2008年03月31日
年度末
今日は3月31日。仕事上では年末(12月末)より区切りである年度末です。
特に大学の場合、全ての予算が年度末締めなので、事務部門や財務系の部門の方々は一番忙しい時期でもあります。土曜日に永田先生の引越しを手伝いに九大にいった際にも、事務棟には灯りがついていました。休日出勤される方がいたのでしょうね。
という知的財産本部も今日で一区切りです。5年間継続した文部科学省の「知的財産本部整備事業」が終了し、今後は各大学独自で産学連携に取り組んでいかなければなりません。
また、次に展開される「産学官連携戦略展開事業」について獲得に動き出しています。
しかし、それも基本的には各大学が産学連携に独自予算で取り組むことが前提になっています。
この一年が各大学の産学連携活動の分水嶺になるのではないかと思っています。
九大も気持ちを引き締めて頑張っていかないといけませんね。
2008年03月30日
QBS永田研引越し手伝い(本多すぎ編)
昨日は、昼から九大へ・・・。
学内の桜は、まだ2~3分咲き。来週末あたりが花見のピークのようです。
ということで、わざわざ桜の開花状態をチェックしにいったわけではなく、QBSの指導教員である永田先生の研究室の引越しの手伝いをしに行ったのです。
以前ブログに書いたとおり、永田先生は2年間九大を離れ、科学技術政策研究所に移られます。
2年間なので、研究室はそのままにしておけばいいんじゃないかな?と思うのですが、ここが大学のステレオタイプな所。一度研究室の部屋自体を空けないといけないみたいです。
エネルギーの無駄だと思うんですけどね・・・。
ということで、永田研究室の名物は、その書籍の量(笑)。これをダンボール詰めするのも大変だということで、ゼミ生が集まりお手伝いをさせていただきました。
ご覧のとおり、壁の一面本だらけ。この壁だけではなく、写真に写っていない2面には報告書やファイル関係がぎっしり棚に詰まっています・・・。
作業の前には、先生が東京に持っていかない本やジャーナル、学会誌を分けていただけるということで、それぞれ興味があるものを頂きました。
その中でも人気だったのが野中郁次郎先生の「組織と市場」。かなり古い本ですが、増刷のナンバリング付きということと、永田先生自体が野中先生の弟子筋にあたるので人気があり、あみだくじで決めました。
当たったのは、古賀さん。QBSの優秀なプロジェクト論文に与えられる南信子賞の今年度の受賞者です。
ということで作業を開始したのですが、6人がかりでほぼ約2時間。用意されたダンボール80箱が尽きたところで作業が終了。全ての書籍を梱包することができませんでした。
概算であと40箱は必要ですね。
ちなみに永田ゼミはQBSの中でも有数の「高齢」ゼミです。
一番若い増本さんが35歳ということで、みなさん今回の作業はかなり腰に負担がかかった模様です。みなさん、くれぐれもギック腰には注意しましょう(笑)。
ということで、ゼミ生の齊藤さんが差し入れということで、奥様が焼かれたパンを持ってきてくれました。作業後にみんなでパクリ。美味しかったです。
その後、みんで食事に行ったのですが、用事や仕事があっていけない二人(齊藤さん・平田さん)には、永田先生からお菓子が渡されました。
最後にみんなで記念撮影。
しかしながら、永田先生の研究室という「場」は、知識創造、イノベーションの玉手箱、ワンダーランドだったんだと作業をやりながらゼミ生みんなが改めて感じた次第です。
その場が九大からなくなるのは寂しいですし、非常にもったいないことです。
永田先生の活躍を期待しつつ、2年後また戻られる日を皆で待ちたいと思います。お疲れさまでした。
学内の桜は、まだ2~3分咲き。来週末あたりが花見のピークのようです。
ということで、わざわざ桜の開花状態をチェックしにいったわけではなく、QBSの指導教員である永田先生の研究室の引越しの手伝いをしに行ったのです。
以前ブログに書いたとおり、永田先生は2年間九大を離れ、科学技術政策研究所に移られます。
2年間なので、研究室はそのままにしておけばいいんじゃないかな?と思うのですが、ここが大学のステレオタイプな所。一度研究室の部屋自体を空けないといけないみたいです。
エネルギーの無駄だと思うんですけどね・・・。
ということで、永田研究室の名物は、その書籍の量(笑)。これをダンボール詰めするのも大変だということで、ゼミ生が集まりお手伝いをさせていただきました。
ご覧のとおり、壁の一面本だらけ。この壁だけではなく、写真に写っていない2面には報告書やファイル関係がぎっしり棚に詰まっています・・・。
作業の前には、先生が東京に持っていかない本やジャーナル、学会誌を分けていただけるということで、それぞれ興味があるものを頂きました。
その中でも人気だったのが野中郁次郎先生の「組織と市場」。かなり古い本ですが、増刷のナンバリング付きということと、永田先生自体が野中先生の弟子筋にあたるので人気があり、あみだくじで決めました。
当たったのは、古賀さん。QBSの優秀なプロジェクト論文に与えられる南信子賞の今年度の受賞者です。
ということで作業を開始したのですが、6人がかりでほぼ約2時間。用意されたダンボール80箱が尽きたところで作業が終了。全ての書籍を梱包することができませんでした。
概算であと40箱は必要ですね。
ちなみに永田ゼミはQBSの中でも有数の「高齢」ゼミです。
一番若い増本さんが35歳ということで、みなさん今回の作業はかなり腰に負担がかかった模様です。みなさん、くれぐれもギック腰には注意しましょう(笑)。
ということで、ゼミ生の齊藤さんが差し入れということで、奥様が焼かれたパンを持ってきてくれました。作業後にみんなでパクリ。美味しかったです。
その後、みんで食事に行ったのですが、用事や仕事があっていけない二人(齊藤さん・平田さん)には、永田先生からお菓子が渡されました。
最後にみんなで記念撮影。
しかしながら、永田先生の研究室という「場」は、知識創造、イノベーションの玉手箱、ワンダーランドだったんだと作業をやりながらゼミ生みんなが改めて感じた次第です。
その場が九大からなくなるのは寂しいですし、非常にもったいないことです。
永田先生の活躍を期待しつつ、2年後また戻られる日を皆で待ちたいと思います。お疲れさまでした。
2008年03月29日
元部下の訪問(新たな旅立ち編)
昨日午前中の会議を終え、デスクに戻ってきてみると、どこかで聞いたことがあるような、ヲタク夫婦の会話が・・・
ということで、元部下のヲタ、いや3月まで九電のタピ、いや垣岡夫婦でした。
