大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年09月29日

人のつながりとグルメとSFの夜(その2)

そして、今回のお土産シリーズのサプライズ品は、、、


太郎源特製「エツのカラスミ」です!

一般的にからすみは「ボラの卵巣」でつくります。⇒こちら

有名なのは、長崎産のカラスミ。大村湾ののり養殖場の下に生息するボラの卵巣で作ったカラスミは非常に美味で高級品です。太郎源でも冬の時期には、自家製カラスミを作って販売しています。

一方、今回持参したカラスミは「エツ」の卵巣で作ったモノ。エツというお魚は皆さんご存じですか?⇒こちら

カタクチイワシ科の一種で、日本では、ほぼ筑後川~有明海近辺の汽水域にしか生息していない非常にめずらしい魚です。

私は、筑後川沿いの久留米出身なので良く知っていますが、毎年春先に産卵のため城島町あたりまでエツが遡上し、エツ漁が行われます。屋形船でエツ料理を堪能するのが有名ですね。

また、その時期に福岡の柳橋市場に、エツの稚魚などが出回り、ほんの数週間の間だけ太郎源でもエツの稚魚のてんぷらなどを味わうことができます。

エツと言えば弘法大師。その昔、ある一人の僧侶が有明海から筑後川を上って城島に入り、対岸の肥前に渡ろうとしたところ、お金がなく船に乗れずに途方に暮れていると、一人の貧しい漁師が不憫に思って船を出し、対岸へ渡してやったそうです。

僧侶がそのお礼にと、岸辺のヨシの葉をちぎって川に投げ込んだところ、それがエツに姿を変え、以後、町は毎年この時期を迎えるとエツ漁で賑わったそうです。このときの僧侶が弘法大師であったといわれています。

そんなエツの卵巣で太郎源の大将が、今年カラスミをつくりました。私も数回太郎源で食べたことがあります。今回、ほかむらさんの家を訪問するにあたり、太郎源の大将に、お土産として何かサプライズ的なものはないか?と相談したところ、エツのカラスミの話が出て、冷蔵庫に残っていたものを真空パックしていただきました。


いやはや、大将お世話になりました!


お陰さまで、みなさん喜んでいただき、日本酒が結構空いてしまいましたね(笑)。井上さん(まどかさんのご両親のお友達)からは「サンフランシスコでこんな珍しいモノを食べることができて幸せだ」と言っていただきました。


普通のカラスミが苦手なうちのあかりもそうだったのですが、子供たちにも人気でした。まりちゃんもパクリ(塩分が高いので子供さんはあまりたくさんたべないほうがいいです)。


また、子供向けには、博多系のお菓子を数種類。


中でも「めんたいドロップス」は、私も食べたことがないのでなんとも言えませんが、是非体験レポートを送っていただきたいですね。

そんなこんなで、非常に楽しいサンフランシスコの夜を過ごすことができました。

今回は、ほかむら一家だけでなく、奥様のご両親、そのお友達ご夫婦(井上さん)ともご一緒させていただきました。皆さんは、ほぼ私の親の世代。

最初は、どんな話で打ち解ければいいのかな?と心配していましたが、話をしているうちにグルメな話で盛り上がった次第です。

グルメな話は、年代を超越してつながることができるんですよね。。。その一例が、


先日、京都出張の際に食べた「第一旭」のラーメン。

みなさんは、京都の大学のご出身(または生まれ)で、京都の美味しい、グルメなお店を良くご存じです。そこで先日、京都出張した話をしているとラーメンの話になり、井上さんがお薦めといって名前を挙げられたお店が「第一旭」。

「いや、実はそのお店でラーメン食べたんですよね。。。」と、その時撮った写真(上の写真)を見せると「おおっ、これだよ!」「なんで知ってるの、このお店?」と、サンフランシスコで、京都のラーメン屋さんの話で、息子と親くらい年が離れている日本人同士で盛り上がった次第です。

