大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2014年08月29日

ベネッセが渋谷で面白いことをやっているらしいよ。

なんだかんだと今話題の「ベネッセ」。その件は、おいておいて、

先日の東京出張の際に訪問したのが「EdTechlab (β) powered by benesse corporation」。ベネッセが運営しているシェアスペース(?)、インキュベーションスペース(?)です。



このラボを立ち上げた、インキュベーションセンター部長の森安さんとは旧知の仲で、以前から訪問したいなーと思っていて、今回ようやく実現した次第です。

このスペースの目的は、

 近年、次々と新たなIT技術が生まれる中、教育の世界でも様々なイノベーションが起きています。ベネッセは教育に携わる企業として、テクノロジーを使って「今の学び方」を変えるだけでなく「今までになかった学び方」を生み出したいと本気で考えている方々を支援したいと考え、新しい拠点「エドテックラボ・ベータ」をオープンしました。「エドテックラボ・ベータ」は、スタートアップ企業やその関係者の方々に日々の「ミーティング」「打ち合わせ」「開発」等を行う場所として、またユーザーを招いた「ユーザーインタビュー」「ユーザーミーティング」などのイベント会場として、無料で利用していただくための場です。


ということで、いわゆるIT×教育分野におけるオープンイノベーションを創出するための場なんですよね。しかも、利用料は「無料」。常時20名くらいの若いアントレプレナーが、渋谷での拠点として利用しているそうです。ちなみに、この場での登記はできないとのことです。

この取り組みの面白いところが、まさに上記の目的とおり、ベネッセの新規事業になる可能性がある、シナジーがある、有望な企業に対して、ベネッセが出資をするというところです。

福岡もスタートアップカフェなど新たな取り組みを始めていますが、私が思うに「その出口」「成果」ってどうなっているのか、どのように考えているのか、が疑問です。スタートアップを一時的に集めたり、起業家予備軍をリストアップすることはできると思いますが、永続的に運営していくためには、

・スタートアップがその場を利用するインセンティブ(顧客・仲間・投資家とつながるなど)
・運営側の収支(金銭的なものだけでなく、ベネッセのように新規事業開発の一環としてなど)

が必須条件だと思います。一方、ベネッセがやっているこのラボをオープンするにあたり、彼らはシリコンバレーや東海岸などに人を派遣して、様々な事例を徹底的に研究しているんですよね。こういったアンカーになるような企業・団体を巻き込むために、福岡都市圏・九州管内の企業だけを対象として検討して何か解がでるんだろうか?といつも疑問に思います。

ちなみに、ベネッセは、昨年だけでもこのラボを利用しているEdTech系のスタートアップ数社に投資をしたみたいですね。ベネッセのスタッフは森安さんを入れて3名。私も渋谷近辺に立ち寄った際には利用してみようと思います。

  


Posted by 坂本 剛 at 09:11Comments(0)今日の出来事

2014年08月26日

QBSビジネスプランコンテスト2014学内選考会終了!

先日「QBSってどうよ?&私のまわりのその後」といったタイトルのブログを書きましたが、そのQBSが、4年前から開始した「QBSビジネスプランコンテスト」が今年も開催されます。

当初は「九州大学 教育の質向上支援プログラム(通称:EEP)」の一環として2011年にスタートし、現在はQBS学生会の主催行事として自立的に運営されています。

私自身、このコンテストの開始当初は、その内容・コンセプトが、スケジュール、実施時期の関係で無理がある、内容と学外からみえる印象が違い過ぎると感じ、否定的な印象を持っていて、そういった意見を主催者側に伝えたところ、いろいろ意見が対立し、現役生のみなさんからも嫌われ、いやな思いをしたことがありました。

しかしながら、昨年からなぜだかそういった私に学内選考会の審査員の依頼が舞い込み、今年も引き受けさせていただきました。

えっ、なんでそういったことになったのに引き受けるんですか?と思われる方がいると思います。

その理由は、私が意見を申し上げたことに対し、改善がなされた点があるということです。

1例を挙げると、プレゼン時間を主催者側がキチンとマネジメントし、評価にも取り入れている点です。初回のコンテストではプレゼン時間のほぼ1.5倍の時間を使うチームがあり、それに対するペナルティもなかったのです。それが、現在では、超過時間ごとにポイントが原点されるようになっています。。。

ということで、先週の日曜日(8月24日)に経済棟209号室で、


学内選考会が開催されました。テーマは『創業特区 福岡にアントレプレナー集結 ~変革の鼓動~』

現役生・OBから4チームが名乗りを挙げ、うち2チームが優秀賞、および9月13日に開催される本戦に進みます。


各チームのプレゼン内容や出来上がり具合・レベルなどについて、あえてここでは述べません(笑)。働きながら授業を受け、それから更に時間を捻出をし、こういったコンテストに応募することは、実は大変なことなんですよね。

