大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2010年11月29日

日本ベンチャー学会第13回全国大会

先週は、出張続き&後半は体調を崩して、ブログの更新が滞ってしまいました。。。

そういう時にかぎって、ブログにアップしたいことは色々あり、一週遅れですが随時アップしていきたいと思います。ということで、時計を一週間戻し、11月20日~21日の土日に開催された日本ベンチャー学会第13回全国大会に参加してきました。


3年くらい前に学会員になったのですが、全国大会は、今回が初参加です(笑)。

統一テーマは「新たなイノベーションへの挑戦」

詳細のプログラムについてはこちら
二日間、様々な発表や、基調講演が行われました。中には正直いって??という内容のモノもありましたが、二日間を通し、いろんな知見を得ることができました。

中でも、二日目の最終パネルディスカッションに参加された、Quality Electrodynamics社CEOの藤田 浩之さんの紹介&プレゼンは非常に興味深いものでした。

早稲田大学出身で、学生時代にUCSDに留学したことがキッカケとなり、海外へ自分のキャリアを求めGEに就職。その後、MRI部門のグローバルマネージャーを経てMRIシステムのRFコイル開発ベンチャーQED社を創業。東芝などMRIメーカーが彼らのテクノロジーを採用しています。

日本ではメディアにほとんど取り上げられていませんが、米国のフォーブス誌による全米で最も有望なトップ20新興企業(2009年度)全米で11位に選ばれていらっしゃいます。

また、上述の通り、現在注目を浴びていながら、未だVC等からの外部資金を調達をされておらず、一方、その企業価値は登り竜が如く上昇中。

創業時のシードマネーも、地域行政機関からののファンド(5000万円)を活用して創業など、シリコンバレーに代表されるモデルではなく、極めて日本的な手法を用いた経営で、アメリカで注目・評価を受けていらっしゃるという点でも興味深い事例でした。

日本の多くの大学発ベンチャーも、国や地方行政機関からの補助金・助成金を活用していますが、一方ではそのような補助・助成金が、ベンチャーの成長を妨げているという意見もあります。
アメリカのハイテクベンチャーは、そんなものに頼らず、VCなど、直接金融(投資)から資金調達しているから成功するんだと。。。

しかし、QED社の事例を見る限り、それ(補助金・助成金等)自体が問題なのではなく、サポートを受けるベンチャー企業側の「Attitude(態度)」のほうに問題・課題があるといえるのではないか?と感じた次第です。

それに加え、藤田さんの経歴を拝見すると、現在43歳と私とほぼ同年代。いやはやバブル世代の我々世代でも、すごい日本人がいるなと、これまた感銘を受けた次第です。。。


話は変わり、初日の懇親会では、早稲田大学MBAの松田先生とパチリ。


会場だった國學院大學が、「神道」に基づいて創設された大学であること。
國學院大學から分離して創設された大学が日本大学であること(豊田自動織機から分離したトヨタ自動車みたいな)。
など、「トリビア」な知識も得ることができた日本ベンチャー学会の全国大会でした。


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