彼は、2年間の九電生活を終え、4月から中部地方の某大手企業の関連会社に転職し、知的財産関係の仕事に就きます。
一昨年の3月までは、NEDOフェローとして私のもとで働いていました。
その後、NEDOフェローの任期を終了して九電の契約社員で2年間勤務し、今回晴れて中部地方の企業に転職することになりました。
一部では「大物食い」と言われてますが(笑)(九大⇒九電⇒某大手企業関連会社)
子供も生まれたことだし、是非頑張ってもらいたいものです。
一部の例外を除き、私のもとを巣立っていった元部下は順調に次のキャリアに進んでいます。
最近「MESH井上」と名乗っている井上君も「MIMO-MESH Pj.」のPLとして大学の研究成果の事業化を目指し頑張っています。
その様子はこちら
http://hkspage.livedoor.biz/archives/50606740.html
http://www.computerworld.jp/news/mw/100931.html
私の経験上、人材育成、マネジメントなどといってかっこいいことを言っている人に限って、自分のチームの人材育成やマネジメントが無茶苦茶な方が多いですよね。特にコンサル系の方に多い。
もう一ついわせていただくとビジネススクールの教員ってのもあるかもですね(笑)。
まさに「言うのは易し、行うのは難し」です。
お陰さまで私の場合は、元部下君たちがきちんと成果をあげていただいているので、カッコいいことを「膨らませて、ハッタリかませて」言う必要はありません。
私も彼らに負けずに実績を積み上げていきたいと思っています。
ということで、元部下のヲタ、いや3月まで九電のタピ、いや垣岡夫婦でした。
彼は、2年間の九電生活を終え、4月から中部地方の某大手企業の関連会社に転職し、知的財産関係の仕事に就きます。
一昨年の3月までは、NEDOフェローとして私のもとで働いていました。
その後、NEDOフェローの任期を終了して九電の契約社員で2年間勤務し、今回晴れて中部地方の企業に転職することになりました。
一部では「大物食い」と言われてますが(笑)(九大⇒九電⇒某大手企業関連会社)
子供も生まれたことだし、是非頑張ってもらいたいものです。
一部の例外を除き、私のもとを巣立っていった元部下は順調に次のキャリアに進んでいます。
最近「MESH井上」と名乗っている井上君も「MIMO-MESH Pj.」のPLとして大学の研究成果の事業化を目指し頑張っています。
その様子はこちら
http://hkspage.livedoor.biz/archives/50606740.html
http://www.computerworld.jp/news/mw/100931.html
私の経験上、人材育成、マネジメントなどといってかっこいいことを言っている人に限って、自分のチームの人材育成やマネジメントが無茶苦茶な方が多いですよね。特にコンサル系の方に多い。
もう一ついわせていただくとビジネススクールの教員ってのもあるかもですね(笑)。
まさに「言うのは易し、行うのは難し」です。
お陰さまで私の場合は、元部下君たちがきちんと成果をあげていただいているので、カッコいいことを「膨らませて、ハッタリかませて」言う必要はありません。
私も彼らに負けずに実績を積み上げていきたいと思っています。
2008年03月28日
科学技術分野での大臣表彰を受賞
科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を表彰する科学技術分野の文部科学大臣表彰の平成20年度受賞者に、本学の教員11名が選ばれました。
ということで、九大の先生が10数名表彰されています。
お付き合いのある先生方のお名前も見受けられます。おめでとうございます。
詳細はこちら
それと、私のQBS修了に伴いブログ名称が、
「九大ビジネススクール生の大学発VB日記」
↓ ↓
「QBS修了生の大学発VB日記」
に変更しました。
よかよかブログサイトのトップページのバナーはブログのシステム変更の際にまとめて変更してもらう予定ですが、私のブログのトップページは変更済みです。
内容は基本的に変わりませんが、MBAホルダーの視点(?)を加えてアップしていきたいと思っています。
ところで、最近よかよかブログを友人・知人が書き始めることが多くなりました。
ただ、アクセス数が少ない人が多いですね。ということで一件ご紹介。
「好奇心だけは旺盛ですが・・・」
のぶさんという福岡の弁護士が書いています。大学時代の体育会の後輩です。
内容は、ベンチャー弁護士のたばやんブログに比べまだまだですが、みなさん読んでやってください。
ということで、九大の先生が10数名表彰されています。
お付き合いのある先生方のお名前も見受けられます。おめでとうございます。
詳細はこちら
それと、私のQBS修了に伴いブログ名称が、
「九大ビジネススクール生の大学発VB日記」
↓ ↓
「QBS修了生の大学発VB日記」
に変更しました。
よかよかブログサイトのトップページのバナーはブログのシステム変更の際にまとめて変更してもらう予定ですが、私のブログのトップページは変更済みです。
内容は基本的に変わりませんが、MBAホルダーの視点(?)を加えてアップしていきたいと思っています。
ところで、最近よかよかブログを友人・知人が書き始めることが多くなりました。
ただ、アクセス数が少ない人が多いですね。ということで一件ご紹介。
「好奇心だけは旺盛ですが・・・」
のぶさんという福岡の弁護士が書いています。大学時代の体育会の後輩です。
内容は、ベンチャー弁護士のたばやんブログに比べまだまだですが、みなさん読んでやってください。
2008年03月27日
QREPメンバーとの再会
最近、書きたいこと?書くべきこと?が多すぎてアップデートが間に合っておりません。
今週月曜日に、今年度最後のアジアラウンドテーブルとあわせてQREPの発表会を開催しました。
ゲストとして、韓国最大のSNS「Cyworld」の創業者の李さんをはじめ、慶応大学発VBの関山さん、東大発学生VBの田中さん、九工大発VBのリムさん。
その後にQREPのメンバーが各チームに分かれてプレゼンテーション。
チームによっては時間をかなりオーバーしてしまったりと色々ありましたが無事終了。
その後の懇親会では、久しぶりにQREPのメンバーと再会しました。
今回は、一緒に行った早稲田大学の学生5名も早稲田のいきなはからいで、今回福岡で行われた発表会に参加してくれました。
みんないい顔をしてますね。19歳~48歳まで年齢、学部、専攻もいろんなメンバーが集まったQREP。
4月以降メンバーの活躍に期待しています!
