大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年01月31日

大阪大学特任専門職員の公募

前のブログで、電気通信大学の公募をアップをしたところ、ことの他反響がありましたので、同様の情報をアップしてみます。今度は、大阪大学の特任専門職員の公募情報です。

この公募のポイントは「給与」の部分ですね(笑)。この分野の中ではいい条件だと思います。
民間企業から大学・産学連携分野にキャリアチェンジする方にとってボトルネックの一つは「報酬」。

これでも少ないとおっしゃる方が多いかもしれませんが、産学連携分野に身をおく方にとっては「これはいい条件!」と間違いないく感じられると思います。

それに加え、ある意味、旧帝大というステータスも感じることができるかもしれませんね。

産学連携、知的財産管理にご興味のある方はトライしてみてはいかがでしょうか。

********************************************************************

【特任専門職員(常勤)の公募(大阪大学本部事務機構研究推進部産学連携課)】

1.職種:特任専門職員

2.募集人数:1名

3.勤務場所:大阪大学研究推進部産学連携課(吹田市山田丘2-1)

4.業務内容
① 知的財産(主として発明)に関する事務全般(外国への特許出願も含む)
② ①に係る学内外の渉外及び産学連携課所属職員等の指導・マネジメント
③ その他産学連携課の所掌に係る業務

5.応募条件
① 企業、特許事務所、大学等において、上記業務の経験がある方。特に①については実務経
験が豊富で習熟した方
② 一級知的財産管理技能士(特許専門業務)又は同等の知識・実務経験のある方が望ましい

③ 協調性があり、部下の指導・マネジメントについて、経験及び意欲のある方。コーチング
の経験がある方が望ましい。

④ パソコンの操作(メール、ワード、エクセル、特許管理システム等)に習熟した方

6.雇用期間:平成23年3月1日~平成26年2月28日(採用日は相談可)
(雇用期間満了後、更新する場合あり)

7.勤務形態:
週5日(月曜日~金曜日、祝日を除く)1日8時間勤務
勤務時間 8:30~17:15(休憩 12:15~13:00)

8.給与:年俸制 7,137,600 円~8,036,100 円(予定)
(国立大学法人大阪大学任期付寄附講座等教職員給与規程による)

9.手当:超過勤務手当、休日手当 (その他の手当等の支給はない)

9.社会保険等;国家公務員共済組合、雇用保険、労働者災害補償保険に加入

10.応募方法:
①履歴書(本学所定の様式(採用手続用履歴書)を使用すること)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/employ/limit_term
②実務業績リスト(様式任意:従事した業務の詳細、A4用紙で1,2枚程度)

なお、封筒には「特任専門員応募書類在中」と朱書きしてください。
書類選考後、連絡いたします。

【送付・問合せ先】
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1
大阪大学研究推進部 研究推進課 知的財産係(担当:山中)
Tel:06-6879-4873
E-mail:yamanaka-t【アットマーク】office.osaka-u.ac.jp

11.応募期限;
平成23年2月21日(月)【期限までに適任者があった場合は、その時点で締め切ること
があります。】

12.その他:
応募書類は原則として返却いたしません。
上記以外については、国立大学法人任期付教職員就業規則等によります。  


Posted by 坂本 剛 at 08:43Comments(0)産学連携

2011年01月30日

電気通信大学産学連携コーディネーター公募

最近、立て続けに「産学連携」関係の人材募集の公募情報が寄せられています。
どの大学も、雇用期限が重なっているのでしょうか。

その中でも、事業化支援やインキュベーション関係の人材募集についてアップします。

この情報の中で気をつけてみていただきたいのが「雇用期間」の部分です。多くの人材募集が「有期雇用」なのです。つまり、一般の会社のように期限を設けない雇用ではなく、1年の雇用期間を数回更新可能といった非常に不安定な状態での採用であるということなのです。これは、電気通信大学さんだけではなく、ほとんどの大学における産学連携関係スタッフの雇用に当てはまる問題ではないかと思っています。

個人的見解ですが、そういったポジションに、現在事業会社に勤務している優秀な人材が応募するのか?
将来的なキャリアアップはどうなっているのか?