私が、グルメ&人のネットワーク(つながり)がすごいよね、と言われるようになったキッカケは、ほかむらさんとの出会い。ほかむらさんから多くのことを学びました。

そのほかむらさんのサンフランシスコの自宅で、年代を超えたつながりを、グルメ体験を通じ実践できたことに感動した次第です。

つまり、グルメな話は、国や年代、性別を問わず、人をつなぐキッカケになるということです。

まさに、人のつながりとグルメの大切さを実感したSFの夜でした。。。


みなさん、お世話になりました! あれ?いつものポーズは?とお思いの方、


このとおり、パチリ。


ほかやん、ありがとう!またね。  


Posted by 坂本 剛 at 07:08Comments(0)ネットワーキング

2011年09月28日

人のつながりとグルメとSFの夜(その1)

そもそも、バンクーバーの帰りにサンフランシスコに一泊滞在したのは、乗り継ぎがうまくいかなかったからです。

当日サンフランシスコ経由で帰国するには、バンクーバー空港のAM6:00発のSFO行きの便に乗らなければなりませんでした。それはちときついな、と考え、SF(サンフランシスコ)在住の友人である外村仁さん( @hokayan )(以下、ほかむらさん)に連絡をとったところ、泊めていただけるということで、便を変更し、昼過ぎの便でSFOに向かうことにしました。


バンクーバー空港でのアメリカへの入国審査でちょっとだけトラブルがありましたが(笑)、無事SFOに到着。ほかむらさんに迎えにきてもらいました。

 
そのまま向かったのは、中国系のスーパーマーケット。夕御飯の買い出しです。今まで数回、ほかむらさんの家で夕食を頂いたことがありますが、ほとんどがほかむらさんの手料理。ほかむらさんは、その筋では「グルメ大将」で有名な方です。


魚介類は、新鮮なものが多数売られていました。


食用カエルにはちとビビりましたけどね(笑)。


今回は、9月の初めから、奥様(まどかさん)のご両親と、そのお友達ご夫婦(井上さんご夫妻)がほかむらさんの家に長期滞在されている中、泊めていただくことになっており、ほかむら邸に戻ると、


井上さん&まどかさんお母さんが前日から仕込んでいる「豚の角煮」が、ほぼ出来上がっていました。


ほかむらさんが、スーパーマーケットで選んだ食材は、


新鮮なSpot Prawn、ボタンエビでした。


そんなこんなで、あっという間に夕ご飯の時間。ほかむらさん夫婦、子供たち(まりちゃん、あきちゃん、げん君)、ご両親、井上さん夫妻に私と、10名でのSFディナー@ほかむら邸となりました。


まずは、ボタンエビ。でかいですよねー。生きた状態で熱湯に入れてボイルしたので、超プリプリ。みそも絶品でした。


続いては「豚の角煮」。煮るだけではなく、前日数時間蒸したあと、煮込んだそうです。なので、脂身もトロトロです。お店に出しても、ちゃんとお金を頂けるくらいQualityの高いものでした。あと、一緒に煮込んでいる昆布やゴボウも味が浸み込んでいて、美味しかったですね。


更に出てきたのが「鶏の脚先の煮込み」。私は、昨年上海で食べました。これも、井上さん&まどかさんお母さん組手作りの逸品。ハッカクが効いていて本場でも勝負できそうな味でした。


ここはどこ?中国?いや、アメリカ西海岸のサンフランシスコ(笑)。いやはや、これぞグルメなほかむら家のスペシャルディナーです。

一方、こちらもごちそうになってばかりではいけません。そもそも、ほかむらさんと私のつながりのキッカケは「魚」。それが太郎源に発展したのです。今回は、バンクーバーの後に立ち寄ったあとに訪問したので、持ってこれませんでしたが、過去に数回、太郎源のお魚を日本から運んだこともあります。

その歴史については、先日のブログでアップした塩澤さんの「shiology」とほかむらさんの「Flickr 」でチェックすることができます。いやいや、あの頃は若かったなー

ということで、まずは、最近見つけた福岡で話題の日本一わかりにくい醤油屋タケシゲ醤油」の新作セット。


博多の濃い口醤油「寿(ことぶき)」と、博多の万能タレ「ニワカそうす」。「ニワカそうす」はこれから話題になるモノだと思っています。先日から博多の阪急で限定販売が始まったようですね。我が家でも妻が気にいって使っています。


福岡で、タケシゲ醤油取締役の住田さんに選んでいただきました!

