大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2011年03月03日

企業視察ツアー(玄海活魚(株)編)

昨日は、朝から博多駅に集合し、唐津に向かいました。

地域の財界のネットワーク〈九州経済フォーラム〉の企業視察に参加するためです。

今回、視察先が唐津の玄海活魚(株)さんと、宮島醤油(株)さんということと、以前、フォーラムの方から産学連携に携わっていらっしゃる企業を紹介してほしいとの要望があり、からつ大学交流連携センターでお世話になっている宮島醤油さんと玄海活魚さんをご紹介させていただきたこともあり、参加させていただいた次第です。
いつもの道(唐津にはよく行っています)を通り、到着したのは、


玄海活魚さんのお店。玄海活魚さんといえば、唐津市や九大、地元の企業と産学連携プロジェクトを立ち上げ、首都圏へ呼子のイカを歩留まりよく搬送することにより、呼子のイカの拡販を目指すといったプロジェクトを推進されています。詳細はこちら


このプロジェクトのカギとなるのが、イカを搬送するトラックの開発。なっなんと、25t車です。

当初は8トン車で検討したそうですが、コストを考えると一度に搬送できる量が少なく、結局25t車になったそうです。それにより、一回あたりに搬送できるイカの数量が、150キロから400キロ(剣先イカ1500杯相当)に増やすことができるようになったとのことです。しかも、8トンと25トンでは通行料にあまり差はないとのこと。

ただ、いくら多く運ぶことがができても、途中でイカが傷ついたり、死んでしまっては元も子もありません。そのために、水槽内の温度管理(15度以下に保つ)や、水の循環方法など、様々なノウハウがこのトラックには詰められており、結果として、イカの生存率は95~98%まで上昇したそうです。

そうした運ばれたイカが、


こういった形の小分けされ、お店(飲食店)に運ばれ、


こんな感じでお客様に提供されるのです(これは、視察後に玄海活魚さんで食べたイカの活き作り。ちなみに、このイカはアオリイカです)。

ということで、私は、実は1年半前に築地の千秋で、呼子のイカを食べたことがあるんですよね。

そのときの様子はこちら

先日の綾水会でIBMさんがプレゼンしたもの、今回のプロジェクトも、地域の資産である〈魚介類〉と消費地域をITや産学連携でつなぐ仕組み作りを構築するというものです。

今後、こういった形での地域活性化のプロジェクトが、一つのトレンドになるような気がしています。

宮島醤油さんのお話はまた別の機会に。。。


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