大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2010年05月15日

QBS的な経営法律事務所設立記念パーティ(北斗編)

昨日は、QBSの同級生(4期生)で弁護士の田畠さんと、おなじくQBSの後輩(7期生)の濱地さんの新事務所設立記念パーティが行われました。

場所は、ANAクラウンプラザホテル福岡

彼らが目指すのは『経営法律事務所』

通常、企業法務は弁護士が、経営戦略や資金調達等のアドバイスは経営コンサルが行うことが多いのですが、経営コンサルの指導の元、経営計画を作っても、法的な問題についてはチェックできないので、結局弁護士に相談が持ち込まれることが多いようです。

それらを、ワンストップで対応可能な経営法務事務所を彼らは目指しており、このような形態の法律事務所は、全国的にみても、数が少ないようです。

我々が一般的にイメージする弁護士像は、大学の法学部を卒業してそのまま司法試験を受験し、5~10年かけて司法試験に合格後弁護士になる。つまり、企業での実務経験はほとんどないという感じですが、この二人の若き弁護士は、企業での実務経験を有しています。

田畠さんは、元々理系の九州工業大学出身で、メーカー勤務後、「弁理士」ではなく「弁護士」になったという異色のキャリアの持ち主。

濱地さんは、早稲田大学法学部を卒業後、外資系金融機関、マンションディベロッパーの営業を経て、実家が経営する建築会社の取締役に就任。しかし、その会社が経営破綻してしまい、その後司法書士を経て弁護士になったという、これまた異色のキャリアの持ち主です。

こういう二人だからこそ、法曹界において新たなスキームである「経営法律事務所」という、ある意味ベンチャーを創業できたんでしょうね。

発起人も、


QBSの村藤専攻長
九州工業大学の松永学長
福岡城南ロータリークラブの田中会長
ビジョンバイオの塚脇社長
黒川木徳ファイナンシャルホールディングスの間瀬代表取締役
と錚々たるメンバーです。


パーティへの出席者は、200名を越えたそうです。二人の人徳の賜物だと実感した次第。おおまかですが、出席者のバックグラウンドは、弁護士系が1/3、QBS系が1/3、顧問・取引先が1/3といったところだと思います。会場ではQBSの仲間、ご無沙汰している人等々いろんな方とお会いしました。


九工大発ベンチャーハウインターナショナルの正田さん。


ミドルウザイーズのメンバーの、ビジョンバイオの塚脇さんに、新日本有限責任監査法人の宮本さん。


QBSの仲間でいつもお世話になっている中西さん(会計士)、QAN会長でタイ国政府観光庁の富松さんに牛塚さん(税理士)。

ちなみに、「経営法律事務所北斗」の名の由来ですが、、、

北の方角を示す北極星と、探す際の目印になる北斗七星が由来だそうです。経営に迷ったときの羅針盤になるという想いで考えたとのことですが、僕はてっきり「北斗の拳」のパクリかなと思っていました(笑)。
(田畠君ごめんね)

なんだかんだとパーティは2時間弱で終了。2次会は中洲の「シャンティー」。iPadを片手に、感じのいい中洲のオネエさま方に囲まれながら楽しい時間を過ごすことができました。

田畠さん、濱地さんと同様に私も4月から立場が変わり、お互い切磋琢磨しながら成長したいと思っています。

  
タグ :QBS北斗


Posted by 坂本 剛 at 16:00Comments(2)QBS