大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2012年01月30日

政策提言発表シンポジウム参加(地域政策デザイナー養成講座)

先週末、1月28日(土)は、あかりのお受験関係の用事を終え、九州大学西新プラザに向かいました。

先日ブログにアップしていた「地域政策デザイナー養成講座 政策提言発表シンポジウム」に参加するためです。

この講座の事務局長であり、企画運営を担当されている谷口九大産学連携センター教授からお誘いいただきました。

時間の都合上、基調講演は拝聴できませんでしたが、受講生の皆様の提言プレゼン(14:30〜)からレセプションまで参加させていただきました。

テーマは「震災後の日本の進路と九州の今後のあり方」。それに対し、


① 災害に強い九州を実現する「九州継続計画」の策定
② 九州における新たなエネルギーシステムの実現
③ 九州において儲かる農業の仕組みづくり
④ 九州における水源地域の森林・農山村を守る
⑤ 県境を越えたモデレートな「九州府」に向けて

といった具体的なプランが提言されました。統計的なデータおよび机上のプランニングだけでなく、フィールドワークで関係者にヒアリング等も実施されたということで、どのテーマも内容が濃いものでした。

個人的には、③に興味がありましたね。ただ内容については一部???という点がありました。そもそも、なぜ農業なのか?ということです。

1次産業=農業という視点でストーリーが展開されていたのですが、「島国日本」および「震災後の日本の進路と九州の今後のあり方」というテーマであれば、「農業」より「漁業」に注目するのが普通だと私は思うのです。

今回の提言だけでなく、こういったプランでは、農業ばかりが取り上げられるのです。そして、食文化の云々、、と続くのですが、日本の食文化は元々漁食文化だったのは皆さんご存知のとおりです。お酒と野菜でウンチク、というよりお酒と魚介料理(+牛や豚、鳥)といったほうが日本の食文化のメインストリームだと私は思います。

特に、震災後、原発の問題等で食の安心・安全が叫ばれる中、天然モノもそうですが、肥料や生産工程が管理された養殖業をより発展させ、儲かる仕組み作りを行うほうが、より今回のテーマにあっており、今回被害を免れた九州地域のなすべきものではないかな、と思った次第です。これには、異論がある方もいるとは思いますが、「産学連携界のグルメ王」と呼ばれている私の個人的感想です(笑)。


発表の後、QRECの大口スポンサーであるロバート・ファンさんがご講演されました。

日本社会の良い点・悪い点を、ビジネス・経営という視点からズバリと分析されていらっしゃいました。さすが、7000億円企業を立ち上げたアントレプレナーだなと思った次第です。

今回の発表が、提言だけで終わることなく、実行に移される(または、移そうとする)フェーズに進むこと期待しています。



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