どちらにしても、選考された2チームは、本戦まであと残り3週間あります。本戦では、2チーム以外に、その他経営大学院からの参加チーム含め計6チームが優勝を競い合います。学内選考を突破した2チームには、更なるブラッシュアップを目指して頑張ってほしいと思います。

本戦についてはこちら  


Posted by 坂本 剛 at 14:51Comments(0)QBS

2014年08月25日

フィルム現像できる場所が減ったよね

お盆休みに、昔の品をいろいろ整理してたらでてきたのが、


撮影済のフィルム。現像するのを忘れてそのままだったんでしょうね。

せっかくだから、タイムマシン宜しく、いつ撮ったものかを確かめたくなって現像に出そうと探してみたら、、、自宅周辺には現像してくれるお店がないことに気付きました。

以前は、スーパーの入り口とかに、「パレット◯◯」などフィルムを現像してくれる店舗があったけど、いつの間にか無くなってました。

確かに、デジタルカメラがこれだけ普及すると、銀塩カメラを使う人って、マニアを除いてはほとんどいなくなってますよね。以前は、必ず撮影したらプリントアウトしていましたけど、デジタルカメラになってから、出力すること自体ほとんど無くなってしまいました。

まさに破壊的イノベーションにより既存のサービスが無くなってしまった事例ですね。こうの状況の中、フィルムメーカー大手のコダックは破綻しました。一方、富士フィルムも危なかったですが、バイオや化粧品分野に事業ドメインを変更し、なんとか危機を乗り越えた、ということはMOT系の私にとっては衝撃的でした。

話は戻り、どうしよう?と友人知人に聞いてみて、やっと見つけたのが、


カメラのキタムラの春日店。お店に入ってみるとデジカメのプリントや携帯電話の取り扱いを中心とした業態に変わっていました。

そして、現像の結果分かったのが、


平成5年ころに撮影されたものであること。いやはや当時は今より太ってましたね。。。

けど、約20年前の画像を見ることができて、楽しかったですね。みなさんも、押し入れの隅に未現像のフィルムがあれば現像に出してみてはいかがですか?
  


Posted by 坂本 剛 at 15:47Comments(0)今日の出来事

2014年08月24日

広工大のCMがおもろいね(地方単科大学の生き残り戦略)

先日、ウエブのニュースに出てた「代ゼミ、校舎の7割閉鎖へ 少子化で来春にも」という記事。

まあ、予測されていたこととはいえ、改めて少子化の波がじわりじわりと押し寄せていることを実感しますね。

当然ながら少子化→人口減少につながるわけで、特に、地方の人口減少は既に始まっていて、地域政策を考えるにあたり「人口減少下の・・・」といった枕詞が当たり前のように使われています。

そのような状況の中、最近目立つのが、地方の私立大学、とりわけ工業大学や女子大学、いわゆる単科大学の「プロモーション」です。

個人的に「おおっ」と思ったのが「広島工業大学のCM」です。

google glassよろしく、ウエアラブルツールを自分で開発!といった夢をみるという内容ですが、その高校生を演じている方が、そこいらにいそうないたいけな高校生の雰囲気を自然に醸し出していて、非常に好印象です。

正直に言って、九州で、広島工業大学の知名度はかなり低いのではないかと思います。しかし、このCMで認知度は間違いなく上がったと思います。

計算上、受験生の人数<大学の学生定員といった大学全入時代の今、九州大学や福岡大学は、いわゆる大手企業。一方、地方の単科大学は、まさにベンチャー、中小企業。

経営資源の集中、オンリーワン、一点突破の戦略が求められるのでしょうね。

福岡にも、福岡工業大学筑紫女学園大学、久留米にも信愛女学院短期大学といった面白そうな単科大学があります。

次に面白いCM、プロモーションを打つのはどの大学か?興味大です。
  


Posted by 坂本 剛 at 09:54Comments(0)地域

2014年08月23日

栗コーダーが佐賀でライブをやるらしいよ。

ということで、「ピタゴラスイッチのテーマ」や、やる気のなさそうな「ダースベイダーのテーマ」で有名な栗コーダーカルテットが、佐賀市で初めてライブを行います。


私のブログに時々でてくる栗コーダーカルテット。坂本さんと何か関係があるの?とお感じの方がいらっしゃるかもしれませんね。

ご存知の方もいるとは思いますが、改めて説明すると、メンバーの一人である「近藤研二」君が、小・中の同級生なんです。それに加え、高校はお互い違いますが(私→明善高校、彼→八女高校)、中・高時代は一緒にバンドをやっていて、いたいけな中・高時代、一番多く時間を共有した友の一人なんです。

