大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2014年08月29日

ベネッセが渋谷で面白いことをやっているらしいよ。

なんだかんだと今話題の「ベネッセ」。その件は、おいておいて、

先日の東京出張の際に訪問したのが「EdTechlab (β) powered by benesse corporation」。ベネッセが運営しているシェアスペース(?)、インキュベーションスペース(?)です。



このラボを立ち上げた、インキュベーションセンター部長の森安さんとは旧知の仲で、以前から訪問したいなーと思っていて、今回ようやく実現した次第です。

このスペースの目的は、

 近年、次々と新たなIT技術が生まれる中、教育の世界でも様々なイノベーションが起きています。ベネッセは教育に携わる企業として、テクノロジーを使って「今の学び方」を変えるだけでなく「今までになかった学び方」を生み出したいと本気で考えている方々を支援したいと考え、新しい拠点「エドテックラボ・ベータ」をオープンしました。「エドテックラボ・ベータ」は、スタートアップ企業やその関係者の方々に日々の「ミーティング」「打ち合わせ」「開発」等を行う場所として、またユーザーを招いた「ユーザーインタビュー」「ユーザーミーティング」などのイベント会場として、無料で利用していただくための場です。


ということで、いわゆるIT×教育分野におけるオープンイノベーションを創出するための場なんですよね。しかも、利用料は「無料」。常時20名くらいの若いアントレプレナーが、渋谷での拠点として利用しているそうです。ちなみに、この場での登記はできないとのことです。

この取り組みの面白いところが、まさに上記の目的とおり、ベネッセの新規事業になる可能性がある、シナジーがある、有望な企業に対して、ベネッセが出資をするというところです。

福岡もスタートアップカフェなど新たな取り組みを始めていますが、私が思うに「その出口」「成果」ってどうなっているのか、どのように考えているのか、が疑問です。スタートアップを一時的に集めたり、起業家予備軍をリストアップすることはできると思いますが、永続的に運営していくためには、

・スタートアップがその場を利用するインセンティブ(顧客・仲間・投資家とつながるなど)
・運営側の収支(金銭的なものだけでなく、ベネッセのように新規事業開発の一環としてなど)

が必須条件だと思います。一方、ベネッセがやっているこのラボをオープンするにあたり、彼らはシリコンバレーや東海岸などに人を派遣して、様々な事例を徹底的に研究しているんですよね。こういったアンカーになるような企業・団体を巻き込むために、福岡都市圏・九州管内の企業だけを対象として検討して何か解がでるんだろうか?といつも疑問に思います。

ちなみに、ベネッセは、昨年だけでもこのラボを利用しているEdTech系のスタートアップ数社に投資をしたみたいですね。ベネッセのスタッフは森安さんを入れて3名。私も渋谷近辺に立ち寄った際には利用してみようと思います。




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