大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2010年03月15日

第4回ゼロからはじまる産学連携セミナー


先週3月11日の午後から唐津に移動しました。からつ大学交流連携センター、唐津商工会議所、唐津東商工会、唐津上場商工会が主催する「第4回ゼロからはじまる産学連携セミナー」の講演およびパネラーを務めるためです。


場所は、からつ大学交流連携センターから数十メートルにある唐津まちなか集い館。


参加者は、主に商店街の皆さんやNPO、地域の企業の方々です。総勢20名弱の参加でした。

パネラーは、九大発ベンチャーPicoCELA株式会社 代表取締役の井上聡志氏、特定非営利活動法人 鳳雛塾事務局長の横尾敏史氏と私。

井上さんは、QBS(九大ビジネススクール)のOBで、九大の教員の開発した技術の事業化を目指しています。鳳雛塾とは、慶応大学と提携し、佐賀で展開している実践的起業家育成塾です。

セミナーの始めには、先日のITセミナーでインフォテリアの平野さんがやられた「参加者の自己紹介」をマネして行いました(笑)。


次に、パネラーの事業紹介。PicoCELA、鳳雛塾ともに、NHKで取り上げられた事例を中心に紹介されました。

今回のパネルのキーワードはビジネススクールで学ぶこと・学んだこと。井上さんには、起業にあたりビジネススクールで学んでためになったこと・ならなかったことについて、横尾さんには、社会起業(ソーシャルビジネス等)における起業家教育・ビジネススクール的教育の重要性についてコメントをいただきました。

ビジネススクールで学ぶと、経営数値・用語等の共通言語を学ぶことができる。
様々な業態・経験をもった学生が集まっているので、発想・アイデアが豊富だし、人的ネットワークが拡がる。
鳳雛塾から生まれたベンチャーの中には、現在10数億円の売り上げを上げるまでに成長した企業がある。。。

唐津の皆さんには、馴染みが薄い日本のビジネススクール、起業家教育について、少しは理解していただけたのではないかと思います。

しかし、当日は寒い日で、会場に暖房装置がなく、あったのは「ストーブ一つ」。今までの経験した中で、一番「寒い」セミナーとなった次第です(笑)。  

Posted by 坂本 剛 at 08:30Comments(0)産学連携