2013年01月30日
平成25年度文部科学省系予算
本日の新聞で、来年度の国の予算案が決まったことが大きく取り上げられています。そもそもネット上では昨日から各省庁のHPなどでオープンになっていますね。
産学連携分野に軸足を置く我々の一番の関心事は「文部科学省」「経済産業省」関係の予算です。とりわけ「文部科学省」関係の予算は、政権も変わったこともあり注目しています。
文部科学省関係の平成25年度予算案はこちら
実は、それ以上に注目しているものがあります。それは、文部科学省関係の「平成24年度補正予算案」です。
来年度(平成25年度)ではなく、本年度(平成24年度)の予算です。つまり、個別の事業に対する採択等は今年度に決定されるということです。文部科学省関係でも総額一兆円弱(9,537億円)。平成25年度の予算案が5兆3,558億円ですので、そのほぼ2割に相当します。金額的にも非常に大きいですね。
今後のいろんな情報・動向、要チェックです。
産学連携分野に軸足を置く我々の一番の関心事は「文部科学省」「経済産業省」関係の予算です。とりわけ「文部科学省」関係の予算は、政権も変わったこともあり注目しています。
文部科学省関係の平成25年度予算案はこちら
実は、それ以上に注目しているものがあります。それは、文部科学省関係の「平成24年度補正予算案」です。
来年度(平成25年度)ではなく、本年度(平成24年度)の予算です。つまり、個別の事業に対する採択等は今年度に決定されるということです。文部科学省関係でも総額一兆円弱(9,537億円)。平成25年度の予算案が5兆3,558億円ですので、そのほぼ2割に相当します。金額的にも非常に大きいですね。
今後のいろんな情報・動向、要チェックです。
タグ :文部科学省
2013年01月28日
第一回STI政策シンポジウム(科学技術イノベーション政策編)
+++++
九州大学・科学技術イノベーション政策教育研究センターは、第1回STI政策シンポジウム「科学技術イノベーション政策と地域の持続的な成長」を開催致します。
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ということで、QBS時代の恩師である永田晃也教授がセンター長を務める科学技術イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS: Center for Science, Technology and Innovation Policy Studies)が主催するシンポジウムが開催されます。
詳細はこちら
昨今の経済・社会のグローバル化、急激な状況の変化の中、それらにいかに適応していくかが今後の日本に求められています。
その課題解決のキーファクターとして科学技術イノベーション政策への期待が高まっています。
また、科学技術イノベーション政策を推進するためには、経済・社会における課題を多面的な視点から分析し、その解決に必要な政策を客観的根拠(エビデンス)に基づいて立案・実行できる人材の育成が求められています。
このような状況の中、平成23年度に文部科学省から「基盤的研究・人材育成拠点整備事業」の公募が行われ、九州大学は「領域開拓拠点」のひとつとして採択されました。その拠点の中心的役割を担うのが、科学技術イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS: Center for Science, Technology and Innovation Policy Studies)です。
産学連携、科学技術iイノベーション政策、イノベーション人材育成等興味がある方、是非ご参加ください。私も参加の予定です。
九州大学・科学技術イノベーション政策教育研究センターは、第1回STI政策シンポジウム「科学技術イノベーション政策と地域の持続的な成長」を開催致します。
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ということで、QBS時代の恩師である永田晃也教授がセンター長を務める科学技術イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS: Center for Science, Technology and Innovation Policy Studies)が主催するシンポジウムが開催されます。
詳細はこちら
昨今の経済・社会のグローバル化、急激な状況の変化の中、それらにいかに適応していくかが今後の日本に求められています。
その課題解決のキーファクターとして科学技術イノベーション政策への期待が高まっています。
また、科学技術イノベーション政策を推進するためには、経済・社会における課題を多面的な視点から分析し、その解決に必要な政策を客観的根拠(エビデンス)に基づいて立案・実行できる人材の育成が求められています。
このような状況の中、平成23年度に文部科学省から「基盤的研究・人材育成拠点整備事業」の公募が行われ、九州大学は「領域開拓拠点」のひとつとして採択されました。その拠点の中心的役割を担うのが、科学技術イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS: Center for Science, Technology and Innovation Policy Studies)です。
産学連携、科学技術iイノベーション政策、イノベーション人材育成等興味がある方、是非ご参加ください。私も参加の予定です。
2013年01月23日
TEDxFukuoka 2013
みなさんTEDをご存知ですか?
