイメージが長く続いた
からに他なりません。ただ大学で生み出される高等教育や研究成果は
イノベーションの源であり、その活用によって企業の競争力強化、
日本経済・地域経済の活性化を行うことは、我国の持続的な
成長を確保する重要な事に相違ありません。
今般、米国スタンフォード大学においてMOT教育、アジア研究、
産学連携システム等の実践と研究を長年続けてこられた
リチャード・B・ダッシャー教授をお招きし、産学連携を活かした
イノベーション経営による企業の競争力強化法につきお話をお聞き
することに致しました。ダッシャー教授は東北大学においても理事など
の経営メンバーを務められ、日本の産学連携にも大変通じて
いらっしゃいます。今回のセミナーでは、ダッシャー教授の日米における
過去の豊富なご経験をもとに、様々なケーススタディも交えながら
お話を頂き、また参加者と議論をしたいと思います。グローバル化の
進展など環境変化の激しい中、大学との連携で競争力を強化しよう
という企業や個人、地域社会の方達は勿論のこと、大学関係者に
とっても、企業における産学連携の受け止め方、効果などを知ることは、
今後産学連携を進める上で大変参考になるものと思います。
今回のセミナーにおいて、産学連携によるイノベーション進展、競争力
強化のあり方は勿論のこと、効率的な産学連携のあり方、大学と企業・
地域との良き関係の築き方のヒントを得て頂ければと思います。
多数の方々のご出席をお待ちしております。

平成19年6月12日

九州大学 知的財産本部長
産学連携センター センター長
理事・副学長 小寺山 亘


++++++++ 概要 +++++++++++

1.日 時
 平成19年6月22日(金)15:30~17:30

2.場 所
 九州大学箱崎理系キャンパス(福岡市東区箱崎6-10-1)
     21世紀交流プラザⅠ(本部事務棟傍2階)
     下記URL地図の78番
http://www.kyushu-u.ac.jp/map/campusmap/hakozaki/hakozaki.html

3.次 第
 ・15:30~15:40 開会挨拶並びに講師紹介
   谷川徹
   (九州大学産学連携センター教授/知的財産本部副本部長)
 ・15:40~15:45 共催者挨拶
   ジャン・ダイソン氏
   (在福岡アメリカ領事館広報担当領事)
 ・15:45~16:45 講演
   リチャード・B・ダッシャー博士
   (スタンフォード大学教授)
   演題:「米国に学ぶ産学連携の活用法」
      -イノベーション経営による競争力強化を目指す企業
       のために-
 ・16:45~17:30 質疑応答
 ・17:30 閉会
 ※講演は日本語で行われます。

4.参加費 無料

5.定員 50名

6.申し込み方法
 参加ご希望のかたは、次の必要事項をご記入のうえ、
 6月20日(水)までにEメールまたはFaxにてお申し込み下さい
 ①氏名 ②会社名・部署名 ③役職名 ④住所(郵便番号)
 ⑤電話番号 ⑥メールアドレス ⑦講師への質問

7.申し込み先
 九州大学知的財産本部企画グループ 佐々木(ささき)
 (Email) plan@imaq.kyushu-u.ac.jp
 (Fax) 092-642-7127
 (Tel) 092-642-4431

<講師略歴>
リチャード・B・ダッシャー博士(Dr. Richard・B・Dasher)

スタンフォード大学工学部顧問教授
アジア・米国技術経営研究センター所長
スタンフォード大学集積システム研究所業務担当所長

ダッシャー博士は、スタンフォード大学において、MOT教
育、大学発ベンチャー育成、産学連携のコーディネーター役
等を務め、シリコンバレーの今日を築いた立役者の一人とし
て著名である。ダッシャー博士は「アジア・米国技術経営研
究センター」の所長として、産学連携のイノベーションシス
テム、テクノロジーの標準化、知的財産の創出、ハイテクや
アジアの新興市場などについて組織的な研究を行っているが、
スタンフォード大学の顧問教授を務める傍ら、半導体や電子
技術に関する広範囲の研究を行う産学連携組織、スタンフォ
ード大学集積システム研究所(CIS)の業務担当所長も務めて
いる。
 ダッシャー博士は、ITや半導体分野に精通する一方、技術
経営(MOT)や起業家育成、産学連携の分野に関して幅広く
活躍しており、特にアジアのハイテクベンチャーに造詣が深
い。 頻繁に日本を訪れ、日本各地で起業家育成、ベンチャー
ビジネスや産学連携、国際間の企業協調、ハイテク分野など
について講演を多数行っている。2001-04年には、日本政府に
よる沖縄新大学院大学設置のための「国際顧問会議」委員を務
めた。また最近まで法人化した東北大学の理事を務め、現在も
同大学経営諮問会議委員を務めている。日本を含むアジア、米
国における産学連携に関する第一人者と言っても過言ではない。
 


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

人気blogランキングへ

↑ ↑ ↑
みなさん!ブログを読んだあとはクリックを忘れずに!


(クリックはブロガーにとってのビタミン剤です)
【Clicks mean vitamins for bloggers】


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  

Posted by 坂本 剛 at 08:20Comments(0)産学連携