このあたりを改善しないと、産学連携における人材育成プログラムなどをいくらやっても意味がないと思うのは、私だけでしょうか・・・

といいながら、そういったこを踏まえた上で、産学連携、インキュベーションマネージャーなど、こういった職種・キャリアにご興味のある方はトライしてみてはいかがでしょうか。事業化支援、インキュベーションなど非常に意味があり、面白い仕事だと思いますよ。

⇒上述の問題・課題は、私の個人的見解であり、電気通信大学さんだけではなく、全国の大学の問題・課題であること重ねて述べておきます。

***************************************************************************************
電気通信大学産学官連携センター
産学連携コーディネーター(兼インキュベーションマネージャー)公募

電気通信大学では、大学発ベンチャー企業の創出及び成長支援等を目的として「インキュ
ベーション施設」を設置し、平成23年4月開設のため準備をしている所です。
つきましては、インキュベーション施設の管理、運営、入居企業や教職員・学生に対する起
業支援及び産業界との連絡調整等の産学連携業務を担当する産学連携コーディネーター
(兼インキュベーションマネージャー)1名を募集いたします。

1.公募人員:
1名

2.担当業務:
(1) インキュベーション施設の管理、運営
(2) 大学発ベンチャー企業及び起業を目指す教職員、学生への助言、指導
(3) 産学連携教育の支援
(4) 産学連携にかかる業務全般

3.応募資格
(1) 4年生大学卒業以上(経営学修士(MBA)等の学位を取得していればなお可)
(2) 上記2.の業務遂行を行うに足る知識、経験を有し、また、産業ビジネス界での業務
経験を有すること。
(3) 学生と共に考え、連帯感を持ち支援する熱意ある人材。
(4) 目的を達成するために自ら積極的に企画して実行する能力と行動力があり、コミュ
ニケーション能力の高い人材、を求めます。

4.雇用期間:
平成23年4月1日から平成24年3月31日までとし、毎事業年度ごとに更新します。

5.待遇:
給与:給与及び手当等は経歴等により電気通信大学の規程に基づき決定します。

6.勤務場所:
産学官連携センター及びイノベーティブ研究棟(調布市調布ヶ丘1-5-1)

7.勤務時間等
週5日、1日7時間45分(応相談)。有給休暇、年末年始・夏季休暇有。

8.提出書類
(1) 履歴書(写真貼付,氏名,生年月日,現住所,学歴,職歴等,連絡先とE-mail)
(2) これまでの業務実績等(書式自由)
(3) 志望動機、インキュベーションマネージャーに対する抱負(書式自由)

9.応募期限:
平成23年2月14日(月)17:00必着

10.書類提出先:
〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
国立大学法人電気通信大学研究協力課
*封筒に「インキュベーションマネージャー応募書類」と朱書きしてください。

11.選考方法:
(1) 書類一次選考の後,面接による二次選考を実施します。面接実施日は書類選考の上、
追って連絡します。
(2) 採否結果は、平成23年2月末を目処に応募者へ通知します。

12.問合せ先:
国立大学法人電気通信大学研究協力課 中村 裕樹
TEL:042-443-5014
FAX:042-443-5108
E-mail:kenkyo-k「アットマーク」office.uec.ac.jp

13.備考
(1) 応募書類は原則として返却いたしません。返却を希望される場合は、返却を希望する
旨を明記の上、郵便切手を貼った返信用封筒又は着払い扱いの宅配便の宛名ラベルを
同封してください。
(2) 提出いただいた書類は、厳重に保管・管理し、審査終了後は責任を持って廃棄します。
また、提出書類による個人情報は、採用者の選考及び採用後の人事・給与・福利関係
に必要な手続きを行う目的で利用するものであり、この目的以外で利用又は提供する
ことはありません。

ホームページ: (産学官連携センター)  


Posted by 坂本 剛 at 21:05Comments(0)産学連携

2011年01月29日

第2回明善な会

今年に入り、先日の九大東京同窓会賀詞交歓会に続き、1月26日には高校繋がりの会である「明善な会」に参加しました。

明善とは、我が故郷である久留米市に所在する福岡県立明善高等学校のことです。

最近では、昼休みに15分ほど「午睡(ごすい)」の時間を設ける取り組みで有名ですね。

午後の授業の集中力が増して成績が上がり、大学の合格率もアップしていたり、生徒の体調も安定するという効果も出ているそうです・・・。私は、在学中自主的に「睡眠学習」していて、よく先生に怒られていました。。。今の学生はうらやましいですね(笑)