モノの資料によると、
+++++
TEDとは、1984年に小さなサロン形式から始まった、「広めるべき価値あるアイディアを共有する」ことを標榜する非営利団体によるイベントで、毎年テクノロジー(T)、エンターテインメント(E)、デザイン(D)の各分野から、今ではそれを超えた多様な分野からの専門家がステージに立ち、それぞれが独自のプレゼンテーションを行ってきました。
+++++
とのことで、最近ではNHK Eテレの「スーパープレゼンテーション」というテレビ番組で、MITメディアラボ所長の伊藤穰一さんの司会により、TEDでのプレゼンテーションが数多く取り上げられているのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
TEDと同じく「広めるべき価値あるアイデアを共有する=ideas worth spreading 」というキーワード・精神を基に、世界各地でTEDの試みを行うために誕生したのが「TEDx」です。ここ最近、札幌や京都でも「TED x Sapporo」「TED x Kyoto」が開催されています。その「TEDx」がついに福岡でも開催されます。
それが「TEDxFukuoka 2013」
登壇者はこちら
TEDxは招待制ですが、YouTube/Ustreamで全世界に配信されますので、ご興味がある方、是非視聴してみてください。
私自身、登壇者数名を事務局に紹介させていただきました。
そのうちの一人が、中山功一佐賀大学教授/サイフューズ顧問。どんなプレゼンを行うのか微妙ですが、彼のプレゼンを聴くためだけに、知人が札幌から来福されます。他にもこのイベントに参加するためだけに福岡に来られる方たくさんいると思います。
そういった意味で、このイベントは地域経済にも貢献していることになりますね。
EDxは招待制ですが、YouTube/Ustreamで全世界に配信されますので、ご興味がある方、是非視聴してみてください。
モノの資料によると、
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TEDとは、1984年に小さなサロン形式から始まった、「広めるべき価値あるアイディアを共有する」ことを標榜する非営利団体によるイベントで、毎年テクノロジー(T)、エンターテインメント(E)、デザイン(D)の各分野から、今ではそれを超えた多様な分野からの専門家がステージに立ち、それぞれが独自のプレゼンテーションを行ってきました。
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とのことで、最近ではNHK Eテレの「スーパープレゼンテーション」というテレビ番組で、MITメディアラボ所長の伊藤穰一さんの司会により、TEDでのプレゼンテーションが数多く取り上げられているのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
TEDと同じく「広めるべき価値あるアイデアを共有する=ideas worth spreading 」というキーワード・精神を基に、世界各地でTEDの試みを行うために誕生したのが「TEDx」です。ここ最近、札幌や京都でも「TED x Sapporo」「TED x Kyoto」が開催されています。その「TEDx」がついに福岡でも開催されます。
それが「TEDxFukuoka 2013」
登壇者はこちら
TEDxは招待制ですが、YouTube/Ustreamで全世界に配信されますので、ご興味がある方、是非視聴してみてください。
私自身、登壇者数名を事務局に紹介させていただきました。
そのうちの一人が、中山功一佐賀大学教授/サイフューズ顧問。どんなプレゼンを行うのか微妙ですが、彼のプレゼンを聴くためだけに、知人が札幌から来福されます。他にもこのイベントに参加するためだけに福岡に来られる方たくさんいると思います。
そういった意味で、このイベントは地域経済にも貢献していることになりますね。
EDxは招待制ですが、YouTube/Ustreamで全世界に配信されますので、ご興味がある方、是非視聴してみてください。
2013年01月22日
博多図工室に行ってみた。
先々週の土曜日1月12日に博多図工室に行ってみました。
以前から興味があったのですが、Facebook経由で、博多図工室でエンジニア系の交流会があるということで参加させていただきました。
坂本さんってエンジニア?今は違いますが20代は、生産システム開発系のメカニカルエンジニアでした。ということで、元エンジニアとして参加させていただいた次第です。
博多図工室は、NA_geekさんこと鈴谷瑞樹さん個人の趣味が発展して出来上がった試作ラボのようです。
3Dプリンターや、レーザーカッター、大型裁断機などの設備が用意されていて、順次フライス盤などが追加されるようです。
これは3Dプリンター。3Dデータをインプットし、そのデータを元に樹脂を溶かしながら積層し、立体モデルを作り上げていきます。
出来上がったサンプルがこちら。表面を仕上げると立派なフィギアモデルになりますね。
こちらはレーザーカッター。出力の関係で金属の切断は無理のようですが、樹脂のマーキング、カットは可能です。
こちらは裁断機。かなりの枚数の紙を裁断可能です。
こういった具合に、卓上機材がほとんどですが、試作・サンプルを製作するには十分な設備が整いつつあります。
話を伺ってみると、お父さんが子供を連れて訪問され、子供と一緒になってモノづくり・加工を行う場合があるとのことでした。
ソフトウエアのプログラミングに加え、ハード・加工の技術を習得することは、「Makers」など、モノづくりの民主化が謳われている昨今において大きなアドバンテージになる可能性があります。また、理科教育にとっても重要な要素でもあります。
ご興味がある方、一度訪問してみてはいかがですか?
