大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2011年10月19日

スマートモビリティアジア(SMA)福岡で開催!

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モバイルITという日本の強みを具現化したショーケースとして、国内はもとよりアジ
アをはじめとする海外にも近未来のモビリティを情報発信するコンベンションです。
先進的なIT交通都市として九州のブランディングに寄与するとともに、関連するベン
チャーの育成に関わる様々な企画を展開し、地域経済の活性化を図ります。
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ということで、11月30日〜12月2日にカンファレンスと実証実験が融合した新たなコンベンション「Smart Mobility Asia」(スマートモビリティアジア)が、東京ではなく「福岡」で開催されます。


詳細はこちら

主催は、Smart Mobility Asia実行委員会を組成。私が代表を務める産学連携機構九州は、実行委員会のメンバーであり、私自身企画委員会のアドバイザーを努めています。

私がこのプロジェクトに関与したキッカケは、企画委員長である神尾寿さん(通信・ITジャーナリスト/国際自動車通信技術展企画委員長)が、今年3月に相談にみえたのが始まりでした。

東京で様々なコンベンションが行われているが、会場の中の展示に留まってしまい、技術を体感できる実証実験を東京で行おうとすると、様々な利害関係者との調整が必要であり実現が難しい。そのような状況の中、福岡を有望な候補地として検討しており、展示会・カンファレンスと実証実験を融合した新たなコンベンションを福岡で実現したいので協力をいただきたいとのことでした。

私自身は、産学連携分野で活動しており、以前から福岡が。新たな技術やムーブメントにおける実証実験の場、ショーケースになることにより、大学の技術など、新たな価値をインキュベートする「孵化器」になればいいなーと思っていたこともあり、本プロジェクトに協力させていただくことにしました。こういったイベントを福岡で実現させることにより、福岡が注目され、ひいては我々が目指している大学の知を活用した様々なビジネスが加速される可能性があるからです。

本コンベンションを実現するにあたり、まずは産学官のキーマンを紹介することからスタートしました。結果として、実行委員長には、本プロジェクトの趣旨に賛同いただき、安浦九大理事・副学長に就任していただくことができました。また、地域の産官学の多くの機関に後援・協賛いただくことができました。

こういったコンベンションについて、福岡で開催される多くの場合、東京で開催されるイベントの「ダウンサイジング版」という印象があると思います。今回のSMAの「キーポイント」は、Smart Mobilityに関する新しい技術や取り組みが、東京ではなく「福岡」で最初に体験することができる、ということです。実際、カンファレンスには東京拠点の多くのナショナルブランド企業が福岡に参集します。また、数件の実証実験が、イベント開催中に福岡で既にスタートする予定です。

カンファレンスプログラムについてはこちら

今年は震災の影響もあり、短い準備期間となりましたが、運営事務局であるジェイシーレゾナンスの松永社長の多大なご尽力があり、開催にこぎつけることができました。Small Startですが、来年度以降も継続し、10年後には、福岡が新たな技術・社会実験のメッカになれるよう頑張っていきたいと思っていますので、ご興味のある方・この流れに乗りたい方、是非ご参加ください。  


Posted by 坂本 剛 at 07:56Comments(0)イベント告知