大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2011年02月12日

第5回九州ナレッジ交流会(FC編)

先週末2月10日の午前中に東京から戻り、午後打ち合わせを済ませた後、ドタバタしながら向かったのが、富士ゼロックス福岡さんの事務所。


第5回九州ナレッジ交流会に参加しました。

九州ナレッジ交流会とは、

知識経営、ナレッジマネジメントに関する取り組みを行っている企業が、
○「想いをつなげる場の形成」に関する取り組み
○ 知識共有に関する取り組み
○ワーキングプレイスに関する取り組み
などの事例を互いに発表することにより企業間相互交流の場を形成し、九州企業の活性化を目指すものです。

私は第3回で、プレゼンをさせていただきました。⇒ こちら1 こちら2
今回は、多少趣を変えてFCをフィーチャーして開催されました。

FCとは<Future Center>の略で、対話を深め、一人や一部門や一社では思いつかないアイデアを多様な参加者で導き出すプロセスであり、主に欧米で先進的な取り組みが行われています。

KDIの資料によると、1990年代に、北欧の知的資本経営の先駆者であったレイフ・エドビンソン教授によって生み出された概念です。日本の野中郁次郎教授の<知識創造の場>の概念をもとにした<新たな場>の概念だともいえます。


私は遅れて参加したのですが、すでにワールドカフェ形式でディスカッションが始まっていました。

ワールドカフェについてはこちら
テーマは「九州って本当に元気なの?」。ハブパーソンと呼ばれる皆さんが、数度のワークショップを経てテーマを決めたそうです。

ということで、あっという間に時間になりました(笑)。って私が遅れたのが悪いんです。


ファシリテーターの一人が、旧知の仲である田坂さん。さすがまとめがうまいですね。ただ、九州ではまだまだFCやワールドカフェの概念は浸透しておらず、初参加の方が多かったようで、全体的に<固い>イメージがしましたね。上述の写真でも暗い色系のスーツ姿の方が多いでしょ。

私が東京で参加したFCサミットでは、外人だけでなく日本人も非常にラフな服装で、場所もいろいろ移動したりもっと自由な雰囲気でした。数年後には九州でもそういった雰囲気の<知識創造の場>が形成されることを期待しています。


世話役の重鎮、富士ゼロックス福岡の町田さん、お疲れさまでした。
  


Posted by 坂本 剛 at 12:12Comments(0)産学連携