大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2013年08月08日

研究大学強化促進事業(九大編)

昨日の私のFBのタイムライン上でチラホラ流れていましたが、8月6日(火)に文部科学省は、平成25年度「研究大学強化促進事業」の支援対象機関について採択結果を公表しました。→こちら

各種メディアでも取り上げられています。日本経済新聞の記事はこちら

採択は22の大学・研究機関。記事によると、今後世界的な成果が見込める大学や機関を、

・科学研究費補助金(以下、科研費)に採択された数
・科研費の研究者1人あたりの獲得額
・他の研究者に引用される回数が上位10%に入る影響力の高い論文の割合
・成果の民間企業への移転など

10の指標で評価し、今年度から毎年2億~4億円を10年間支給するとのことです。

トップの評価を受けたのが、東京、京都、東北、名古屋の4大学で最高評価の4億円の助成を今後10年間受けることになります。
九州大学は、その次の評価群に入っており3億円の助成を今後10年間受けることになります。

また、今回の評価がずっと継承されるわけではなく、5年後の中間評価によって入れ替えの可能性もあると記事には書かれています。

この支援の中には、研究戦略や知財管理を担う人材や研究を支援する技術者の雇用、若手研究者の登用などを継続的に進める、とあります。我々産学連携分野に身を置くものとしては、このあたりの支援が今回の事業でどのくらい行われるのかに非常に興味があります。

資金的な支援もそうですが、先日iPSの山中先生がいろんなところでコメントされたとおり、この分野で有期雇用・非常勤で働くスタッフの「安定雇用」について、今回の事業採択がその実現に向けたモーメンタムになればいいなと思った次第です。

しかしながら今回の事業の採択の可否は、明らかに、数多くの大学にとって「研究大学」として生き残れるかどうかの分水嶺ではなかったのではないでしょうか。特に地方の大学の生き残り戦略に大きく影響を与えたのではないかと推察します。

そんなことを考えつつ、酷暑の福岡でヘロヘロになりながら今日も頑張ります!


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