私自身、今まで公的な高校同窓会に参加したことがないのですが、現役世代で集まれればいいなーと以前から思っていました。そういった時に、元アバンティ代表取締役、現あすばる館長の村山さんと2年ちょっと前に「福岡で高校つながりで集まりたいよね」ということで開催し、それ以来2回目の開催でした。


当日は、最終的に27名参加されました。初めに、村山さんから挨拶していただき、


全教研の常務である中垣量文さんの乾杯の挨拶で宴はスタートしたのでした。

自己紹介タイムでは、多くの方が全教研にお世話になっていたことが判明(笑)。久留米の進学塾といえば全教研、かくいう私も中学時代はお世話になりました。ちなみに、前社長の中垣さんのお父様および、現社長であるお兄さんも明善出身とのことでした。

私は、久留米の中でも南のはずれの荒木中学校だったので、他中学の学生と交流する機会が非常に少なかったのですが、当時小頭町公園の近くにあった全教研に通うことで、いろんな中学に友達ができ、高校入学後、スムーズになじむことができましたね。

この会は、特に◎◎卒という縛りは設けていないので、下は20代、上は60代直前の先輩まで多種多様なOB・OGが参加しました。


後半には、FBSめんたいワイドのメインキャスターである古賀ゆきひと先輩が登場。さらに宴は盛り上がったのでした。そうこうしているうちにあっという間に2時間が過ぎてしまいました。

多くの方が、先輩がやっていらっしゃているという「リエゾン」というお店に流れましたが、当日私は諸事情により、禁酒厳守の日。泣く泣く素直に帰ったのでした(といっても、別件があり箱崎に逆戻り)。

前回から2年以上空いてしまいましたが、皆さんの要望および福岡での明善つながりネットワークを拡大するためにも、半年以内、いや3カ月くらいの頻度で開催していきたいなーと感じた次第です。

誰か幹事をー(笑)
  
タグ :明善高校


Posted by 坂本 剛 at 22:05Comments(0)ネットワーキング

2011年01月28日

東京同窓会2011賀詞交歓会

+++++
平成23年1月19日(水),東京地区の本学同窓生で組織する東京同窓会の賀詞交歓会が,東京都千代田区の学士会館で百周年に相応しく盛大に開催されました。
+++++
ということで、先週東京同窓会の賀詞交歓会が、学士会館で開催されました。その日は丁度東京に出張だったので、私もこの賀詞交歓会に参加させていただきました。

実は、九大関係の同窓会に参加したのは、今回が初めてだったのですが、、、

会場前方に陣取っていらっしゃる諸先輩方の中には、

元三菱重工会長

元アサヒビール代表取締役

日本通運㈱取締役会長 等々と錚々たる方々がいらっしゃいました。ある意味リアルな「日経ビジネス」状態でした(笑)。

詳細はこちら
アラフォーや若手の参加はどうかな?と思っていましたが、予想以上に30~50代の現役世代の参加も多く、総勢約300名の大同窓会・賀詞交歓会でした。

後半には、学生歌「松原に」の合唱など、体育会に所属していた私にとって懐かしい体験をすることができました。

今は無いようですが、私たちの時代は、卒業して就職や進学で博多を離れる際は、新幹線だと「博多駅」、飛行機だと「福岡空港」で、エールや「松原」(学生歌)で後輩に見送られながら巣立っていったものです。

先輩のそれを初めて体験した際は、「バリ恥ずかしい」と思ったのですが、自分の番になると、学生時代のいろんな思いが相まって非常に感動的なモノに感じることができた次第です。当然ながら今やれといわれるとできませんけどね(笑)。

賀詞交歓会終了後は、幼馴染&九大OGの誘いで、近場の居酒屋「九州」でOB・OGの皆さんと親交を深めることができました。

関東地域には、約15000名の九大OB・OGがいらっしゃるそうです。その内の「起業」「新たな取り組みにチャレンジしたい」ビジネスパーソンと、九大の技術シーズを繋げるシステムができればいいなと思った次第です。