2008年03月26日
あかりの誕生日&九大の卒業式
昨日3月25日は、愛娘のあかりの誕生日。2000年3月25日午後5時14分に生まれました。
2000年に生まれたので、年を数えるのは非常に楽です。今年は2008年なので、8歳の誕生日。
今は簡単なのですが、大人になってからは何回目の誕生日になるかよく分からなくなりますんで(笑)。
ということで、25日は3月前半のQREPの振替で休みを取りました。2月から土日も仕事やイベントでほとんど潰れており、先週から怒涛の送別会、イベントが重なったのでほぼ午前中は昼前までは寝てました。
そして、夕方にはケーキを買いに綱場町のチョコレートショップへ・・・。
あかりは生クリームよりチョコレートケーキが好きで、クリスマスケーキで買ったチョコレートショップのチョコレートケーキが美味しかったということでわざわざ行ってみたのですが、残念ながら生クリームケーキはあったのですが、チョコレートケーキは売り切れ。
店員さんに聞いたら20~30分待ってくれるなら作ってもいいと。
その言い方が「作ってやってもいい」みたいな態度だったので、ちょっとムッときました。
チョコレートショップは店員さんの応対もよく、今まで非常にいい印象だったのに。
だから、わざわざ綱場町まで出向いたんですけどね。しかも、クリスマスケーキを買った際にはTVの取材を受けてチョコレートショップの宣伝もしたんですけどね(笑)。
私は結構こういうところに厳しいので、あえて書かせていただきました。
「驕る平家も久しからず」
店屋町の小さなお店の時の気持ちを思い出していただければと思います。
ということで、別のお店を探して近場の「Bon Bon」、リバレインの中のお店に行ってみてもチョコのショートケーキはあるが誕生日用の丸いタイプのチョコレートケーキがない(笑)。
下川端商店街にも行ってみたけど、そもそも洋菓子屋さんがない(笑)。
ついには、橋を渡って中洲まで足を伸ばしました。。。
おおっお店を見つけた!と思ったら「ボン・サンク」。悪くはないんですが、ここまできて「ボン・サンク」で買っても仕方がない。
どうしようかな?と諦めかけていたところで見つけたのが「ufu」
ようやく丸いチョコレートケーキにめぐり会いました。
水疱瘡のあとがまだ残っていますが、あかりも満足した模様。8歳になりました。
ということで、昨日25日は九大の卒業式でもあります。
QREPに参加した学生や付き合いのある学生も学部、大学院を卒業し新しい生活を始めます。
QBSは社会人が大半ということで一足先(22日)に修了式がありましたが、卒業の日付は25日です。
みんなの今後の活躍に期待大ですね。
2008年03月25日
QBSフォーラム(有志開催編)
3月22日の修了式に続き、翌日には4期生の有志で集まり「QBSフォーラム」を開催しました。
元々のキッカケは同級生の鶴岡さんの発案で、
○QBS生の相互交流の場づくり
ということで、卒業論文にあたるプロジェクト演習の成果発表を中心としたフォーラムを開催したものです。
単なる飲み会で集まるだけでなく、みんながどういった問題意識を持ってテーマを選んだのか?どういった手法により分析を行ったのか?等々の情報の共有・知識共有を行うといったことが主旨です。
多くの修了生、在校生および教員や外部の方にご参加いただき、約10数名の修了生が自身のプロジェクト演習のテーマに沿ってプレゼン+ディスカッションを行いました。
修了式の翌日ということで、みんな体力的にはきつかったのですが、有意義なディスカッションが数多く行われました。
このような企画は以前からあったとのことですが、4期生が初めて実現しました。
これも、忙しい中、情熱を持って取り組んだ個人(鶴岡さん)がいたおかげです。感謝・感謝です。
また、このような企画が来年以降継続することを期待しています。
セッション終了後には、交流会を開催。
修了生は、QBSを離れ、それぞれの職場に戻ります。また、福岡を離れる同級生も多数います。
マレーシアからの留学生のシャズもご主人が働いている仙台に引越しをします(24日に引越し)。
最後にシャズとご主人を囲んで記念写真を撮りました。
これでQBSに関する今年度のイベントは全て終了。4月から新しいチャレンジを開始します。
2008年03月24日
QBS卒業記念パーティ
3月22日、病院地区でQBSの修了式が終わった後、場所を博多駅近くのハイアットリージェンシーに移し、卒業記念パーティが開催されました。
7時スタートだったんですが、予定より修了式が早くおわり、現地に5時半くらいに到着。
仕方がないな(笑)と、某経済産業局勤務の同窓生行きつけのお店で、「0.5次会」をやりました。
ようは、ノドが乾いたのでビールを飲みたかっただけですが(爆)。
各テーブルにはくじをひいてバラバラに着席。先生を囲んでの記念写真をパチリ。みんないい顔してますね。
ということで、7時から卒業記念パーティは始まりました。
司会は5期生の富松さんと加藤さんです。今回は本当に5期生の方々にお世話になりました。
パーティの企画でお金とれるんじゃないか?と思うくらい素晴しい企画・運営・司会でした。
感謝・感謝です。
乾杯の挨拶は、専攻長の星野先生。QBSの今後の発展のカギを握るキーマンです。
ゼミ同士、気のあった仲間同士、いろんな形でお互いの卒業を祝い、パーティは盛り上がりました。
また、修了生による漫才(?)や台湾からの留学生のフちゃんのすばらしいアカペラ(なだそうそう)で更に盛り上がっていきました。
そして成績優秀者や南信子賞(優秀な論文に送られる賞)受賞者のスピーチ、退官される先生からの修了生に送る言葉などなど多彩なプログラムで大いに盛り上がりました。
最後に、
修了生を代表して挨拶をしました。ただ、パーティの最後の最後だったので、ここで0.5次会から盛り上がっていたことを初めて後悔しました(笑)。
お酒は進み、酔っ払ってしまったので、これはマズイと思い、言わなければいけないポイントだけは事前にメモし、壇上に上がりました。
4つのポイントを順に話し、最後にお世話になった方々への感謝の言葉を述べようと思った瞬間に、この2年間のことが走馬灯のように思い出され、不覚にも涙を流してしまいました。
まあ、スピーチの前にQBS生活をまとめた感動的な映像を見せられたというのもあるのですが(笑)。
ただ、社会人になると、趣味などを除いて、なかなか感動できる場にめぐりあうことがないのですが、そういった場に出会えただけでも幸せだと思います。
3月にシリコンバレーで開催したQREPでも、現地での最終日のレセプションで感極まってスピーチで涙を流した学生がいましたが、実はその姿をみて、私ももらい泣きしていました(笑)。
2週間後に私がQREPの学生と同じ立場になるとは想像もしませんでしたけどね(笑)。
最後には、在校生から記念品が授与されました。
とにもかくにも無事パーティは終了。
QBSの先生方、本当にお世話になりました。
一緒に修了した同窓生のみなさん、これからもよろしくお願いいたします。
在校生のみなさん、プロジェクト演習頑張ってください。
4月に新しく入学される6期生のみなさん。是非QBSでの2年間を有意義に過ごしてください。
みなさん、本当にお世話になりました!