あとは、菊鹿ワインの限定品。そして、今回のサプライズ品は、、、それは次のブログで。乞うご期待!  


Posted by 坂本 剛 at 08:33Comments(0)ネットワーキング

2011年09月27日

霧のサンフランシスコと女子サッカー人気

前回のブログでも書きましたが、IRBC2011が開催されたバンクーバーの帰りに、サンフランシスコに立ち寄りました。

到着当初は晴れていたのですが、突然現れたのが、サンフランシスコ名物の「霧」。


写真ではうまく表現できないのですが、生き物のように現れ、街を覆っていきました。


SF在住のほかむらさんに聞くと、夏場はいつもこんな状態が続くそうです。一昨年前まで参加してたQREPではサンノゼ近辺に滞在していたので、サンフランシスコの「霧」は、遠目でしか見ることができませんでした。なので、非常に新鮮な体験でした。

その霧とともに実感したのが、アメリカでの「女子サッカー人気」。ほかむらさんの長女、まりちゃん(小学校高学年)もサッカーをやっていて、練習場所に迎えにいったのですが、


恵まれた環境の中、多くの子供たち(男女)が、サッカーの練習に励んでいました。


初めは、お遊び的なものかな?と思っていましたが、実際見てみると、まさに「本格的」な練習。小さい女の子が、インサイドキックでカーブをかけながらパスを出していました(笑)。

話を聞くと、メインのコーチをサポートするのは、子供たちのお父さん方がボランタリーでやっているとのこと。

なでしこジャパンの活躍とともに、新聞や各メディアを通じ、アメリカの女の子の間で、サッカーが大人気だとは聞いていましが、実際目の当たりにして、その裾野の広さを実感した次第です。なでしこも、オリンピックではアメリカにリベンジをくらうかもしれませんね。。。  


Posted by 坂本 剛 at 07:41Comments(0)今日の出来事

2011年09月26日

人のつながりとラーメンとデジカメ

昨日、無事にSFから帰国。午前中に福岡地域戦略推進協議会の定例ミーティングが天神で行われ、午後からは伊都キャンパス~箱崎に移動と、帰国早々ドタバタのスケジュールでした。

12時過ぎに、ミーティングが終了し、携帯をチェックするとtwitterのDMが、、、確認してみると、 @gori_ こと佐田さんからでした。

@shiology こと成蹊大学の塩澤先生が来福していて、玄瑛でランチをご一緒するので坂本さんもどうですか?というお誘いメールでした。

偶然ながら天神にいたので、急遽玄瑛に移動。


久しぶりにお会いすることができました!

塩澤先生は、私にRICOHのデジカメ「GR-Digital 」の素晴らしさを教えてくれた方です。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、塩澤先生のブログ「shiology 」は、その筋では有名なブログですよね。

ブログにもアップされていますが、RICOHの新製品「GR Digital IV」と、「Aperture3」を使用した美しい写真作品作りをテーマにしたワークショップが、全国6都市のApple Storeで開催される予定であり、その講師をご担当されています。その初回が昨日福岡のApple Storeで行われ、来福されたとのことです。

私がはじめて塩澤先生とお会いしたのは、サンフランシスコの@hokayan ことほかむらさん邸⇒その時の様子はこちら

また後日ブログにアップしますが、バンクーバー出張の帰りにSFではほかむらさん邸に一泊させていただき、昨日帰国したんですよね。。。

その当時、福岡県のSVオフィスにいらっしゃたのが @gori_ こと佐田さんだったのです。

SFのほかむらさん邸で、玄瑛の話がでたこともあり、久しぶりに玄瑛にいってみたいなーと思っていたところに、佐田さんからのメールがあり、急いで玄瑛に向かった次第です。こんな奇遇があるものですね。