次回も、タイミングが合えば参加したいと思います。  


Posted by 坂本 剛 at 12:35Comments(0)九州大学

2011年01月24日

九州大学―JAXA連携協力紹介シンポジウム

+++++
宇宙理学・宇宙工学・航空技術分野における最新の連携活動について、九州大学とJAXAの研究者による講演を行います。あらたな連携協力への発展も期待される九大ーJAXA連携の最前線。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
+++++
ということで、2月3日(木)の午後に伊都キャンパスにおいて、宇宙関係のイベントが開催されます。

詳細はこちら
JAXA(宇宙航空研究開発機構)と九大は、若田光一さん、先日の「はやぶさ」といい、ここ数年アクティブな繋がりが続いています。

対象者は、特に指定がないようなので、理科離れが進んでいるといわれている中、こういったイベントに小・中学生が参加すると、「理系」に対するイメージが違ってくるのではないかなと思います。

ご興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?  
タグ :JAXA九大


Posted by 坂本 剛 at 08:29Comments(0)九州大学

2011年01月20日

はやぶさカプセ ル内の微粒子の解析

+++++
平成23年1月17日(月)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、はやぶさカプセル内の微粒子の初期分析の開始についての発表がありました。九州大学においても、次のメンバーが初期分析計画に参画します。
+++++

ということで、以下の先生方が、はやぶさが持ち帰った<ハヤカワ>の微粒子の分析に参画されます。

奈良岡 浩(理学研究院 教授)
濵瀬 健司(薬学研究院 准教授)
岡﨑 隆司(理学研究院 助教)
北島 富美雄(理学研究院 助教)

JAXAの発表についてはこちら

はやぶさ>の帰還は、長引く不況に苦しむ日本、自然資源に乏しい日本にとって重要な切り札である「科学技術の発展」に心血を注いでいる方々に対し、<なぜ2番ではダメなんですか>と、したり顔でモノ申す大臣がいる国にとって、二名の日本人研究者のノーベル賞受賞とともに明るい話題を提供してくれました。

それに加え、小惑星イトカワ由来の微粒子も持ち帰ってくれました。

その分析に、九大の研究者が多数参画されることは、OBにとって非常にうれしいことです。

どんな結果が出てくるのか?今から楽しみですね。期待大です!  


Posted by 坂本 剛 at 20:49Comments(0)九州大学

2011年01月17日

文具王的なデザインコンペ(サンスター文具編)

+++++
企画とアイデアに挑戦しつづける企業、サンスター文具は、商品化を前提とした製品アイデアとそのデザインを募集します。
景気が低迷し、消極的な空気が蔓延するいまこそ、 そんな空気を吹き飛ばす強い説得力のある製品が必要だと考えます。 そこで、 今回は、一般部門の募集テーマを「すごい」とします。
また、ジュニア部門については、 より具体的な製品にフォーカスした3つの応募テーマをご用意、 商品化を実現していきたいと思っています。 「すごい」の捉え方は自由です。
手に取った人が思わず「すごい!」と言ってしまうようなアイデア、だれかに「すごいでしょ!」と自慢したくなるようなデザインなど、審査員を唸らせる「すごい」ご応募をお待ちしております。

+++++
<サンスター文具HPより>

ということで、

サンスター文具さんが「すごいアイデア」を求めて、デザインコンペを開催されます。

サンスター文具?そうです。


<文具王>こと高畑正幸さん( @bungu_o )が所属している会社です。

先日のブログでもアップしていましたが、サンスター文具さんは、様々なステーショナリーグッズを開発されています。我々の年齢では<象がふんでもこわれないアーム筆入れ>が非常に懐かしいアイテムですね。

<一般部門><ジュニア部門>がありますので、いろんな年代の方がチャレンジできます。ご興味のある方はチャレンジしてみてはいかがですか?