2008年03月24日
QBS修了式(新たな旅立ち編)
3月22日にQBS(九大ビジネススクール)第4期生の修了式が開催されました。
4期生を中心とした47名が無事専門職大学院課程を修了、晴れて経営修士(専門職)の学位が授与されました。
場所は、九大医学部キャンパスの100周年記念講堂。
本当はあかりも連れて行って、お世話になった恩師の先生や同級生に会わせたかったのですが、タイミング悪く水疱瘡にかかってしまい、当日はお留守番。
ただ、妻には参加してほしかったので、あかりの面倒をみてもらうために実家から母親に来てもらいました。
2時前にようやく母親が到着し、その後、妻と一緒に会場に向かいました。すると、突然恩師の小西先生から携帯に電話が・・・。
「坂本君、会場は国際ホール(箱崎キャンパス)じゃないの?」
「えっ(絶句)」(笑)
毎年QBSの入学式や修了式は、箱崎キャンパスの国際ホールで行われるのですが、今回は他のイベントとバッティングしたということで、医学部キャンパスの100周年記念講堂に変更になっていました。
ということで、急遽箱崎までいって、小西先生をピックアップし、それから会場に向かいました。
QBSでは修了式にガウンを着用します。慣れないもので、最初はちょっと恥ずかしいのですが、式が進むにつれてこの2年間が走馬灯のように思い出されました。
○経営や財務にのことについて、一度体系的に学んでみたい
○経営人材とのネットワーク作りを行いたい
○自分の仕事に関して、アカデミックな論文として一度まとめてみたい
という思いを持って入ったQBS(九大ビジネススクール)。
いろいろ改善の余地があるのは事実ですが、私にとってかけがえのないものを多数与えてくれた「場」でした。
○尊敬できる先生方
○すばらしい仲間
○九州地域におけるビジネスパーソンのネットワーク
また、私の仕事(産学連携)において、QBSの経営人材とのコラボレーションをテストケースとして行えたことも大きな収穫の一つでした。
○大学の事業化技術とQBSの人材のコラボによる大学発ベンチャーの創出
○大学発ベンチャー支援者ネットワークとQBS人材の交流
これらは、修了して終わりではなく、むしろ修了後から本格的にスタートすることです。
具体的にQBSの同級生同士で検討を開始しようとしています。
そして、この2年間の一番の収穫は、すばらしい仲間、同志との出会いです。
ゼミの仲間や小西先生の講義のメンバー
尊敬できる経営者や留学生等々。他にもたくさんの優秀でかつ素晴しい仲間との出会えたことが、私にとってQBSで得た大きなアセットです。
今はまだ胸がいっぱいですが、4月以降頭の中を整理して、この先10年の自身の戦略を考えていきたいと思っています。
そして、修了式後には在校生プレゼンツで修了記念パーティが開催されたのでした・・・。
2008年03月22日
丸の内1-1-1
昨日は、本日のQBS修了式を控え、ドタバタしているまま東京日帰り出張。
途中、人と会うためにパレスホテルに立ち寄りました。
パレスホテルの住所は、千代田区丸の内1-1-1
日本橋と並んで、日本の中心である丸の内はここから始まるのです。
このホテルに来たのは、新入社員研修できて以来なので、ほぼ20年ぶりでした。
大手門の交差点のすぐ近くにあり、皇居が見渡せるいい場所です。
ラウンジには、テリー谷、いやボスの谷川さんの開発銀行時代の同僚である竹中平蔵元国務大臣がいました。
なにやら打合せをしていた模様です。
そして今日は、とうとうQBSの修了式。2年間の社会人学生生活も今日で終わりです。
3時から九大馬出キャンパスの100周年記念講堂で修了式が開催されます。
その後は博多に場所を移し送別会。
ハードな一日になりそうです(笑)。
2008年03月21日
大学への寄付(伊都キャンパス編)
財団法人稲盛財団から「稲盛財団記念館」が、京セラ株式会社から「稲盛フロンティア研究センター奨学寄附金」が、九州大学に寄附されることになり、平成20年3月18日(火)に贈呈式が行われました。
ということで、伊都キャンパスに「稲盛財団記念館」が建設されることになりました。
詳細はこちら
海外の大学では、成功した起業家が大学に多額の寄付をして、研究施設を作ることがよくありますよね。
先日QREPで訪問したスタンフォード大学でも、ビルゲイツやネットスケープの創業者のジム・クラークの名前がついた施設がありました。
昨年行った京都大学の桂キャンパスには、ロームや船井といった企業の名前がついた建物が学内に建設されていました。
今回九大の伊都キャンパスでもようやくそのような類いの建物が外部の方の寄付によって建設されることになったようです。
次は、九大出身の起業家の寄付による記念館ができるといいなと思っています。
私自身QREPでお世話になったSYNNEXのロバート・ファンさんはその候補者ではないかと密かに思っているんですけどね(笑)。
ただ、ファンさんは、九大より「九大アイスホッケー部」のほうにご愛着があるようで(爆)。
(ファンさんはアイスホッケー部のファウンダーです)
ということで、伊都キャンパスに「稲盛財団記念館」が建設されることになりました。
詳細はこちら
海外の大学では、成功した起業家が大学に多額の寄付をして、研究施設を作ることがよくありますよね。
先日QREPで訪問したスタンフォード大学でも、ビルゲイツやネットスケープの創業者のジム・クラークの名前がついた施設がありました。
昨年行った京都大学の桂キャンパスには、ロームや船井といった企業の名前がついた建物が学内に建設されていました。
今回九大の伊都キャンパスでもようやくそのような類いの建物が外部の方の寄付によって建設されることになったようです。
次は、九大出身の起業家の寄付による記念館ができるといいなと思っています。
私自身QREPでお世話になったSYNNEXのロバート・ファンさんはその候補者ではないかと密かに思っているんですけどね(笑)。
ただ、ファンさんは、九大より「九大アイスホッケー部」のほうにご愛着があるようで(爆)。
(ファンさんはアイスホッケー部のファウンダーです)
2008年03月20日
永田先生壮行会(QBS編)
この季節は、年度末で忙しいのですが、いろんな方との送別の季節でもあります。
一昨日のQBS小西先生の送別会に引き続き、ゼミの指導教官である永田准教授の壮行会が行われました。
永田先生は、九大を一旦離れ、兼業先である科学技術政策研究所、いわゆるNISTEPが国の第3期科学技術基本計画のレビューを2年かけて行うのですが、その総括研究員としてその指揮をとられます。
第3期科学技術基本計画とは、我々が所属する知的財産本部の整備事業費も入っていますが、総額25兆円の日本の科学技術政策に関する巨大プロジェクトです。