早速見せていただいたのが、発売前のGR-DgitalⅣ 。細かいことはここでは書きませんが、速射性とダイナミックレンジ補正を兼ねそろえた逸品です。思わず買いたくなってしまいました。


ということで、とりあえずカメラの中に収まってみました(笑)。


玄瑛の潮薫醤油拉麺とGR-DgitalⅣと坂本剛の共演。

いやはや、素晴らしい&楽しいひと時を過ごすことができました。

そもそものキッカケは、twitter上で、佐田さんが、塩澤先生が講師を勤めるワークショップが福岡開催されることを昨日見つけたこと。その後、佐田さんが塩澤さんにtwitter経由で連絡をとり、本日、私にも連絡いただき、この場が実現したのでした。

これが、「ソーシャルメディア」のすごいところです。一方、最近、twitterやFBを活用したビジネス拡大!みたいなことを全面に出している方がいらっしゃいますが、私は違和感を感じています。基本は人と人とのつながりなのです。

今回の話も、3人の「個」のつながりがまずあり、今までだったら、塩澤先生が来福されていたことをあとから知って「残念だなー」と思って終わりだっとところを、ソーシャルメディアが絶妙なタイミングでピンポイントでつないでくれたのです。

この意味をきちんと理解して、FBなどをビジネスに活用しないとあまり意味がないのではないかと思う次第です。


とにもかくにも、「人のつながり」と「ラーメン」と「デジカメ」が絶妙のタイミングで融合した素晴らしい時間を過ごせたことに感謝したいと思います。  


Posted by 坂本 剛 at 19:03Comments(0)今日の出来事

2011年09月26日

第4回小学館『大学は美味しい!!』フェア

+++++
農学部附属農場が新宿タカシマヤにて開催される 小学館 第4回 「大学は美味しい!!」フェア にに出展し,九大ブランド“はかた地どりソーセージ”を販売します。
首都圏在住の九大同窓の皆様,お誘い合わせのうえ,お越しください。
+++++
ということで、毎年恒例の大学の美味しいグッズを集めたフェア「大学は美味しい!!」が東京のタカシマヤで開催されます。

詳細はこちら

九大では、はかた地どりソーセージが出品されるようです。個人的には、やはり近大本マグロに興味がありますね。一度食べたことがありますが、トロまぐろよろしく、安心・安全の飼料で養殖され、良質の脂がほんのり赤身にも入っていて美味です。

場所は残念ながら東京で、今日が最終日。九大の東京在住OB・OGの方は、急いで新宿に向かってください(笑)。  


Posted by 坂本 剛 at 08:21Comments(0)九州大学

2011年09月17日

工学部百周年記念展示室がオープン

+++++
平成23年9月5日(月),伊都キャンパス ウェスト4号館1階ロビーに九州大学工学部百周年記念展示室『CENTENNIAL GALLERY』がオープンし,オープニングセレモニーが開催されました。
+++++

詳細はこちら

ということで、この度、伊都キャンパスに工学部百周年記念展示室がオープンしたようです。ここで面白いのが「九大百周年」ではなく、「九州大学工学部百周年」ということ。医学部キャンパス(馬出キャンパス)には、既に100周年記念講堂がありますし、九大の起源の解釈は、医学部、工学部で様々です(笑)。一方、九大といえば、医学部と工学部が看板だというのも事実です。

私自身工学部出身ですが、少なくとも工学部は創部100年を迎えていることは間違いありませんので、次回伊都キャンパスに行く際には、立ち寄ろうと思っています。

会場には工学部出身の宇宙飛行士 若田光一氏の企画展示もあるようです。ご興味がある方、是非伊都キャンパスに足をお運びください。
  


Posted by 坂本 剛 at 15:12Comments(0)九州大学

2011年09月14日

地域戦略フォーラム第二部(伝説のプレゼン編)