以前から興味があったのですが、Facebook経由で、博多図工室でエンジニア系の交流会があるということで参加させていただきました。
坂本さんってエンジニア?今は違いますが20代は、生産システム開発系のメカニカルエンジニアでした。ということで、元エンジニアとして参加させていただいた次第です。
博多図工室は、NA_geekさんこと鈴谷瑞樹さん個人の趣味が発展して出来上がった試作ラボのようです。
3Dプリンターや、レーザーカッター、大型裁断機などの設備が用意されていて、順次フライス盤などが追加されるようです。
これは3Dプリンター。3Dデータをインプットし、そのデータを元に樹脂を溶かしながら積層し、立体モデルを作り上げていきます。
出来上がったサンプルがこちら。表面を仕上げると立派なフィギアモデルになりますね。
こちらはレーザーカッター。出力の関係で金属の切断は無理のようですが、樹脂のマーキング、カットは可能です。
こちらは裁断機。かなりの枚数の紙を裁断可能です。
こういった具合に、卓上機材がほとんどですが、試作・サンプルを製作するには十分な設備が整いつつあります。
話を伺ってみると、お父さんが子供を連れて訪問され、子供と一緒になってモノづくり・加工を行う場合があるとのことでした。
ソフトウエアのプログラミングに加え、ハード・加工の技術を習得することは、「Makers」など、モノづくりの民主化が謳われている昨今において大きなアドバンテージになる可能性があります。また、理科教育にとっても重要な要素でもあります。
ご興味がある方、一度訪問してみてはいかがですか?
2013年01月20日
実は左利きです。
最近よく言われるのが「えっ坂本さんって左利きなんですか?」
実は左利きなんです。私が子供のころは、左利きでも「お箸」と「鉛筆」は右に矯正させられることが多かったんですよね。
私も保育園の時に、先生から手を叩かれながら矯正させられたこと今でも覚えています(笑)。みんなで並んで食事をする中に違う利き腕の子供がいると「邪魔だ」というのが理由の一つだったと思います。それって今では考えられないですけどね。。。
子供の頃からずっと箸と鉛筆は右手を使ってきました。ただ、ほとんどのスポーツや力が必要な作業は左手で行います。
例えばハサミや包丁です。スポーツはゴルフ以外は左です。なぜ?左用の道具が高価だ!というのが理由の一つです。楽器もそうですね。ギターやベースは右です。
今頃なぜ言われるのか、というと、最近たまに箸を左で持つからなんですよね。1年前から気分によって箸やペンを左手で持つようにしています。
理由はいくつかあります。一つは既成概念を取り払いたいということです。昔の教育では人に迷惑をかけるからと理由で個性の一つである左利きを矯正させられたわけですが、今ではそんなこと言う人はほとんどいません。また、原点に戻るという自分自身への意識付けという意味でも左手を使うようにしています。もう一つの理由としては多少「ぼけ防止」ということもあります(笑)。
文字を書くことについては右でも字が汚いので、左で書いてもその「仕上がり」はあまり変わりません。
私と食事をすることがあっても、私が箸を右や左を入れ替えて使っても驚かないでくださいね。
実は左利きなんです。私が子供のころは、左利きでも「お箸」と「鉛筆」は右に矯正させられることが多かったんですよね。
私も保育園の時に、先生から手を叩かれながら矯正させられたこと今でも覚えています(笑)。みんなで並んで食事をする中に違う利き腕の子供がいると「邪魔だ」というのが理由の一つだったと思います。それって今では考えられないですけどね。。。
子供の頃からずっと箸と鉛筆は右手を使ってきました。ただ、ほとんどのスポーツや力が必要な作業は左手で行います。
例えばハサミや包丁です。スポーツはゴルフ以外は左です。なぜ?左用の道具が高価だ!というのが理由の一つです。楽器もそうですね。ギターやベースは右です。
今頃なぜ言われるのか、というと、最近たまに箸を左で持つからなんですよね。1年前から気分によって箸やペンを左手で持つようにしています。
理由はいくつかあります。一つは既成概念を取り払いたいということです。昔の教育では人に迷惑をかけるからと理由で個性の一つである左利きを矯正させられたわけですが、今ではそんなこと言う人はほとんどいません。また、原点に戻るという自分自身への意識付けという意味でも左手を使うようにしています。もう一つの理由としては多少「ぼけ防止」ということもあります(笑)。
