2008年06月11日
6月の綾水会(元部下との再会編)
どこかで見た髪形ですね(笑)。
昨日は第2火曜日ということで、6月の綾水会を開催しました。今回のメインプレゼンは、ヲタ系の筋では有名な、有限会社ジェイ・シー・エヌ代表の高安さんでした。
パートナーの方とともに、ヲタ系の聖地である「秋葉原」「アキバ」から福岡へお越しいただきました。
「坂本さん、そっち方面にもお知りあいが・・・」と思われる方がいると思いますが、今回高安さんを紹介してくれたのは、
元部下で、現在某大手自動車メーカーの関連会社で知財スタッフとして働く、ヲタクのタピ、いや垣岡君。
なぜだか彼も名古屋から来福。多分マイレージを使ったと思われます。
高安さんは、今回、新規事業を立ち上げられる予定であり、一度綾水会でプレゼンし、いろいろアドバイスを受けたいということで、わざわざ東京から福岡へ来られました。綾水会も福岡だけでなく、いろんなところにウワザが広まっているようです。
プランの概要は、
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秋葉原は現在、いわゆる「オタク」文化の世界的な発信地として認知されていますが、実は秋葉原そのものから発信されているコンテンツはあまり多くありません。秋葉原は、自身がコンテンツを生み出すのではなく、よそで生み出されたコンテンツにある種の「格付け」を与え、世界的な競争力を身に付けさせる役割を担っているのです。言ってみればファッション界におけるパリのような役割を果たしていると言えるでしょう。
秋葉原の持つアピール力というものは強大であり、秋葉原で流行した、とされるものはアジアをはじめとして世界中で評価されるようになります。ということは、コンテンツ以外の商品であっても、秋葉原系のコンテンツとタイアップすることにより、低コストパフォーマンスで世界にその存在をアピールすることが可能になる、ということになります。
このプランにおいては、いまだ脆弱な状態に置かれている秋葉原本来のコンテンツ産業を育成し、自社商品の存在を世界に効率的に知らしめる具体的な方法について述べていきたいと思います。
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とのことです。詳細は書けませんが、非常に面白いプレゼンでした。
ディスカッションも、当初は、どういった質問をしていいかわからない感じでしたが、段々質問が増え、結局ディスカッションだけで50分弱かかってしまいました(笑)。みなさん、なんだかんだといいながらアキバ発の情報や文化に興味があるみたいですね。
ショートプレゼンでは、福岡銀行から知財本部に出向している高田さんに「九州大学と福銀・ふくおかFGと連携協定締結について」ということで発表してもらいました。
ネットワーキングでは、冒頭に
チェースアンドインクリーズの宮脇君が、今度立ち上げる「フクベンナビ」の宣伝を行いました。
彼とは、3年くらいの付き合いになります、東京の会社を辞めて福岡に戻ってきたときに、私のオフィスを訪れたのが始まりでした。今ではベンチャー企業の経営者です。
ご覧のとおり、ネットワーキングも大いに盛り上がりました。来月は、またまた元部下がコミットしているプロジェクトのプレゼンです。
Posted by 坂本 剛 at 21:17│Comments(0)
│大学発ベンチャー支援