前回のブログにも書いたとおり、先週は大きなイベントが重なり、ドタバタした一週間でした。

その一つが、㈱産学連携機構九州内に事務局を設置し、私も総務財務ディレクターを務める福岡地域戦略推進協議会が主催する 地域戦略フォーラム第二部。9月8日に開催されました。

午前中の第一部は、会員のみの参加(非公開)で、地域戦略策定に向けた活発な議論が行われました。一方、午後からの第二部は一般公開され、定員300名のところ、定員を大きく上回る方に参加していただくことができました。


私は第二部の企画を担当したのですが、今回、告知を今までのメールやFAXだけでなく、Facebookを活用して、一般参加者を募集。結果として、120名を超える方が、FB経由で参加申し込みをされました。全体参加者の約1/3にあたります。また、第二部は、第一部の概要報告、基調講演、パネルディスカッションといった構成だったのですが、基調講演以降についてUstreamでネット配信を行いました。そちらについても、述べ200名を超える方が視聴されました。

IT系のイベントであれば、USTの配信等は、一般的になっていますが、このようなフォーラムでのFBでの告知およびUST配信は福岡でほぼ初めてのチャレンジだったのではないでしょうか。


本協議会の幹事である佐々木㈱九電工取締役専務執行役員の挨拶でフォーラム第二部がスタートしました。


後藤事務局長による、協議会の概要および第一部の内容報告が行われ、基調講演と続きました。

基調講演は、


インフォテリア㈱の平野洋一郎社長。テーマは「域外で挑戦する個人と企業を増やすために」

平野さんは、私が尊敬する経営者の一人で、以前から親しくさせていただいています。平野さんは、九州(熊本)出身。また、今年の7月には、自社製品Handbookの中国展開を開始されるなど、まさに「域外」で挑戦し、アジアの内需の獲得を目指されているということで、今回、ご講演をお願いした次第です。

講演内容についてはここでは詳しく書きません。私自身「伝説のプレゼン」だと思っています(笑)。UST配信されていますので、是非一度聴いてみてください。福岡、九州が活性化するために必要なキーワードが満載です。









Video streaming by Ustream

講演の中で、嬉しいことがありました。冒頭で平野さんご自身がおっしゃたのですが、この時期(9月)は、3月決算の企業にとっては、上半期の締め月にあたるため非常に忙しい時期あたります。そのような状況の中にも係わらずこの度ご講演を受けていただくことができました。

その理由が、2つのFを大切にしたいからだとのことでした。2つのFとは、FamilyのFと、FriendのF。今回、大切なFriendである坂本君からのお願いだったこと、福岡、九州を元気にしたいという想いから、講演を引き受けたとのことでした。

我々の事務局の地域戦略は「人」「人のつながり」が起点。私自身、今後も、人のつながり、それによる信頼関係を大切にしていきたいと思った次第です。

基調講演の後は、私がモデレータを務め、平野さんおよび、鍋山(経済開発)、メーダー(都市開発)、松鵜(PRs)の各ディレクターによるパネルディスカッション。


テーマを「交流の活性化と人の多様性~ソーシャルグラフの視点~」というふうにしたのですが、そもそもソーシャルグラフ自体の説明の必要があったり、テーマが広過ぎたこともあり、私自身納得のいくモデレートをすることができませんでした。次の機会にリベンジしたいと思います。


とにもかくにも、予想を超える方にご参加いただいたこと、今までのフォーラムとは違う!という印象をもっていただいたことは間違いないのではないかと思います。また、フォーラム後、複数の方から問い合わせがあり、賛助会員として入会していただくことができました。企画者としては嬉しい限りです。多々反省すべきところ反省し、次のステップに進みたいと思います。

福岡地域戦略推進協議会についてはこちらをご参照ください。FB上にもファンページを作っていますよ。  


Posted by 坂本 剛 at 16:09Comments(0)産学連携

2011年09月12日

第8回産学連携実務者ネットワーキング(UNITT2011)

