大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2013年02月11日

若商河童せんべい

先週土曜日(2月9日)に九州経済フォーラムが主催する「九州未来コンテスト(Q-con)」が開催されました。
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Q-conは九州経済フォーラムの「九州の未来を担う、次世代育成事業」として創立し、学生が主体となって運営するプランニングコンテストです。九州全土の若い世代の力を一同に集め、九州全体で活性化する事を目的としたイベントです。
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私自身、九州経済フォーラムの理事ということもあり、審査員を担当させていただきました。

5チームがプレゼンを行い、結果は、九大チームが大賞を受賞しましたが、その前段で高校生の発表がありました。

それが、若松商業高校の「一年遅れての研究発表から商業高校生として私たちにできること〜」

かしわめしで有名な東筑軒とのコラボにより企画した「若商Kappa弁当」を地元の商店街と連携し、販売したりと地域に根ざした実学実習を行っています。そのような活動の中から生まれたのが、


「若商河童せんべい」

若松には河童伝説が残っているそうで、せんべいで有名な「もち吉」と共同でこのせんべいを企画・開発したそうです。

審査員の役得で、このせんべいをお土産でいただきました。


若商のみなさんのプレゼンは堂々としたものでしたね。後の学生のプレゼンと全く引けをとらない、むしろ下位のチームよりも立派だったと思います。しかも、彼らは具体的な行動をおこし、成果を上げているのです。

東日本大震災の際には、被災者の方にこのせんべいを送ったり、販売して売り上げた金額を寄付したりもされたそうです。

今時の若者は、、、という言葉はいつの時にも言われる言葉ですが、我々大人が彼ら・彼女らから見習うべきものは多々あると思います。

もし町でこのせんべいを見かけることがあったら是非手にしてみてください。  


Posted by 坂本 剛 at 10:59Comments(1)産学連携