大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2010年04月18日

挨拶まわり(早稲田大学編)

先週末金曜日(16日)に、久しぶりに東京に出張しました。

目的は、提携先である早稲田大学関係へのあいさつまわりです。九大知財本部はもとより、産学連携機構九州でも、今後連携していきたいと思っています。


最初に訪問したのが本庄キャンパス。元インキュベーション推進室スタッフで、今年の3月に無事早稲田大学MBAを修了された池田さんが、転勤で本庄キャンパスで勤務されています。

本庄キャンパスは、大学院大学で、環境・エネルギー研究科などあります。また、学内には、中小機構のマッチングで建設されたインキュベーションオンキャンパス(IOC)本庄早稲田というインキュベーション施設があります。

池田さんは、早稲田大学と地域の行政機関で創設した本庄国際リサーチパーク研究推進機構という財団に出向した形になっているようです。

早稲田キャンパスとは異なり、地域との産学連携を模索しているとのことで、我々が唐津市で展開しているからつ大学連携交流センターの取り組みとなにかコラボができるかもしれないなと思った次第です。

例えば、

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これは、早稲田大学と地域の中小企業の産学連携により作られた電気自動車です。埼玉県は、狭山にホンダの工場があることもあり、自動車関係の部品加工メーカーが多く存在していて、それら中小企業と環境・エネルギー研究科の先生方が、国のグラント(NEDO)を獲得して試作を製作したそうです。

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原付の免許があれば乗ることができます。私も乗ってみましたが、結構簡単に操作できますし、からつの観光資源を、この電気自動車でまわる、というのも面白いかなと思った次第です。ただ、その場合、二人乗りじゃないとだめかな?。カップルだと困りますよね(笑)。

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こちらは、電動バス。熊谷市と本庄市で実証実験を行っているそうです。

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このバスに搭載される技術の「ウリ」は、非接触の給電機能。早稲田大学と昭和飛行機工業が開発した非接触給電装置は、伝送効率では世界一を誇るとのこと。

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次世代モビリティとしての電気自動車の普及に欠かせないのが給電装置。非接触給電装置の開発は必須だと思います。今後に期待大ですね。

と、昼ごはんはせっかくだということで、池田さんが地元のレストランに連れていってくれました。

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場所は「マジェンタ」。地域資産である「古代豚」を使った料理で人気のレストランです。

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古代豚を使ったポークシチューを食べてみましたが「バリうま」でした!(池田さんありがとう!)

その後、昼過ぎには本庄を後にし、早稲田キャンパスにあるTLO部門とインキュベーション推進室を訪問しました。

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大江先生とも久しぶりにお会いし、パチリ。しかし、当日東京は、バリ寒な一日で移動が大変でしたね(笑)。夜は、築地へ移動・・・東京の仲間が集まってくれました・・・場所は・・・??  


Posted by 坂本 剛 at 17:36Comments(0)産学連携機構九州