先週は、なんだかんだと大忙しの週でした。

9月8日に開催した福岡地域戦略推進協議会 地域戦略フォーラムの翌日は、早朝から大阪経由(飛行機)で京都に入り、向かったのは、


同志社大学今出川キャンパス。


第8回産学連携実務者ネットワーキング(UNITT2011)に参加するためです。これは、㈳大学技術移転協議会が主催するイベントで、全国の産学連携関係の実務者が一堂に会するネットワーキングイベントです。2日間通し、産学連携の実務に関する様々なissueについてのセッションが用意されています。私は昨年大学ベンチャー関係のセッションでパネリストを務めました。

今年は、初めて関西圏で開催されるということで、集客が不安視されていましたが、ふたを開けると、500名を超える参加者があったようです。


私は少し遅れて参加したのですが、全体セッションではBoston University のDr. Ashley Stevens による「Some Current Best Practice in Technology Transfer」というテーマでの講演が行われていました。

その後、ランチタイムを挟み、午後から各セッション毎に会場が分かれスタートしました。


私は「経済学者と考える産学連携とイノベーション」「知財本部やTLOの自立的経営」というセッションに参加しました。

特に、「知財本部やTLOの自立的経営」では、国からの補助、支援が無くなる2012年以降、各大学やTLOがどうやって継していくのか?は非常にホットな話題なので、大学内部の産学連携組織、外部TLOの立場で、喧々諤々の議論が交わされました。

私自身、昨年度から、九大のTLOをどうやっていくかということで、社長に就任したのですが、九大は他大学と異なり独自路線を歩むことにしています。その結果は、どうなんでしょうね、4、5年後にはわかるのではないでしょうか?


夜は交流会にも参加し、2次会では、


鴨川沿いの「川床」を初めて体験することができました。ホスト役の京都地区の大学、TLOの皆さま、お世話になりました。

国が、産学連携推進を唱え、約10年が過ぎ、産学連携の態様も狭義の「技術移転」から多様性のある産学連携に移りつつあります。ただ、ポイントになるのが、継続していくために必要な「収益の確保」ではないかと思っています。

全て、一つの組織内で資金を確保できなくとも、各産学連携組織(知財本部やTLO)が、大学の予算や自己収入を、その活動を通じて確保することが必要であり、それができないとなれば、おのずと未来は決まってしまいます。

そういった問題意識を胸に、今後も活動していきたいと思います。  


Posted by 坂本 剛 at 10:40Comments(0)産学連携

2011年09月09日

第一回九大アラムナイフェス

+++++
平成23年4月13日に九州大学福岡同窓会が設立されました。
今回、学部に関係なく、卒業生・在学生・教職員の皆様に参加いただけるイベントを開催します。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
+++++
ということで、今年の春に設立された九大福岡同窓会のイベント「第一回九大アラムナイフェス」が、10月22日に開催されます。


福岡の同窓会つながりといえば「大学」ではなく「高校」のほうが強く、特に九州大学は各学部で同窓会があるので、学部横断的な同窓会組織は弱く、地元に多くの卒業生がいるにも関わらず福岡地域の同窓会がありませんでした。

それが今年の春に福岡同窓会が創立され、今後、地域での「九大」ネットワークを更に強めていくのではないかと思われます。

私自身も、人のつながりの中で、このイベントの実行委員会に巻きこまれてしまいました(笑)。

地元の九大OB・OG、教職員の皆さま、是非、多くのご参加をお待ちしています。

詳細は、公式HPをご確認ください。

HP上では、名刺広告も募集しています。

また、Facebook にもファンページを立ち上げていますので、FBをご活用の方はご確認ください。  


Posted by 坂本 剛 at 16:58Comments(0)九州大学

2011年09月05日

九州大学のはやぶさ試料の分析に関する貢献

+++++
2011年8月(日本時間26日午前3時)、米国「サイエンス」誌に「はやぶさ」探査機の持ち帰った小惑星「イトカワ」由来試料の初期分析結果が掲載されました(Science vol. 333, issue 6046)。
+++++
ということで、九州大学の研究者が携わっている「はやぶさ」試料の分析についての研究成果が世界的に有名な「サイエンス」誌上で発表されました。