QBSにとってはちと寂しいのですが、個人的には是非今回のレビューで実績の残していただいて、永田先生には日本を代表する経営学者になっていただきたいと思っています。
なぜなら今回の先生が務めるポストは、野中郁次郎先生や榊原先生といった日本を代表する経営学者が務めた重要なポストだからです。
しかし、お世話になった小西、永田両先生が同時に九大を離れるのはQBSにとっては多大な損失ですね。
私は、ゼミではアカデミックな永田先生に指導を受け、ゼミ以外ではビジネス(金融)的な小西先生の薫陶を受けました。この二人との出会いが、QBSに入って得た大きな資産だと思っています。
私自身も明後日(22日)に修了します。これからが本当の勝負です。
2008年03月19日
韓国の焼肉&異文化(おいしい編)
先週末のQBSの韓国卒業旅行
韓国といえば、やはり焼肉ですね。
地元でも有名な焼肉店に連れていってもらいました。
見て下さい。おいしそうでしょ?(笑)
福岡でもおいしい焼肉のお店はたくさんありますが、本場韓国で食べる焼肉はまた、格別でした。
レタスや大葉で肉を包んで食べてもあっさりして美味しかったですね。ただ、デカイ青とうがらしは危険ですが(笑)。
あかりも大満足だったみたいです。この表情ですから(笑)
今回の旅行は、あかりにとって初めての海外旅行だったのですが、感想を聞いてみると、
「楽しかったけど、怖かった」といっていました。
何が怖かったかというと、車の運転マナーです。
福岡も日本の中では運転マナーは悪いほうですが、概してアジアの運転マナーは日本に比べて悪いですよね。
交通インフラが整っていないということもあるのでしょうが、私も台湾で車に轢かれそうになったことがあります。
しかし、それが悪いということではなく、現実だということをあかりには判ってほしいと思っています。
日本での常識が海外にいくと通用しない
世界中、日本のように便利な国ばかりではない・・・
そういう意味で、今回の旅は、あかりにとって異文化に触れるいい機会でした。
QBSのネットワークに感謝です。
韓国といえば、やはり焼肉ですね。
地元でも有名な焼肉店に連れていってもらいました。
見て下さい。おいしそうでしょ?(笑)
福岡でもおいしい焼肉のお店はたくさんありますが、本場韓国で食べる焼肉はまた、格別でした。
レタスや大葉で肉を包んで食べてもあっさりして美味しかったですね。ただ、デカイ青とうがらしは危険ですが(笑)。
あかりも大満足だったみたいです。この表情ですから(笑)
今回の旅行は、あかりにとって初めての海外旅行だったのですが、感想を聞いてみると、
「楽しかったけど、怖かった」といっていました。
何が怖かったかというと、車の運転マナーです。
福岡も日本の中では運転マナーは悪いほうですが、概してアジアの運転マナーは日本に比べて悪いですよね。
交通インフラが整っていないということもあるのでしょうが、私も台湾で車に轢かれそうになったことがあります。
しかし、それが悪いということではなく、現実だということをあかりには判ってほしいと思っています。
日本での常識が海外にいくと通用しない
世界中、日本のように便利な国ばかりではない・・・
そういう意味で、今回の旅は、あかりにとって異文化に触れるいい機会でした。
QBSのネットワークに感謝です。
2008年03月18日
恩師の送別会(QBS編)
昨日は、QBS(九大ビジネススクール)でお世話になった小西教授の送別会(談論風発の会)を太郎源を貸し切って行いました。この3月をもって定年退官されます。
小西先生には、講義はともかくその他いろんな面でお世話になりました。また、様々な示唆を私達に与えていただきました。
今、話題になっている日銀総裁問題で唯一承認されている副総裁候補の白川さんをQBSの講義で呼んでいただいたのも小西先生のお陰でした。
4月以降は東京に戻られますが、今後ともお付き合いさせていただければと思っています。
ということで、今回は太郎源の別館ではなく、本店を貸切ました。鍋はマグロのホホ肉、いわゆるネギマ鍋です。
そして、みなさんから小西先生へのメッセージ&質問ということで、例のごとくハンドマイクを使って行いました。
みんないい顔していますね。
3月はQREPに始まり、月末までいろんなイベントが続きます。体調に気をつけなければいけませんね。
2008年03月17日
海鮮チゲ鍋(韓国編)
朝8時45分に福岡を出発。韓国釜山に昼前に到着し、まずは昼ごはん。
釜山の海鮮市場近くで海鮮チゲ鍋を頂きました。
見て下さい!スゴイでしょ!
カニや貝類、タコやエビがぎっしり入っています。味付けはチゲ風味。においも食感をそそります。
お店の人がサーブしてくれています。そして・・・
スープは魚介類のダシがいっぱいでていて濃厚な味です。また、そんなに辛くありません。
あかりも食べれました。
最後にご飯にスープをかけて、ぶっかけご飯。ごちそうさまでした!
こうやって、QBSの韓国卒業旅行は始まったのでした・・・。
釜山の海鮮市場近くで海鮮チゲ鍋を頂きました。
見て下さい!スゴイでしょ!
カニや貝類、タコやエビがぎっしり入っています。味付けはチゲ風味。においも食感をそそります。
お店の人がサーブしてくれています。そして・・・
スープは魚介類のダシがいっぱいでていて濃厚な味です。また、そんなに辛くありません。
あかりも食べれました。
最後にご飯にスープをかけて、ぶっかけご飯。ごちそうさまでした!
こうやって、QBSの韓国卒業旅行は始まったのでした・・・。
2008年03月16日
韓国初上陸(釜山編)
というタイトルですが、先ほど無事に帰国しました。
1泊2日の短い間でしたが、QBSのネットワークで非常に内容の濃い旅をすることができました。
感謝、感謝です!
ということで、おいおい韓国レポートをアップしていきます!といいながらQREPのシリコンバレーレポートもまだ十分にアップできてませんけどね(笑)。ご容赦ください。
写真のとおり、釜山は港町。いきなりの市場での海産物、とうがらしのパワーに圧倒されました。
福岡とは玄界灘、対馬海峡をはさんでいるだけなのですが、これだけ海産物の種類、調理の仕方が違うのかと驚いた次第です。
しかし、料理のほうは非常においしかったですよ。今回ツアーでは、上述のとおりQBSの同級生である姜さんの会社のスタッフの方々にフルアテンドしていただきました。
なので、通常のツアーでは楽しむことができないグルメなスポットで韓国料理を堪能することができました。
これについては、また別途アップしますね。
1泊2日の短い間でしたが、QBSのネットワークで非常に内容の濃い旅をすることができました。
感謝、感謝です!
