大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2007年09月23日

BP作成セミナー イン 九大(第2回編)

昨日は、BP作成セミナー イン 九大 の第2回目を開催しました。

テーマは、『営業/マーケティング戦略』です。

大学発、技術シーズありきのビジネスでは、一番苦手な分野です。

今回の趣旨は、細かいところ、知識は自身で学んでいただくとして、マーケティングの重要性を実感していただくことです。

BP作成セミナー イン 九大(第2回編)

トーマツコンサルティングの三村さん

彼女は、QBSの1期生ということで、先輩でもあります。

BP作成セミナー イン 九大(第2回編)

午前中は、

○ビジネスモデルとは
○マーケティング戦略立案のフロー
○分析の手法等

をレクチャーしていただき、午後から恒例のワークショップを行いました。

テーマは、
○考えている事業のライフサイクルモデルの検討
○考えている事業のビジネスコンセプトの検討
○ビジネスモデルの検討

です。2時間半という短い時間でしたが、各チームに別れ、上記テーマについてディスカッション⇒まとめを行いました。

BP作成セミナー イン 九大(第2回編) BP作成セミナー イン 九大(第2回編)

そして、各チームのプレゼン。

自分の考えをこういった形でまとめることは、非常に重要なプロセスです。

Who(誰に)
What(どのような商品・サービスを)
How(どのような形で、自社の優位性)

といった形のフレームに落とし込んでいくと、どの項目が不明確、欠落しているのかが明確になり(可視化され)ますので、その部分をまた検討していく。いわゆる仮説の構築です。

それに対し、様々な分析、調査を行い、仮説の検証を行っていき、整合性がとれない、考えが間違っている部分は再検討し、仮説の再構築をおこなっていくというサイクルを廻していくことにより、ビジネスコンセプトを明確にしていくのです。

各チームごとに、知識・経験により濃淡はあったのですが、かなりの効果があったようです。

次回は、アカウンティング。それが終わると、具体的なビジネスプランの作成に入っていきます。

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