文具王に会えるかもですよ(笑)  


Posted by 坂本 剛 at 08:33Comments(0)今日の出来事

2011年01月15日

ソーシャルメディア巨大ハブの影響( @masason編)

本日なにげにtwitterのtweetを眺めていたら、

@masason さんのつぶやきが目に入りました。

@masason さんとは、皆さんご存じ、ソフトバンクの孫正義さんですね。

内容は、東京などの地下鉄(メトロ)で携帯が繋がらないので、メトロ側が許可してくれるなら是非工事をやりたいということ。

ちなみに、孫さんのフォロアー数は741079名です(2011.01.15時点)。

そのつぶやきに、福岡の地下鉄は繋がるので、その旨、あまり深く考えずにRT(リツィート)したところ、なっなんとご本人が私のつぶやきにRTされました。⇒こちら

それからがすごかったのです。瞬く間に私のアカウント(@akarisaka )のmention 数が増えていきました。その様子はこちら(Tweets mentioning @akarisaka

内容は、全国各地の地下鉄での携帯の通話状況に関するものがほとんどです。

孫さんのフォロアーは、前述のとおり約74万人。簡単にいうと、孫さんがtwitter上でつぶやくと、一瞬に74万人がそれを目にするのです。彼らのうち、このコメントに興味がある人が、全国でこのつぶやきにRTしているのです。

一方、福岡にいる私でも、タイミングやコメントの内容によっては、連結で2万人を超える企業グループにトップにコンタクトできるということです。

ソーシャルメディアの功罪はいろいろあると思いますが、私がここで書いていることは、私自身が実際に体験したこと、つまり事実です。

それらをどう活用していくのか?個人個人のソーシャルメディアリテラシーが重要になってくるのでしょうね。しかしすごかった・・・ちょっと鳥肌が立ちました(笑)。  


Posted by 坂本 剛 at 14:45Comments(0)ネットワーキング

2011年01月14日

ライブラリーを科学する

+++++
平成22年12月18日(土),本学中央図書館視聴覚ホールにおいて,「ライブラリーを科学する」と題するシンポジウムを開催しました。このシンポジウムは,平成23年4月本学大学院統合新領域学府に新しく発足する「ライブラリーサイエンス専攻」の設置を記念して,専攻設置準備委員会と附属図書館ならびに大学文書館の共催で開催されたものです。当日は,全国各地から160名を超える参加者をえて,活発な意見交換が行われました。
+++++
ということで、昨年末「ライブラリーを科学する」というシンポジウムが開催されています。


「ライブラリーサイエンス」??

一般の方にはあまり馴染みのない言葉だと思います。私も知りませんでしたけどね(笑)。

ライブラリーサイエンスのHPによると、

ライブラリーサイエンス専攻は,ICT環境の真っただ中に置かれる現代情報社会の急速な進展に対応するため,ユーザーの視点に立った情報の管理と提供を確保し,同時に知の創造と継承を支える新たな「場」(これを「ライブラリー」と呼びます)に求められる高度な専門人材を養成する大学院として設置されます。

とあります。なるほど、ライブラリーと聞くと、単なる「書物」や(情報」を保存する場所(いわゆる図書館)を想像しがちです。しかしながら、これだけインターネットが発達し、情報が洪水のようなあふれる環境の中で、その中から情報を取捨選択するリテラシーが我々個人に求められる一方、それら維持管理・提供する側のリテラシーも同様に必要になってくるということでしょうか。

ご興味のある方、残念ながら本年4月入学予定者の願書受付は終了していますので、来年入学予定の選考にトライしてみてはいかがですか?  


Posted by 坂本 剛 at 07:51Comments(0)九州大学

2011年01月11日

OB会へ参加してみた(軟式テニス部編)

年明け早々、1月4日は無事に帰りましたが、先週は、賀詞交歓会、新春交流会、新年会等々の連続でした。

5日
午後から中経協さんの賀詞交歓会に参加。QBS時代の友人がビジネス関係の相談で来福のため、夜は会食。

6日
午後からキーパーソン集会(九経局主催)に参加。その後、県知事公舎で行われた福北交流会の新年会に参加(初めての知事公舎でした)。中座後、太郎源へ向かい、ITコンサルを経験後、ベトナムで起業された方(MBAホルダー)を囲んで、いつものベンチャー仲間で会食。

7日
九大知的財産本部、九大TLO、QRECの合同新年会

そして、土曜日(8日)は、以前から参加を予定していた九大時代の体育会(軟式テニス部)のOB会に参加しました。妻は、このクラブの一年後輩であり、今回は妻も連れて、ということは、あかりも連れて家族で参加しました。