ということで、おいおい韓国レポートをアップしていきます!といいながらQREPのシリコンバレーレポートもまだ十分にアップできてませんけどね(笑)。ご容赦ください。
写真のとおり、釜山は港町。いきなりの市場での海産物、とうがらしのパワーに圧倒されました。
福岡とは玄界灘、対馬海峡をはさんでいるだけなのですが、これだけ海産物の種類、調理の仕方が違うのかと驚いた次第です。
しかし、料理のほうは非常においしかったですよ。今回ツアーでは、上述のとおりQBSの同級生である姜さんの会社のスタッフの方々にフルアテンドしていただきました。
なので、通常のツアーでは楽しむことができないグルメなスポットで韓国料理を堪能することができました。
これについては、また別途アップしますね。
2008年03月15日
卒業旅行&家族旅行(韓国編)
先週アメリカから帰国したばかりですが、この週末(土日)はQBSの同級生と一緒に卒業旅行で韓国に行ってきます。(写真は、帰りの飛行機の中の私。さすがに疲れモードです)
ついでにといっては何ですが(笑)、この2年間授業などでなかなか家族サービスができなかったので、妻とあかりも一緒に参加します。家族孝行の旅でもあります。
現在荷造り中。
今回は、JR九州の同級生に旅行のアテンドをしてもらい、ビートルに乗って釜山に行ってきます。
実は私、韓国は初めてなんですよね。また、あかりにとって初めての海外旅行です。
私の場合は、大学の卒業旅行でハワイにいったのが初めての海外でした。
そもそも飛行機に初めて乗ったのが、小学3年生くらいでしたもんね(笑)。しかもプロペラ機のYS-11だったかな?
1泊2日と短いですが、妻、あかり、そして一緒に2年間を過ごしたQBSの同級生と韓国を楽しんできたいと思います。
2008年03月14日
早稲田とのコラボ&太郎源
昨日は、ブログでも告知のとおり、早稲田大学インキュベーション推進室の方々をお招きして、「大学発ベンチャー支援・インキュベーションを考える」と題し、セミナーを開催しました。
早稲田の大江先生に、早稲田大学の取り組み、九大との連携などについてプレゼンしてもらい、適宜質問に答えるというインタラクティブな形でセミナーを進めました。
質問も活発に行われ有意義なディスカッションが行われたと思います。
先週のQREPには早稲田大学の学生が5名参加したりと連携を行っていますが、更に具体的な連携を進めていきたいと考えています。
その後、早稲田の方々と一緒に太郎源へ・・・
今回は以前も一度食べたマグロのホホ肉鍋をオーダー。
やっぱり美味しいですね(笑)。
付け出しにはしろうおもでましたね。
早稲田の方々にも満足いただいたようで何よりでした・・・。
2008年03月13日
アジアラウンドテーブル&QREP発表会
年度末でみなさまドタバタされていること存じますが、3月24日に今年度最後のアジアラウンドテーブルと、先日実施したQREPの発表会を合同で開催いたします。
私に会いたい方、QREPに参加した学生を見てみたい方、学生ベンチャーに興味がある方などなど、奮ってご参加くださいね。
以下、案内文です。(毎度恒例の長文ですが、ご容赦くださいね(笑))
●○_______________________________________________________
2007年度 第5回 アジアラウンドテーブル開催案内
「大学発ベンチャーが地域を変える、世界を変える!」
-起業家精神溢れるアジアの若者達のチャレンジの可能性を探る-
http://imaq.kyushu-u.ac.jp/seminar/detail.php?SRN=168
同時開催:九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・
プログラム(略称:QREP)2007年度 参加学生成果発表会
-シリコンバレーから学ぶ九州活性化大作戦-
________________________________________________________○●
(ホームページ)http://imaq.kyushu-u.ac.jp/seminar/detail.php?SRN=168
他の先進国に比べ、日本人の起業家精神(アントレプレナーシップ)は低い
と言われています。特に大学生をはじめ、日本の若者のチャレンジ精神は世
界各国、特にアジアの国々に比べても極めて低いと言われています。また世
界の経済のエンジンといわれる米国シリコンバレーでは、学生の創業する大
学発ベンチャーはGoogleなど大きな存在であり、学生たち若者の起業家精神
が地域や社会の活力の源となっています。また世界を変える原動力でもあり
ます。
そこで今回のラウンドテーブルにおいては、大学発の学生ベンチャーに焦
点を当て、その社会的意義、成長・成功の条件を議論したいと思います。また
同時に、学生・若者にとって自ら起業することの意味、意義、背景などにつ
いても討論したいと思います。
今回は、韓国で2,000万人を超える会員を有し、韓国国民の約半分がメンバー
という巨大ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)企業、サイワールド
(Cyworld)創始者の李東炯(イ・ドンヒョン:Mr. Dong Hyung Lee)氏を韓
国からお呼びし、基調講演をしていただきます。李東炯氏は韓国屈指の研究型
大学たる韓国科学技術院(KAIST)卒業後まもなくサイワールド社を創業した、
韓国大学発ベンチャーの雄として知られています。李氏からは、サイワールド
社成長の軌跡とともに、韓国における若者の起業家精神などについて語ってい
ただきます。また今回は、日本の大学から、慶応大学発学生ベンチャー、スパ
イバー株式会社創業者の関山和秀代表取締役社長、東京大学発学生ベンチャー、
アシアル株式会社創業者の田中正裕代表取締役社長、九州工業大学発学生ベン
チャー、株式会社マルテック創業者の林 維毅(Lim Wee Yee)代表取締役CEO
の3人の方にご参加いただき、李氏を交えて「大学発学生ベンチャーの役割と成
長の条件」と題してパネルディスカッションを開催いたします。林氏はマレーシ
ア出身の留学生で他のアジアからの留学生とともに創業した異色の大学発ベンチ
ャーです。
さらにまた今回は、シリコンバレーにおいて本年3月、1週間の起業家精神育成
プログラムに参加した九州大学の学生による成果報告会も併催致します。学生達
が感じたシリコンバレーの起業家精神と、九州を活性化させる方策の提案をお聞
き頂こうと思います。本イベントは、アジア、日本で活躍する大学発学生ベンチ
ャーの創業者が一同に介して、福岡で大学生、若者の起業家精神とそのビジネス
を語る大変貴重な機会となります。またチャレンジ精神に目覚めた学生たちの意
欲に溢れたメッセージを聞く良いチャンスです。皆様奮ってご参加いただきます