九大HPによると、分析に携わっているのは、

理学研究院地球惑星科学部門所属の岡崎隆司助教、北島富美雄助教、奈良岡浩教授。

とくに岡崎助教は「はやぶさ試料」キュレーション作業に2008年より携わられており、九州大学の微小領域化学分析システムが研究成果に大きく貢献したようです。これらの研究は、九州大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)との連携協力協定のもとに行われています。

いやはや、母校の研究者のみなさまが、日本国民を勇気づけた「はやぶさ」プロジェクトに貢献しているということは、OBとして嬉しい限りです。

今回の成果は、あくまで初期の成果。これから更に分析が進めば、宇宙や地球の成り立ちを解明するために重要・役に立つ多くの研究成果が報告されると思います。

先生方の今後の活躍に期待です。

詳細については、理学研究院のwebサイトをご確認ください。  


Posted by 坂本 剛 at 08:11Comments(0)九州大学

2011年09月01日

福岡だからできること~キーマンに聞く福岡のビジネス展望~

直前の告知で申しわけありませんが、今週末9月3日に、私がパネラーを務める、福岡ビジネスセミナー『福岡だからできること~キーマンに聞く福岡のビジネス展望~』が開催されます。

主催は、㈱アステリズム。福岡の地域活性化を目指し設立された会社で、セミナーと合わせて設立発表会も行われます。

ご都合つく方は、是非ご参加ください。申し込みは、

<face bookのアカウントをお持ちの方>

こちらから参加申し込みをお願いします。

<そうではない方>

坂本< sakamoto(アットマーク)gmail.com >まで

○お名前
○ご所属
○連絡先(アドレス)

をお送りください。多くの皆さまがご参加いただけると幸いです。

+++++++++++++++++++++++++

■ 開催要綱 ■
【開催日時】2011年9月3日 (土)
14:00~15:30 (受付開始:13:00)
【主催】株式会社アステリズム
【会場】ホテルオークラ福岡3F オークルーム
【参加費】無料
【定員】50名

※13:30分より実施致します、Asterism Project 設立発表会へもご参加いただけます。

■ 開催概要 ■
日本においても、グローバル化の進展を実感する出来事が次々と起きている昨今。

福岡を始めとする九州の役割はどのようなものだろうか?

九州には古くから、造船所やプラント、電子部品や半導体の工場といった生産拠点が多く、
農林畜産においても多くの拠点が存在している。
福岡はそれを繋ぐ都市として、九州の州都の用な役割を担ってきたと言える。

リーマンショックから続く経済危機、20年に渡るデフレ、そのような経済環境から脱却し、成長していかなければならない。
そんな中、福岡では、ゲームなどのエンターテイメント産業や、IT産業、金融、通信向けのコールセンター事業などにおいて継続的な成長が見込まれている。
しかし、福岡には他にも成長を促進するポテンシャルがあると考えている中堅・若手のビジネスパーソンは多い。

福岡が福岡として、自律的に成長するためには何が必要だろうか?
若手のビジネスパーソンにとって福岡でのビジネスチャンスはどのようなものがあり、どの程度将来性があるのだろうか?

九州各県在住の方はもちろん、九州圏外からの方にも福岡におけるビジネスの展望の一端を感じて頂ければと思います。
当日は、福岡を活動の拠点にしながら、全国、アジアに活動の場を広げている複数の現役ビジネスパーソンに登壇頂き、それぞれの視点から、この疑問を明らかにしていきます。

■ パネリスト ■
財団法人福岡観光コンベンションビューロー
広報事業係長  帆足 千恵 氏

株式会社産学連携機構九州
代表取締役社長 坂本 剛 氏

株式会社キューデンインフォコム
ITビジネス開発グループ長
九州路プロジェクトリーダー 枌 大輔 氏
  


Posted by 坂本 剛 at 12:38Comments(0)イベント告知