2年前に、東京の千秋で結婚20周年お祝いをしてもらった時には、研二君もお店にきて一緒に祝ってくれました。そのときのことを彼のブログにもアップしてくれています。

そこでも彼が、

+++++
幼馴染みの坂本剛くん夫妻の結婚20周年を築地で祝う。坂本つー君とは中学、高校と6年間、バンドを一緒にやっていた。さらに遡って小学校時代には一緒にやんちゃなこともしたっけなー。自分の人格形成に深く関与している恐れあり。
+++++

と書いてくれていますが、いやはや、小学校時代はお互い感受性が強く、いろんなことをやって先生に呼び出されたりしました。本当、僕の人格形成にも研二君が深く関与している恐れがあります(笑)。

何年前だったかな? 研二君が音楽を担当した「つみきのいえ」が、アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞する1年前くらいに、彼からこのブログあてに連絡をいただいて久しぶりに再会したんですよね。ここ数年は福岡のライブのたびに、打ち上げなんかに参加させてもらっています。今年は、結成20周年ということで7月19日に支部や公会堂で記念コンサートをやったのですが、偶然その日に東京にいたので、ご招待いただき、遅れてですが参加させてきただきました。

その栗コーダーカルテットが、来月9月6日に佐賀市内でライブを行います。場所は、浪漫座というところ。銀行の建物をリノベーションした雰囲気がいい場所です。

佐賀市近辺にお住まいの方は是非! また、ちょっと遠いですが、福岡からも特急電車で30〜40分ですので、ご興味がある方は是非ご参加ください。

  


Posted by 坂本 剛 at 13:26Comments(0)イベント告知

2014年08月22日

ファブラボ太宰府が何かやるらしいよ。

最近「ファブラボ◯◯」という言葉をよく耳にします。

今まで専門のメーカー、加工メーカーにしかできなかった「モノづくり」が、3Dプリンターの登場により、趣味レベルであれば、個人でも可能になりました。

それらを可能にする「場」として、日本全国にファブラボが作られているようです。ファブラボについてはこちら

そういった中、ホームセンターが立ち上げたファブラボが「ファブラボ太宰府」です。北部九州を中心に「グッディ」を展開する嘉穂無線が立ち上げたファブラボです。

7月19日にプレオープンしたのですが、9月20日に正式オープンします。その記念としてオープニングイベントが開催されます。

このイベントでは、

ファブラボジャパン発起人の田中浩也さん(慶應義塾大学)
文具王として有名な高畑正幸さん
太宰府天満宮文化研究所のアンダーソン依里さん

をゲストに招いて、これからの「モノづくり」についていろんな角度で話をしてもらうみたいです。

私は、グッディの柳瀬副社長とは、色々親しくさせていただいており、文具王をグッディに紹介したりさせていただいています。

そういったご縁で、上記のゲストを交えたパネルディスカッションでは、ファシリテーターを務めることになりました。

今後のモノづくりの方向性、趣味としてDIYが好きな方など、こういった動きにご興味がある方は、お気軽に参加ください。

参加には、事前登録が必要ですので、こちらから事前申込をお願いします。当日、現地でお会いしましょう。
  


Posted by 坂本 剛 at 08:28Comments(0)イベント告知

2014年08月21日

ひげ剃りの刃ってなんであんなに高いとかいな?

男性の身だしなみの一つが「ひげ剃り」。

私も一時期あごヒゲをはやしていたことがありますが、多くのビジネスマンが毎日ヒゲを剃っていると思います。

方法は、大きく2つ。電動シェーバーかカミソリを使うことです。

私は後者の「カミソリ派」。けど、いつも思うのが、

・刃を交換するタイミング



・なんでカミソリってあんなに高いんだろう?