ようお願いいたします。
尚今回は従来と異なり平日の午後に開催されます。今回は多数の方の申し込みが
予想されますので、同一企業からの参加を制限させていただくことや学生を優先
する可能性がありますことをご了承下さい。
http://imaq.kyushu-u.ac.jp/seminar/detail.php?SRN=168
1.日 時
平成20年3月24日(月) 15:00~20:00 (14:30 開場)
・ラウンドテーブル&成果報告会(無料) 15:00~18:45(円形ホール)
・交流会 (参加費1,500円) 19:00~20:00(シャポー)
2.場 所
アクロス福岡1F 円形ホール(福岡市中央区天神1-1-1)
喫茶室 シャポー(アクロスビル1階南側公園前)
3.内 容
全体テーマ
「大学発学生ベンチャーが地域を変える、世界を変える!」
-起業家精神溢れるアジアの若者達のチャレンジの可能性を探る-
①基調講演、QREP成果報告会、パネルディスカッション(15:00~18:45)
・基調講演
(演題)「韓国の若者が目指す世界的ネットコミュニティの実現」(仮題)
(講師)李 東炯 氏(Mr. Dong Hyung Lee)
韓国SK コミュニケーション社 上級副社長(Cyworld社創業者)
・QREP成果発表
(テーマ)「シリコンバレーから学ぶ九州活性化大作戦」
-自己紹介とQREP参加感想およびニュープロジェクトの提案-
(発表者)九州大学2007年度QREP参加学生
・パネル討論
(テーマ)「大学発学生ベンチャーの役割と成長の条件」(仮題)
-大学発学生ベンチャーの特質、若さ、起業家精神は世界を変えるか-
(パネリスト)
関山 和秀 氏 スパイバー株式会社代表取締役社長(慶応大学発ベンチャー)
田中 正裕 氏 アシアル株式会社代表取締役社長(東京大学発ベンチャー)
林 維毅 氏 株式会社マルテック代表取締役CEO(九州工業大学発ベンチャー)
(モデレーター)
谷川 徹 九州大学総長特別補佐/教授/知的財産本部副本部長
②交流会(19:00~20:00) 交流会参加費:1,500円
4.スケジュール (今回は夕刻ではなく、午後15:00より行われますのでご注意下さい)
14:30 受付開始
15:00 開会・開会挨拶 (谷川徹 九州大学総長特別補佐/教授/知的財産本部副本部長)
15:05 基調講演
15:45 QREP参加学生成果発表会
17:05 パネルディスカッション
18:45 閉会挨拶
19:00 交流会開会
20:00 交流会閉会
5.定 員 80名
6.申し込み方法
参加ご希望のかたは、次の必要事項をご記入のうえ、3月19日(水)までにEメールまたは申し込みフォームにてお申し込み下さい。
①氏名 ②会社名・部署名 ③役職名 ④住所(郵便番号) ⑤電話番号
⑥メールアドレス ⑦交流会参加の有無;参加、不参加(いずれかを記入)
■E-mailでの申し込み (宛先) startup@imaq.kyushu-u.ac.jp
■申し込みフォームより (URL) https://imaq.kyushu-u.ac.jp/eventform/art05.php
7.お問い合わせ先
起業支援グループ 近藤 (TEL:092-642-4356 FAX:092-642-7133)
国際産学官連携センター 佐々木 (TEL:092-642-7031 FAX:092-642-7128)
http://imaq.kyushu-u.ac.jp/seminar/detail.php?SRN=168
(講師紹介)
李 東炯 氏(イ・ドンヒョン:Mr. Dong Hyung Lee)
韓国SK コミュニケーション社上級副社長(Cyworld:サイワールド社* 創業者)
韓国慶福大学遺伝子工学科卒業、韓国科学技術院(KAIST) Techno経営大学院
修士課程1998年修了後、1999年サイワールド創業および代表取締役就任。急成
長を遂げた後2003年に韓国有力財閥SKグループの一つ、SKコミュニケーション
に買収された。その後2005年のサイワールド・ジャパン代表取締役を経て現在
SKコミュニケーション社上級副社長。李氏が友人とともに創業したサイワール
ドは、韓国総人口4,300万人の半分に近い約2,000万人が利用するソーシャル・
ネッ トワーキングサイト(SNS)である。同社は広告収入以外の収益として関
連サービスの月間売上高約10億円を計上、また30%を越える収益率を誇ってい
る。1999年、韓国でサイワールドという企業を創業してから、2003年までに毎
年のようにサイワールドのネットサービスをアップグレードするプロジェクト
に取り組み、3度目のプロジェクトで生まれたホームページサービス、「ミニホ
ムピィ」は、現在2,000万人が利用し大成功のプロジェクトとなった。サイワー
ルドは今や韓国のみならず、中国、日本、米国、台湾、ベトナムにまで事業を
拡大、月間ページビュー160億回という、世界的レベルでの巨大サイトの一つに
成長している。大学卒業後まもなく若くしてネットビジネスを立ち上げ、短期間
に国を代表するビジネスのひとつにまで上り詰めた、サイワールドのビジネスモ
デルと、彼の起業家精神の背景、大学の効用などを語っていただくことにする。
* http://jp.cyworld.com/
(パネラー紹介)
関山 和秀(せきやまかずひで)氏
スパイバー株式会社* 代表取締役社長 (慶応大学発ベンチャー)
スパイバー社は慶応義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)で博士課程
1年であった関山和秀氏が、たんぱく質の合成で「クモの糸」を大量生産する技術
を開発、2007年9月に創業した大学発バイオベンチャー企業である。クモの糸は
「次世代のバイオ繊維」として注目される素材であるが、同社(同ビジネス)はSFC
Entrepreneur Award 2004において特別賞を受賞、またSFC Entrepreneur Award 2007においてあずさ監査法人賞、SFC大賞を受賞、
さらにはGlobalTiC Talentrepreneur Award & Forum 2007においてThe Best Entrepreneur Ship Awardを受賞し台湾教育省副大臣
から表彰されるなど多くの賞を受賞している。
関山氏は2001年7月より慶應義塾大学環境情報学部所属し、バイオの研究活動に
従事して7年。2005年同学部を卒業後同大学政策・メディア研究科修士課程に入り
現在後期博士課程に在学中。専門はバイオインフォマティクス、遺伝子工学、微生
物工学。
* http://spiber.jp/jp/company.html
田中正裕(たなかまさひろ)氏
アシアル株式会社* 代表取締役社長 (東京大学発ベンチャー)