私は、昨年夏に一度参加しましたが、妻はかなり久しぶりの参加となりました。

場所はオオクラホテル地下のビアホール。ビュッフェスタイルでカニがfeatureされていました。


残念ながら、同世代のOB・OGは少なく、平成10年代卒の方と既にリタイアされていらっしゃる世代の方が多く参加されていました。同窓会やOB会にはあまり縁がなかった私ですが、中学時代の同窓生と繋がりができたり、高校時代の皆さんとの交流をやろうという話がでてきており、四十路を越えいろんな「繋がり」をベースとした人的ネットワークがいい形で紡ぎ始めてくれればいいなと感じています。

特に、今回は妻にとっては良かったのではないかと思っています。普段自宅で作業をしているので、目的がないとなかなか外にでることがないのですが、諸先輩方とのネットワークづくりが多少はできたようです。

私自身、仕事以外で、単なる名刺交換会や異業種交流会は避けているのですが、たまにこういった「同じ時を過ごした、同じ経験を経た」ネットワークに参加してみるのはいいものだなと思った次第です。  


Posted by 坂本 剛 at 12:04Comments(0)ネットワーキング

2011年01月09日

QREC 設立記念シンポジウム

+++++
2010年12月1日に設立された九州大学/ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(略称:QREC)の趣旨、活動の広報と、今後のネットワーク拡大を目的として、国内外の関係者を招待して開催いたします。
+++++
ということで、以前このブログで紹介したQRECの設立記念シンポジウムが1月22日(土)に伊都キャンパスで開催されます。

詳細はこちら

当日は、このセンターの設立にキッカケになったロバートファンさんや、在日米国大使館関係者など、いろんな方が来福され、盛大に開催されます。弊社も後援させていただいており、私も招待を受け参加の予定です。

VIPな方が多数参列されるようで、飛び込みでの参加は難しいようです。ご参加を希望される方は、1月16日までに申し込みをされることお薦めします。

どんなシンポジウムになるのか、今から楽しみですね。

  


Posted by 坂本 剛 at 13:33Comments(0)九州大学

2011年01月05日

日本のモノづくりが沖縄の観光を支える(美ら海水族館編)

正月休みに行った沖縄。悪天候に見舞われた旅行の中、一番の観光スポットは「沖縄美ら海水族館」でした。


いろんな雑誌でも真っ先に取り上げられている人気の観光スポットです。


目玉である「黒潮の海」展示水槽では、ジンベイザメをバックにパチリ。それ以外にもいろいろ写真を撮りましたが、今回の話のメインは「中身」ではなく「容器・水槽」の話です。


「黒潮の海」水槽付近で見つけたのが、水槽の材料であるアクリル板の展示です。厚さはなんと603ミリもあります。

普通に水槽をみていると、奥行きはあまりないように感じますが、


上から見ると、実はかなり奥行きがあるんですよね(美ら海水族館は、水槽を上から見学することができます)。これだけの水量によって水槽にかかる水圧は相当なものです。その水圧に耐えるために、相当な厚さ(603ミリ)が必要なのだと納得しました。水槽の厚さは、かなりあるとは思っていましたが、まさか60センチもあるとは想像していませんでしたけどね(笑)。

ある程度工学的な知識がある方であれば、このくらいぶ厚いアクリル板を一層で作るのは至難の業、というか無理だと理解できると思います。となると、薄いアクリル板を重ねていくことが考えられますが、水槽の元々の目的が、お客様に水槽の「中身(お魚さん)」を観ていただくことなので、単純に重ねるだけで透過性を維持することは難しいことです。それを可能にしたのが、日本の中小企業の技術力なのです。

この水槽に利用されている巨大アクリル板を製作したのが「日プラ㈱」という四国の中小企業です。以前、アクリルの透過性を維持しながら貼り合わせ、ぶ厚いアクリル板を作ることができる技術を持っているということで、テレビに取り上げられていたことを思い出しました。


真正面からは分かりませんが、断面(側面)から観ると、アクリルを貼り合わせているのが、若干ですがわかります(年輪みたいなスジが見えると思います)。

この会社は、「第1回ものづくり日本大賞」で内閣総理大臣賞を受賞されています。

記事をみても、このように、アクリルの透過性を維持しながら、アクリルを貼り合わせる技術を持っている会社は他に類をみないようです。しかも曲面加工もできるようです。つまり、この会社は、水族館の水槽よろしく「ブルーオーシャン戦略」をとることができるのです(笑)。