文字を書くことについては右でも字が汚いので、左で書いてもその「仕上がり」はあまり変わりません。
私と食事をすることがあっても、私が箸を右や左を入れ替えて使っても驚かないでくださいね。
2013年01月18日
平成25年大学入試センター試験
今朝の福岡は、昨晩から降り始めた雪が残っています。ただ予報では、市内でも20センチの積雪の可能性ということだったので一部の交通機関が乱れていますが、大変なことにはなっていないようです。
それと、明日(1月19日)から「大学入試センター試験」が実施されます。当然ながら九大箱崎キャンパスも試験会場として利用されます。
この雪が週末に重ならなくてよかったな、とホッとしています。ただでさえ緊張している中、雪により交通が乱れてしまうと、受験生にとって平常心が保ちにくくなりますよね。
私が受験生だったころは「センター試験」ではなく「共通一次試験」でした。試験前日はほぼ一睡もできなかったこと、今でも覚えています。
しかも、初日試験を終え帰宅してみると、夕食が「カレー」。カレーって結構胃腸にきやすいんですよね。当時胃腸があまり強くなかった自分にとってハードな夕食でした。結果、二日目の朝はカレー効果と緊張でお腹が痛くなってしまいました。あのときほど母親を恨んだことはありません(笑)。
受験生の皆さん、今日の夜は消化のよい夕食を食べてくださいね。そして、ぐっすり寝ることが大切だと言われますが、もし寝れなくても、緊張で寝付けないのが当たり前だと開き直ってみてはいかがでしょうか?受験生のみなさんの健闘期待しています!
2013年01月15日
ヤマト運輸をシンガポールで見た!
先日、年末年始に家族で行ったシンガポール。
昨今、日本のモノづくりが危ない、競争優位性を失ってしまった、、、などという報道や専門家と称する方のコメントがメディア等を賑わしていますね。元エンジニアとしては悲しい限りなのですが、日本の企業はモノづくり分野だけではなくサービス分野でも様々なイノベーションを起してきたのではないかと思っています。包括的な話はまた別途書きますが、その事例の一つが「宅急便」ではないでしょうか。
物流分野で「儲かるわけがない!」と言われていた「個人宅配」のマーケットを開拓し、「宅急便」という新たなサービスを作り出したのが「ヤマト運輸」であり、元社長の小倉昌男さんです。
私は、彼の著書「小倉昌男 経営学」という本と、QBS(九大ビジネススクール)在学中に知り合いました。
最初は「なんで運送屋さんの社長さんの本を読まないかんとかなー」ぐらいにしか思っていなかったのですが、実際読んでみると、小倉さんの経営者としての矜持、理論だけではなく実践していくその様に思わず引き込まれていきました。
・宅急便に注力するため、大口の取引先であった松下電器との長期にわたる取引関係を終結させたこと
・三越岡田社長のやり方に反発して取引関係を解消したこと
・運輸省を相手に訴訟を起こしたこと
など、コンサルタント等がいくら正論でやるべきだ、と言ってもなかなかできない判断をやられていらっしゃいます。
このDNAは引き継がれ、最近では、東日本大震災の際に行った寄付が話題になったことが記憶に新しいですね。
と、前置きが長くなりましたが、シンガポール滞在中に、オーチャードロードを歩いている途中、横断歩道を渡ろうとした際に目の前に現れたのが、
日本で見慣れた「クロネコヤマトの宅急便」のトラックでした。シンガポールでは、
「TA・Q・BIN」って表記するみたいですね。
嬉しくなって、思わずカメラでパシッと撮っていると、運転手(現地スタッフ)がそれに気付き、
ピースサインをしてくれました!(写真が暗くちょっとわかりづらいですが)
何がいいたいかというと、この「フレンドリーな雰囲気、おもてなしの心」の部分が、日本だけでなくシンガポールでも実践されているということです。
私が他の宅急便とヤマト運輸の違いは、末端のスタッフまで浸透している社風、また、社員教育の徹底、素晴らしさだと思っています。
スターバックスのスタッフのあの「おもてなしの心」も、何か通じるものがありますよね。こういった地味ですが素晴らしいモデルが、
アジアでも浸透し、結果としてビジネス的に成功していくのではないかと期待しています。
このような日本のサービス産業の良さに、シンガポールの道中で出会えたことに感謝します。ヤマト運輸頑張れ!