ということです。この2つは関連していて、ホームセンターでひげ剃りコーナーにいくと、大体替え刃4枚で1,200〜1,600円するので、思わず購入を躊躇してしまうんですよね。そうすると、本来2週間で交換したほうがいいと言われていながら、その時期がズレズレになってしまい、気がついたら同じ刃を2ヶ月使ってた、ということが日常茶飯事です。。。一方、替え刃が1枚ついているホルダーのほうが800円とか1,000円で売っていて、思わずそっちに手が伸びてしまい、気がつくとお風呂場がホルダーだらけになってしまうということが多々あります。

今回某ドラッグストアで見つけたのが、



Xfit (クロスフィット)替刃4コ入り

コンビニで売っている使い捨てカミソリは、私の肌に合うのがあまりなく、いつも使用後に血がでてしまい、往生してしまいます。このカミソリは、

高性能(5枚刃)なシステムレザー(替刃式カミソリ)を使用していて、ホルダー肌に合わせて動く3D首振り機構がついていて、肌にきちんと密着するので剃り残しが少なく2ヶ月で交換のようです。以上で、約700円。
二週間ごとに刃を交換すると、2×4=8週間(2ヶ月)。これで700円だと思うと納得感があり、おもわず手にとってしまいました。

試してみると、一般の高性能ひげ剃りと、性能はほとんど変わりません。問題は、2週間という期間をどうやってチェックするかだけです(笑)。

しかし、ちょっと気になるのは、メーカー(貝印)として、既存商品との「カニバリズム」をどう考えているのか?ということです。

カニバリズムとは、

生物学用語では、いわゆる「共食い」という意味ですが、それが派生して、マーケティング用語で自社の製品やブランド同士が市場を食い合う状況を指します。

だって、私は、この商品より高い「貝印の刃」を使っていたのですから。

そのあたりは、メーカーの方に考えていただくとして(笑)、まずは、2ヶ月使ってみようと思っています。
  


Posted by 坂本 剛 at 08:42Comments(0)今日の出来事

2014年08月20日

雑餉隈って読めます?&武田たばこ店再開か?

私は福岡市の南側に位置する雑餉隈の近くに住んでいます。

福岡以外の方で「雑餉隈」という地名を読める方は少ないんじゃないかなと思いますがどげんですか??

「ざっしょのくま」と読みます。地元の人は略して「ざっしょ」と呼んでいます。

元々、春日の米軍基地(現在は自衛隊春日駐屯地)の花街として栄えた町です。しかし、ちょっと前に福岡市がオリンピック招致に動いた際に、猥雑なお店は一掃され、以前に比べ寂びれた感があります。

そんな雑餉隈ですが、ソフトバンクの孫さんが、ソフトバンクの前身である「ユニゾン・ワールド」社を創業した地としてベンチャー業界では有名です。

創業時に孫さんが、アルバイト社員2名の前でリンゴ箱の上に立ち「いずれ売り上げは豆腐のように一丁(兆)、二丁と数えたい」と演説し、これを聞いた二人が「そんな法螺話をされても、、」と速攻で辞めてしまったという有名な話(本当かどうかは不明ですが)があります。

ちなみに、ユニゾン・ワールドが入っていた雑居ビルの一階には、現在「ソフトバンクショップ」が入っています(笑)。

一方、雑餉隈として有名なのは、武田鉄矢さんの実家です。ご存知の方も多いと思いますが、実家はたばこ屋さんで、雑餉隈駅から数百メールのところにあります。

お母さまは10数年前に亡くなられていますが、地元福岡ではコマーシャルにも出演されたりと、ちょっとした有名人でした。

お店は、クリーニング屋さんを併設されていたのですが、数年前からたばこのみで、お店はずっと閉まったままだったのですが、先日お店の前を通ってみると、


内装業者さんが入って、工事が始まっているようでした。

お店を閉じたのは、お母さまが亡くなる前後から武田鉄矢さんの身内の間でいろいろ問題が発生したのが原因云々といったことがネットにでていましたが、とにもかくにも、最近廃れ気味の雑餉隈的には嬉しい限りです。私はタバコを辞めたので、タバコ屋に行く機会がありませんが、クリーニング屋が再開されたら一度寄ってみようと思っています。

それと、みなさん、まずは「雑餉隈」を読めるようになっていただければ幸いです。
  


Posted by 坂本 剛 at 09:27Comments(0)地域

2014年08月19日

QBSってどうよ?&私のまわりのその後

先日、久しぶりに東京に出張しました。夜の予定が決まっていなかったので、いつものごとくFB上で告知をしたら、QBS(九大ビジネススクール)の同級生、元部下でQBSの修了生の二名が集まってくれました。

QBSは、国内大学のいわゆるMBAコース。そもそもそんなところに行って何かメリットがあるのか?転職に有利?社内昇進のための有利な条件?
といったことをよく言われます。またQBSのような社会人大学院の評価は、修了生のアクティビティ(キャリアアップ、起業など)が重要だとも言われます。

