大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2006年11月20日

必見!経営シュミレーションセミナー開催2



前フリしていましたが、11月18日~19日にかけて、「経営シュミレーションセミナー」を開催しました。
先日ご紹介したとおり、本セミナーは、九大知財本部が実施・運営している、経済産業省 大学発ベンチャー支援者ネットワーク事業の一環として開催するものです。
今年度は9月に引き続き2回目の開催です。

この事業は大学発ベンチャーを支援するネットワーク(コミュニティ)形成を目的としたものですが、3つの大きな柱があります。
○ビジネスプランをブラッシュアップする「綾水会」
○ビジネス交流促進のための「アジアラウンドテーブル」
そして、経営人材育成を目的としたこの「経営シミュレーションセミナー」です。

セミナーの報告の前に・・・

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参加者は25名。今まで行った経営シミュレーションセミナーの中では、参加者が一番バラエティに富んでましたね。(後から個別に紹介しますね)



講師は、9月に行ったときのセミナーと同様、オフィス・DOMEXの宮入講師!
一部では「カリスマ講師」と呼ばれています。(笑)



前回(9月)は、社員さんが参加した地元の有力ベンチャー企業「データ復旧センター」。
今回は社長の藤井さん自らこのセミナーに参加されました。最近講演等の依頼はほとんど断っているという藤井社長。せっかくなのでセミナー冒頭に挨拶していただきました!



今回は25名の参加だったので5チーム(5名)に分かれて作業を行いました。
そして、それぞれが仮想のPCメーカーとなり、会社を模擬経営していきます。
チームメンバーはそれぞれ社長、専務、常務、監査役等役割を担います。


このプログラムの特長は、資金調達や設備投資、マーケティングコスト等制約条件がかなりリアルであるという点です。
手形の割引や、資金繰り等通常のマネジメントゲーム等にはない様々な条件等を加味しながら、経営方針、毎月の生産計画、販売計画、資金計画を立案し、バーチャルに会社を経営していきます。時間の都合上、半期(半年)で業績を評価。

途中で中間決算、最後(今回は半年)に最終決算を締め、株主総会で社長自ら株主(この場合は参加者)に対して業績の報告をします。

  

皆さん、特に学生は慣れない経営用語に戸惑いながらも必死に経営方針を立案、各期(この場合は1ヶ月単位)毎に実績をチェックしていきます。今回経営者や経営に近い仕事をしている方も多数参加してましたが、彼らも結構苦労してましたね。(笑)



そして中間決算です。決算概要、下期の見通し等をプレゼンします。

 

これは仮想会社「㈱アルコPC」のプレゼンの模様です。

 

これは仮想会社「㈱SUGI」のプレゼンの模様。おおっ経常利益がプラスになってますね。(笑)
どちらも女性経営者で勝負していますね。

ここで参加メンバーをちょっと紹介。



島本食品の取締役副社長の波多江さん。QBS4期生で私の同級生でもあります。



九大工学研究院修士1年の川口君。九大の起業家セミナーの企画メンバーです。



九大知財本部で4月からNEDOフェローとして働いている山本君。一部では「エース山本」と呼ばれています。(笑)



熊本大学大学院の荒木君。前回に引き続き参加。前回は社長として最終的に赤字を計上してしまいましたので、リベンジで参加しています。しかし相変わらずイケてないですね。(笑)



データ復旧センターで営業をされている坂田さん。メガネがカッコいいですね。



同じくデータ復旧センターの小林さん(右)と早稲田大学情報生産システム研究科の矢澤さん(左)。



地元企業勤務の杉さん(右)と九工大教授でQBS3期生の尾知さん(左)。



九電知財部の垣岡君。ご存知の方もいると思いますが、3月まで私の部下でした。



冒頭でも紹介しましたが、データ復旧センターの藤井さん。今福岡で一番元気がいいベンチャー企業の一つといわれているデータ復旧センターの社長です。



九工大発ベンチャー「アルデート」の社長である久池井さん。一部では人気の「ミドルウザイーズ」のメンバーでもあります。(笑)

こう見ると、本当に多様なバックグラウンドを持った方が集まっていますね。そのお陰でこのセミナーは非常に充実したものになりました。



そして最後は、株主総会での決算報告。中間決算の後、研修の効果を高めるために各チーム(仮想会社)の社長は交代しています。

 

まずは仮想会社「ヤオハン・フクオカ」。一番いい業績をあげたチームです。一時期業績悪化しましたが、一か八かの勝負にでて見事V字回復を実現!株主にも5%配当を実施しました。

 

これが月例レポートなのですが、決算前の月では経常利益率約30%を実現(トータルでも約15%)。京都のハイテク企業なみの高付加価値経営を実現しています。(笑)

 

仮想会社「匠(TAKUMI)パソコン」。プレゼンは地元企業で働く北村さん。デザイン性を重視したPCを開発という差別化戦略をとりました。
いつの間にやらロゴも作っていますね。(笑)

  

仮想会社「㈱鬼瓦」。プレゼンは九大工学部4年の佐藤君。ここはR&Dを積極的に実施し、マーケットも一部の地域に特化するという販売戦略を展開しました。決算期前まではかなりやばかったのですが、最後頑張ってなんとか累損を一掃。当然配当、役員賞与は無しでした。

 

仮想会社「SUGI」。プレゼンは九大工学研究院の川口君。R&Dはせずにひたすら旧型PCを値段を下げずに(上げて?)販売するという戦略をとり、「ヤオハン・フクオカ」に次ぐ業績をあげました。

 

最後に仮想会社「アルコPC」。プレゼンはデータ復旧センターの有吉さん。
この会社は資金繰りに苦労しながら、なんとかしのいで最終黒字を実現しました。ただ、B/sを見ると資産の部の現預金が約15万円。(笑)
個人の預金残高じゃないですよ。(笑)

ということでなんとか無事セミナーも終了しました。
最後は参加者同士、お互いの連絡先を交換しあう光景もみられました。
今回のセミナーで経営に関する知識を習得するのも重要ですが、人的ネットワークの形成も非常に重要です。

今後のみなさんの活躍を期待しています!!お疲れさまでした!!

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この記事へのコメント
坂本さんご苦労さま。

この前は一つ遅い便だったので家に着いたのが11時ごろだったけれど
今度は9時半についたのでビックリ。家の上空でパラシュートで降りました・・・

さてさて、忙しくて講評できなかった分も含めて下に書いておきました。
お読みください。

http://domex.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/imaq2_80cc.html
Posted by オフィス・DOMEX at 2006年11月20日 13:49
もう一つ

忍者システムのロゴが左上に出てますが、確か一番下にして目立たないようにすることも可能でした。
Posted by オフィス・DOMEX at 2006年11月20日 13:52
宮入先生
お世話になりました。また講評いただきありがとうございました。
これを見ると結果も様々で非常におもしろいですね。

やはり参加者のバックグランドがバラエティに富んでいたからでしょうか?

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 坂本剛 at 2006年11月20日 23:29
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