昨今、日本のモノづくりが危ない、競争優位性を失ってしまった、、、などという報道や専門家と称する方のコメントがメディア等を賑わしていますね。元エンジニアとしては悲しい限りなのですが、日本の企業はモノづくり分野だけではなくサービス分野でも様々なイノベーションを起してきたのではないかと思っています。包括的な話はまた別途書きますが、その事例の一つが「宅急便」ではないでしょうか。
物流分野で「儲かるわけがない!」と言われていた「個人宅配」のマーケットを開拓し、「宅急便」という新たなサービスを作り出したのが「ヤマト運輸」であり、元社長の小倉昌男さんです。
私は、彼の著書「小倉昌男 経営学」という本と、QBS(九大ビジネススクール)在学中に知り合いました。
最初は「なんで運送屋さんの社長さんの本を読まないかんとかなー」ぐらいにしか思っていなかったのですが、実際読んでみると、小倉さんの経営者としての矜持、理論だけではなく実践していくその様に思わず引き込まれていきました。
・宅急便に注力するため、大口の取引先であった松下電器との長期にわたる取引関係を終結させたこと
・三越岡田社長のやり方に反発して取引関係を解消したこと
・運輸省を相手に訴訟を起こしたこと
など、コンサルタント等がいくら正論でやるべきだ、と言ってもなかなかできない判断をやられていらっしゃいます。
このDNAは引き継がれ、最近では、東日本大震災の際に行った寄付が話題になったことが記憶に新しいですね。
と、前置きが長くなりましたが、シンガポール滞在中に、オーチャードロードを歩いている途中、横断歩道を渡ろうとした際に目の前に現れたのが、
日本で見慣れた「クロネコヤマトの宅急便」のトラックでした。シンガポールでは、
「TA・Q・BIN」って表記するみたいですね。
嬉しくなって、思わずカメラでパシッと撮っていると、運転手(現地スタッフ)がそれに気付き、
ピースサインをしてくれました!(写真が暗くちょっとわかりづらいですが)
何がいいたいかというと、この「フレンドリーな雰囲気、おもてなしの心」の部分が、日本だけでなくシンガポールでも実践されているということです。
私が他の宅急便とヤマト運輸の違いは、末端のスタッフまで浸透している社風、また、社員教育の徹底、素晴らしさだと思っています。
スターバックスのスタッフのあの「おもてなしの心」も、何か通じるものがありますよね。こういった地味ですが素晴らしいモデルが、
アジアでも浸透し、結果としてビジネス的に成功していくのではないかと期待しています。
このような日本のサービス産業の良さに、シンガポールの道中で出会えたことに感謝します。ヤマト運輸頑張れ!
2013年01月09日
年末年始、シンガポールでインドを感じた。
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!
みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしたか?私は、初めて家族とともに海外で年越しを迎えました。
場所はシンガポールです。マリーナベイやナイトサファリ、セントーサ島などいろんなところを観光しましたが、一番印象に残ったのが、リトルインディアという地域です。
宿泊したホテルがリトルインディアの近くだったので夜辺りを歩いてみたのですが、午後11時をまわってもこの状態です。なにをしているわけでもなく、インド系のみなさんが、とにかく公園や道ばたでしゃべっているんです。
繁華街にいくとこんな感じ。とにかくその異様な雰囲気に圧倒されました。
こちらは電化製品を扱っているお店です。特に携帯電話を扱っているお店には人だかりができていました。
スマホ・携帯のポスターを色々みてみたのですが、ほとんどがSamsungかiPhoneでしたね。唯一日本勢(といっていいかどうか)といえば、ソニーエリクソンが健闘していました。
ヒンズー教の方にとって西暦の新年は、特にお祝いをするようなことはないみたいですが、この時期、多くのインド人がシンガポールにきていたようです。ホテルの中も、ほとんどがインド系の方でした。
シンガポールといえば、マリーナベイ近辺などが注目されますが、予算の関係でホテルをリトルインディア近辺にしたこともありインドの雰囲気を味わうことができました。また、私は海外に行った際、必ずホテル近辺を歩きまわります。そうすることによって、実際の街の雰囲気や匂いを感じることができるからです。フィンランドは寒かったですが、雨期とはいえシンガポールはかなり暑かったですね。
次回行く機会があれば、アラブ街かチャイナタウン近辺にホテルをとろうかなと思います。
みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしたか?私は、初めて家族とともに海外で年越しを迎えました。
