大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2014年07月18日

大学発ベンチャー表彰

今年から「大学発ベンチャー表彰」という制度が始まりました。

この制度は、大学等の成果を活用して起業した大学発ベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業を表彰する、というものです。

目的としては、
・大学等における研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みを更に促進させる。
・大学発ベンチャー創業といったチャレンジングな取り組みに立ち向かう起業家をキチンと表彰することにより大学の研究成果の社会還元を更に加速させる。

といったことが挙げられると思います。

詳細はこちら

主催は、文部科学省の外郭団体である「独立行政法人科学技術振興機構(JST)」

こういった表彰制度には、賛否両論あると思います。ただ、私の経験を言わせていただきますと、現場で一生懸命頑張っている人にとって大きな励みになることは間違いありません。

私は2007年に、日刊工業新聞第2回モノづくり連携大賞「特別賞」、2008年には第3回モノづくり連携大賞「大賞」を受賞させていただきました。

地域でのベンチャー支援の活動が受賞対象だったのですが、私だけでなくまわりの仲間のモチベーションもこの受賞により上がったこと今でも覚えています。

日本での産学連携・大学発ベンチャーの歴史はまだそんなに長くありません。こういった制度をトリガーにして、大学の研究成果の社会還元が、大学発ベンチャーという手法を使ってさらに加速されることを期待しています。

ということで、私の一社推薦させていただきました。9月上旬には発表があるようです。ちょっとドキドキしながら発表を待ちたいと思っています。
  


Posted by 坂本 剛 at 13:52Comments(0)大学発ベンチャー支援