私たちが小さいころの水族館に比べ、今の水族館は非常に人気があるように感じますが、その理由の一つが、水槽の巨大化、形状のフレキシブル化による「中身(海水生物など)」の視認性の向上ではないでしょうか。巨大なジンベイザメは迫力がありましたね。。。

それを支えているのが、日本の中小企業による「ものづくり力」なのです。


あかりも、そのあたりのことについて少しは理解してくれたようです。日本のものづくり技術の奥深さを家族で実感した沖縄旅行でした。  


Posted by 坂本 剛 at 08:22Comments(0)今日の出来事

2011年01月04日

2011年新年の抱負(個人的編)

みなさま、新年明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします!

ということで、前回のブログのとおり、昨年末に沖縄に移動し、1月2日に帰福しました。


暖かさを求めて沖縄に行ったのですが、全国的な寒気の影響は沖縄まで及んでおり、写真のとおり、とても沖縄とは思えない寒さでした(笑)。


昨年、㈱産学連携機構九州の代表取締役に就任し、今後の事業の様々な可能性について模索してきました。
今年は、そのうちのいくつかの事業を具体的に開始できればと思っております。

このブログでは、2011年新年の抱負として、個人的な目標(My New Year's Resolution)について述べたいと思います。

その1.ダイエット
約2年前に15キロのダイエットを成功させ、その後65キロ前後をキープしてきたのですが、現職(社長業)に就任以来、夜の付き合いが増えたこともあり、この9か月で3.5キロ体重が増えてしまいました。



昨年10月にはつぶやきダイエット(twitter:ハッシュタグ #twdiet )で3キロ減を宣言したのですが、見事に失敗しました。#twdietのco-founderとして恥ずかしい限りです( @pinahirano さんスンマセン)。リベンジを期し、3月末までに65キロ台を目指します。

その2.英語力の向上
社会人になってから色々理由をつけて逃げてきたのが英語。それが、産学連携分野では、英語でのコミュニケーションが必要な場面が多々あります。

昨年末にマレーシアの大学を訪問した際、海外で初めて英語でのプレゼンテーションを行いました。ある程度原稿を用意していたのですが、途中でプレゼンテーションと関係ない質問は入るし、ブレーカーが2度落ちてプレゼンは中断するしと、トラブル多発で当初の思惑は開始数分で崩壊。国内だと、周りに通訳の方や仲間がいて頼ったりできるのですが、今回はほとんどいませんでした(QBSの同級生一人のみ)。

他に頼るものがないと、なんとかコミュニケーションをとろうと必死になります。結果、多少の文法ミス、ブロークンな表現はさておき、現時点の英語力でなんとか切り抜けることができました(一応、全く英語ができないわけではありません)。

日本にいると、このような状況を作るのが難しいのですが、現時点で、例えば1年間海外に留学するなど、まわりの物理的環境(英語を使うことしかできない環境)を変える状況にはありません。

となると、そういった状況に<近い状況>を、今の私の環境でいかに作るかが課題となります。また、今までも、テキストの音読、単語の暗記など空いた時間でやっているのですが、継続するためのモティベーションの維持も課題です。一方、英会話スクールに通うにしても、資金的な問題以上に時間的な制約があります。

いろいろ調べた結果、<スカイプを活用したオンライン英会話>をやることに決めました。

最近、TVやいろんメディアに取り上げられています。調べてみると、レアジョブや大手のアルクなど、いろんなサービスがあります。時間もフレキシブルですし、PCとネット環境があれば場所も自由です。

1月中に内容を色々比較し、受講を開始する予定です。オンライン英会話を始めたからといって英語力が上達するとは思いませんが、地道な努力(音読、単語の暗記など)を継続するアンカーにはなると思いますし、学んだことのアウトプットの場にはなるのではないかと期待しています。


2つの目標とも、アラフォーな私にとって非常に恥ずかしいことなのですが、外部にさらけ出すことにより、自分が逃げられない状況を作ることが成功への近道ではないかと考えた次第です。「つやつけて」いても仕方がありませんもんね(笑)。

ということで、私の今年の目標、どうなるか??大晦日には笑って成功報告ができるよう頑張ります!  


Posted by 坂本 剛 at 08:20Comments(0)今日の出来事