場所はシンガポールです。マリーナベイやナイトサファリ、セントーサ島などいろんなところを観光しましたが、一番印象に残ったのが、リトルインディアという地域です。
宿泊したホテルがリトルインディアの近くだったので夜辺りを歩いてみたのですが、午後11時をまわってもこの状態です。なにをしているわけでもなく、インド系のみなさんが、とにかく公園や道ばたでしゃべっているんです。
繁華街にいくとこんな感じ。とにかくその異様な雰囲気に圧倒されました。
こちらは電化製品を扱っているお店です。特に携帯電話を扱っているお店には人だかりができていました。
スマホ・携帯のポスターを色々みてみたのですが、ほとんどがSamsungかiPhoneでしたね。唯一日本勢(といっていいかどうか)といえば、ソニーエリクソンが健闘していました。
ヒンズー教の方にとって西暦の新年は、特にお祝いをするようなことはないみたいですが、この時期、多くのインド人がシンガポールにきていたようです。ホテルの中も、ほとんどがインド系の方でした。
シンガポールといえば、マリーナベイ近辺などが注目されますが、予算の関係でホテルをリトルインディア近辺にしたこともありインドの雰囲気を味わうことができました。また、私は海外に行った際、必ずホテル近辺を歩きまわります。そうすることによって、実際の街の雰囲気や匂いを感じることができるからです。フィンランドは寒かったですが、雨期とはいえシンガポールはかなり暑かったですね。
次回行く機会があれば、アラブ街かチャイナタウン近辺にホテルをとろうかなと思います。
2013年01月08日
新年明けましておめでとうございます(2013年編)
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!
みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしたか?私は、初めて家族とともに海外で年越しを迎えました。
とにもかくにも、本年がみなさまにとって素晴らしい年になることお祈りいたします。
今年で産学連携機構九州の代表取締役に就任して3年になります。本来の技術移転業務に加え、昨年10月には「九州PPPセンター」や「UDCI(アーバンデザインセンターアイランドシティ)」を立ち上げました。
TLOがなぜ?とお思いの方がいらっしゃると思いますが、弊社では産学連携を技術分野に絞ることなく「大学の知の社会への還元」と捉え、人文系の研究成果や知見を活用し、社会、特に地域に対し貢献していきたいと考えています。「九州PPPセンター」では経済学研究院や産学連携センターと、UDCIは人間環境科学研究院(今後予定)と連携しています。
ただし、私どもが取り組む事業のドメインが「産学連携」から外れることはありません。あくまでも「大学の知の社会への還元」をベースに事業展開していく所存です。また、本来の技術移転業務についても手法は変わっていくと思いますが継続していくことに変わりはありません。大学発の事業化の支援も、今後大きな柱にしていきたいと考えており、そのための新たな手法開発に取り組んでいる所です。
昨年末、政権交代が行われ、産学連携に対するの国の施策も変化する可能性があります。そういった意味で今年はチャレンジングな年になりそうです。本年もよろしくお願いいたします。
みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしたか?私は、初めて家族とともに海外で年越しを迎えました。
とにもかくにも、本年がみなさまにとって素晴らしい年になることお祈りいたします。
今年で産学連携機構九州の代表取締役に就任して3年になります。本来の技術移転業務に加え、昨年10月には「九州PPPセンター」や「UDCI(アーバンデザインセンターアイランドシティ)」を立ち上げました。
TLOがなぜ?とお思いの方がいらっしゃると思いますが、弊社では産学連携を技術分野に絞ることなく「大学の知の社会への還元」と捉え、人文系の研究成果や知見を活用し、社会、特に地域に対し貢献していきたいと考えています。「九州PPPセンター」では経済学研究院や産学連携センターと、UDCIは人間環境科学研究院(今後予定)と連携しています。
ただし、私どもが取り組む事業のドメインが「産学連携」から外れることはありません。あくまでも「大学の知の社会への還元」をベースに事業展開していく所存です。また、本来の技術移転業務についても手法は変わっていくと思いますが継続していくことに変わりはありません。大学発の事業化の支援も、今後大きな柱にしていきたいと考えており、そのための新たな手法開発に取り組んでいる所です。
昨年末、政権交代が行われ、産学連携に対するの国の施策も変化する可能性があります。そういった意味で今年はチャレンジングな年になりそうです。本年もよろしくお願いいたします。