アシアル(Asial)社は創業者の田中社長が東京大学在学中に立ち上げた大学発
ベンチャー企業。事業内容は、開発ソフトウェアの販売や開発者向けの情報サイトの
運営、技術コンサルティング、教育サービスの提供など多岐にわたる。単なるSIer
としての活動ではない技術を開発、提供する仕事に取り組んでいる。
田中氏は香川県出身。小学生の頃数年間アメリカで過ごしたことがきかっけとなり、
コンピュータの楽しさにふれインターネットを知る。2000年に東京大学に入学後も
ベンチャーや技術経営に関心を抱き、2002年7月に大学3年、21歳にしてアシアル株
式会社を設立、代表取締役に就任した。その後東京大学大学院を中退し現職に専念。
「超極める!PHP」や「日経ソフトウェア特集」、「symfony×PHP」など多くの技術書の執筆と講演を行っている。直近の夢は、仲間と豊かな会社を作
ること。将来の夢は、ITの中心地シリコンバレーでビジネスを展開することとのこ
と。
* http://www.asial.co.jp/index.php
林 維毅(リム・ウィイ:Mr. Lim Wee Yee)
株式会社マルテック* 代表取締役CEO (九州工業大学発ベンチャー)
マルテック社は、九州工業大学大学院情報工学研究科のマレーシア留学生であった
林 維毅氏が同大学のアジアからの留学生たち(インドネシア、ベトナム、ミャンマ
ー)とともに、1999年設立した大学発ベンチャー企業である。(a)次世代インター
ネットのソフトウエアとハードウエアの研究・開発・販売(メッセー ジングシステ
ム、IP電話、コンピュータセキュリティなど)、(b)ソフトウェア全般受託開発や
インターネット関連サービス、(c)コンピュータやインターネットに関するコンサ
ルティング、(d)海外ビジネス支援など、IT関係を中心とした多岐にわたるサービ
スを行うが、福岡県飯塚市という地方に立地しながら、世界市場展開を目指す元留学
生の経営する起業家精神に溢れた企業である。林氏は1990年代半ばに奈良県の高専を
卒業後九州工業大学に入学、同社の創業メンバーの一人で2001年より代表取締役。
2007年には地域のクラスター形成に寄与したとして、文部科学省科学技術政策研究所
の設けた「ナイス・ステップな研究者」に選ばれている。
* http://www.maltech.jp/
(モデレーター紹介)
谷川 徹(たにがわとおる)
九州大学教授/知的財産本部* 副本部長兼国際産学官連携センター長/
ベンチャービジネスラボラトリー長
日本政策投資銀行(旧日本開発銀行)で27年間勤務した後、かつて勤務したカリフォル
ニア(元ロスアンジェルス首席駐在員)でベンチャー育成とシリコンバレーのハイテク
クラスター形成法を学ぶべく、単身シリコンバレーに渡りスタンフォード大学客員研究
員として活動。現地の産学連携、ベンチャー育成の実態を研究したほか、当地の日本人
起業家支援団体SVJENの創設にもかかわる。2002年、九州大学の産学連携システム構築の
ため帰国、教授就任。2003年春より居も福岡に移して地域の国際化、ビジネス創造に熱
意を注ぐ。現在九州大学の産学官連携推進一元組織たる知的財産本部の副本部長として、
同大学産学官連携促進活動の指揮をとるほか、同本部国際産学官連携センター長として、
また同大学ベンチャービジネスラボラトリー長として、国際連携活動や大学発ベンチャー
育成、起業家教育にも取り組んでいる。
* http://imaq.kyushu-u.ac.jp/
以上
九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・プログラム* 紹介
九州大学を卒業し米国で大成功をおさめた元台湾人留学生、Mr. Robert Huang(ロバート
・ファン氏)の寄付金の一部を活用し、昨年度より九州大学知的財産本部主催、九州大学
カリフォルニアオフィス共催の形で開始した、九州大学の学生に対する起業家精神の涵養
を主目的とした起業家教育プログラム。
“起業家精神の涵養、移民文化、国際的多様性の理解”等を目的として、ハイテクベンチ
ャーのメッカである、アメリカ-カリフォルニア州の“シリコンバレー”において現地の
一流起業家等からの講演や同世代の大学生等との交流を通じて、自らのキャリア形成を考
え、また新たなことにチャレンジする意欲・意識を高めたいと思う受講生を対象に実施さ
れる。今年度は2名の学生(九大生22人、提携校早稲田大5名)、2名の社会人、計29人を対
象に3月上旬に実施した。
* http://imaq.kyushu-u.ac.jp/topics/docs/pdf_071206_141056_1.pdf
2008年03月12日
あかりさかブログ イン アップルの法則
先日発売された「アップルの法則 驚きのアイデアと戦略の秘密」(青春出版社)
著者は、私の友人であるNobiさんこと、林信行さんです。
林さんのブログはこちら
アップルやスティーブジョブス関連の著書を多数出版されており、またITジャーナリストとしても有名な方です。
その本の156ページの挿絵をみてみると・・・
私のブログのトップページの画像が!(笑)
これは、MACのエクスポゼ機能の説明するための画像で、林さんご自身のPCの画像みたいですが、そのウインドウのサンプルとして私のブログのトップページを表示したみたいです。
出版前に連絡があり、事後で掲載OKですか?と確認があったのですが、当然「OK」(笑)。
私のブログもついに本にも進出することになりました(笑)。
この本は3月はじめに出版されたばかり。新書なので気軽に手にすることができます。
また、内容は非常に濃いのですが、読みやすいので、アップルの製品や戦略に興味がある人は是非購入してみてはいかがですか?
買ったら、まずは156ページをチェックしてくださいね。
著者は、私の友人であるNobiさんこと、林信行さんです。
林さんのブログはこちら
アップルやスティーブジョブス関連の著書を多数出版されており、またITジャーナリストとしても有名な方です。
その本の156ページの挿絵をみてみると・・・
私のブログのトップページの画像が!(笑)
これは、MACのエクスポゼ機能の説明するための画像で、林さんご自身のPCの画像みたいですが、そのウインドウのサンプルとして私のブログのトップページを表示したみたいです。
出版前に連絡があり、事後で掲載OKですか?と確認があったのですが、当然「OK」(笑)。
私のブログもついに本にも進出することになりました(笑)。
この本は3月はじめに出版されたばかり。新書なので気軽に手にすることができます。
また、内容は非常に濃いのですが、読みやすいので、アップルの製品や戦略に興味がある人は是非購入してみてはいかがですか?
買ったら、まずは156ページをチェックしてくださいね。