大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2010年11月09日

大学の貴重資料等を公開(ホームカミングデー2010編)

11月20日(土)に、九大のホームカミングデー2010が実施されます。

詳細はこちら

その中のイベントで、かなり貴重なイベントが行われるようです。

その1

中央図書館で所蔵する国指定重要文化財などの貴重書物をご紹介します。日頃見ることのできない貴重書物がご覧いただけます。

 『重要文化財:大和物語(やまとものがたり)』
 昭和53年,重要文化財に指定。鎌倉中期の書写で,『大和物語』の現存伝本のうち

 最も古いものの一つ。『大和物語』の本文は二条家本系統と六条家本系統に大別さ

 れるが,数少ない六条家本系統の一本。

『源氏物語歌絵(げんじものがたりうたえ)』
 近世中期の書写。『源氏物語』中の有名な場面を描き,それに簡単な説明とそこで詠

 まれた和歌を添えたものである。春・夏・秋・冬・賀・祝の六場面から成る。

その2

【総合研究博物館】

総合研究博物で所蔵する各分野の標本類の中から,昆虫・植物・鉱物・化石・考古遺物などの特に貴重で興味深い展示物をご覧いただけます。
通常公開していない第1分館では,日本人起源問題の解明に用いられた貴重な古人骨資料や,脊椎動物骨格標本,我が国の 3大鉱物コレクションの一つである高壮吉標本の鉱物,岩石などの標本がご覧いただけます。

 ※当日公開する資料の一例

 『高壮吉鉱物標本』

 高壮吉鉱物標本は明治45年から昭和4まで工学部採鉱学教室の教授であった高壮吉

 により,1890年代から1930年代にかけて蒐集されたもので,標本個数は約1200個です。

 産地は日本全土に及び,とくに九州の金属鉱山の産出鉱物に見事なものが多くあります。

 標本は大型で雄大豪華であり,東大の若林標本,和田標本とともに20世紀初期の三大

 標本の一つに挙げられています。

 『古人骨・脊椎動物骨格標本』

 貴重な古人骨資料60体,脊椎動物骨格標本200体を公開します。古人骨は日本人起源

 問題の解明に用いられた学術的に重要な資料です。動物骨格標本は,九州では有数の

 コレクションで希少動物も含みます。

以上九大HPより引用

いやはや、図書館や博物館に、貴重な標本や文化財がたくさんあることは知っていましたが、重要文化財が普通にあるんですね(笑)。また、博物館の資産としては、「石ヲタ」の方にはたまらない逸品が展示されているのではないかと思います。そういった貴重な資産を見ることできるいい機会です。

ホームカミングデー自体は、九大同窓生およびそのご家族が対象だと思いますが、これらのイベントについては「一般市民)のみなさまが対象のようです。

ご興味にある方は、箱崎キャンパスに足を運んでみてはいかですか?  


Posted by 坂本 剛 at 08:14Comments(1)九州大学