大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2008年07月23日

九大オープンキャンパス(例年編)


毎年8月にはオープンキャンパスが開催されますが、今年も8月7,8日に開催されるようです。

詳細はこちら

それで、前々から思っていたのですが、この告知ページもそうなのですが、もう少しなんとかならないのでしょうか・・・。
どうみても、顧客の視点で作られたものではありません。典型的なお役所仕事で作られたものとしか思えません。

電車にのったり街を歩くと、この時期いろんな大学のオープンキャンパスの広告が目に入ります。少子化、大学全入時代を迎え、特に私立大学は生き残りを賭けて必死に努力してます。いくら旧帝大とはいえ、このままでいいと当局は思っているのでしょうか?

先日外村さんをお招き開催した学生向けセミナーでもそうでした。告知をしているといっても学生の目に入らない場所。
九大のトップページから何回もクリックしなければたどり着かない。
ポスターもpdfを開かないと見れない。。。。参加希望者でも、参加したくなくなるような告知方法でした。
まったく、顧客の視点(学生)で考えられていないのです(結局、学生有志が行動し、多数の学生に参加していただけました)。

先日の芸術情報プロジェクト演習で学生から提案があったシラバスの改善も同様です。顧客である「学生」と「教員」の視点で物事が考えられていないのです。全てがお役所仕事。しかも、新しい提案については「前例がないのでできません」・・・

バブル崩壊後、絶対安心、安定といわれた大手企業、金融機関が潰れていった現実がある一方、法人化して5年経っていても、旧態依然とした体制でも安穏としていれる。そういった意味で旧帝大というのはスゴイことなのかもしれません。  


Posted by 坂本 剛 at 08:11Comments(0)九州大学