大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2012年01月19日

政策のための科学

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九州大学は、このたび、文部科学省「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』」
推進事業に応募し、「基盤的研究・人材育成拠点(領域開拓拠点)」の一つに採択されました。
本学は、応募にあたり、東アジアと地域イノベーションを領域の軸とし、専門領域と政策のための
科学をつなぐ人材の育成等を提案し、これが評価されたものです。
これに伴い、平成24年4月には「東アジア地域STI政策教育研究センター」(仮称)を設置し、
平成25年度から、大学院の共通教育として「STI 政策科学専修コース」を開講します。
将来的には、これを発展させ、大学院統合新領域学府「STI政策科学専攻」の開設を予定していま
す。これにより、九州大学は、我が国における多方面の政策分野で、科学的な根拠をもって政策立案を
進めていく人材の育成を目指します。
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ということで、この度九州大学が、文部科学省 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」 基盤的研究・人材育成拠点整備事業の公募における採択機関に採択されました。

詳細はこちら

科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」 基盤的研究・人材育成拠点整備事業についてはこちら

今回九大が採択されるにあたり、構想を企画・立案したのが私がQBS時代のゼミの恩師である永田晃也経済学研究院教授です。以前からこの提案の話は伺っていたのですが、採択され、嬉しい限りです。

しかしながら、政策のための科学って???といった印象をお持ちの方がほとんどではないでしょうか?

私自身もそんなに理解しているわけではないのですが、私自身の理解としては以下のような感じです。

◯イノベーション創出という御旗のもとに、科学技術に関する予算が投入されている中、そういった政策を企画・立案するスタッフが、専門的知識を有し、客観的根拠(エビデンス)に基づいて政策の検討や企画を行っているかというと疑問。
◯民間企業における中長期的な経営・技術戦略の策定等を行う場合でも同様。
◯そのために、科学技術やイノベーション政策を客観的根拠(つまり科学的根拠)に基づき立案・評価することが可能な人材の育成や、このような新たな研究領域の発展、さらに「科学技術イノベーション政策のための科学」と自然科学・人文社会科学等の各専門領域をつなぐ人材の育成を目的とした総合拠点づくりを行うにあたり、それを補佐しつつ拠点間連携を図る領域開拓拠点の一つとして九州大学が採択された。

MOT、イノベーション、科学技術政策等々の重要性を言われる中、九州地域における研究・教育拠点は今までにほとんどなく、又、研究者の質・量といった点においても、関東・関西圏に比べて劣っていた(私はそう思います)中、このような拠点に九大が採択されたことは非常に意義があると思います。本プロジェクトの今後の動向に注目ですね。


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