私が思うに、そういったことに対し有利に働くも、働かないも、やるも、やらないも、結局は「本人次第」ではないでしょうか。

例えば、QBSは、九州大学の社会人大学院なので、旧帝大の修士(といってもどれだけのものかとは思いますが)という学位を求めて来るような方は、それが目的なので修了後に何か新たなチャレンジをするモチベーションは低いでしょう。地場大手企業に勤務していて入学される方は、基本的に「転職」なんて考えていないでしょうから、自己啓発を目的とする方が多く、学ぶことが内部昇進に有利に働くというより、地域での人的ネットワークづくりにおいては効果があるかもしれません。

そんな中、私の同期(および近しいメンバー)は、修了後に新たなチャレンジを目指す方が比較的に多いようです。


先日東京であった内野君は、元々九大工学部出身で、地元の材料メーカーに就職した後に、QBSに入学し、修了後は、大手商社に転職し、現在は東京を拠点に、アジアマーケットを担当しています。

私の元部下(写真は取り忘れました)は、修了後に大学発ベンチャーの創業に参画後、自分の会社を設立。現在は、上場を目指すベンチャーの執行役員を務めています。

それ以外には、

・QBS修了後に、大手電機メーカーに就職し、今月からアメリカの子会社に出向し、新規事業立ち上げを目指すもの。

・留学生(中国)としてQBSに入学。修了後大手自動車メーカーに就職し、現在は念願の中国本社に出向し、日本と中国の架け橋を目指すもの。

・元証券会社で、QBS時代は主婦。修了後は、地元の監査法人の資産運用系関連会社の社長に就任したもの。

・九州経済産業局の職員で、修了後、博士課程に進学し、博士号を取得したもの。

・家業(企業)の経営者に就任したもの。

など、修了後に「新たなチャレンジ」をした仲間がいます。そういった私も、修了後に、九州大学の特定関連会社の社長に就任し、今は、また新たなチャレンジを目指して準備中です。

一方で、別の期の話を伺うと、そうではない方々も多いようで、結局は「自分次第」「何をやりたい、やってみたいのか」ということだと思います。

そういった感じのQBSの入学説明会が、8月、9月と開催されます。→こちら

ご興味がある方は、参加してみてはいかがですか?
  


Posted by 坂本 剛 at 07:14Comments(0)QBS

2014年08月18日

第2回生産機械工学科の会

産学連携機構九州の社長退任後、なんだかんだと、ブログの更新が滞っていました。なんとか今後も継続していきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

ということで、お盆の初日の8月13日に「九大工学部生産機械工学科の会」を開催しました。

会のメンバーの条件は、
・生産機械工学科卒業であること。
・王道であるエンジニアではなく、別の職種で頑張っていること
です。僕らの時代(今でもそうみたいですが)は、機械工学系の卒業生は、基本的にメーカーに就職し、生産設計、商品設計、開発などエンジニアの道を選ぶのが当たり前でした。そういった中、全く異なる分野でなんとか頑張っているメンバーが集まり、意見交換やお互いを励まし合っていくという趣旨のもと結成されたのが、この会です。

というのは、表向きで、いつもお世話になっている「歌謡曲BARスポットライト」の社長である安東さんが、偶然、私の2級下の生産機械工学科卒業であることを偶然知り、二人で盛り上がっていたら、スポットライトの常連でイントロ早押しクイズの「横綱」であるTVQの永江さんも、7つ下の生産機械工学科卒業生であることがわかり、この3名でとりあえず飲みましょう!ということで集まったのが始まりです。


今回は第2回目ということで、みんなで「生産機械工学科」にちなんだ物を持ち寄ることにしました。

永江さんが持ってきたのが、


いきなり「卒論」。テーマ名が「ローレンツ力による回転体の不安定運動」。ローレンツ力についてはこちら


いやはや、懐かしい響きの言葉や、インテグラルが何個も連なった方程式。。。よくもまあ、こんなことしていたよなーといった感じです。

そして、理系には必須だった、


関数電卓、というよりも簡易プログラムが作成可能なポケコン。僕の時は、もっと旧式のヤツでしたけど、卒業までに計算だけでなく、いろんな意味でお世話になった道具です。

私が持って行ったのは、


実験工場での実習で製作した「平歯車」。これには、みなさんかなり食いつきがよかったです。

炉で1000を越える温度で溶かした銑鉄を、自分で作った鋳型(砂型)に流しこみ、作ったものです。1度目は型を固めすぎて「巣(空洞)」ができてしまい失敗してしまいました。これは、やり直して2度目にようやく出来上がったものです。27、8年前のものですが、押し入れの中に眠っていました。いやー懐かしかったですね。

話は、歯車の話から、単位取得に苦労した話、人生についての話など多岐にわたり、あっという間に4時間が経ってしまいました。

工学部は、必修科目が多く、学生時代は辛いことばかりだったのですが、今にして思えば、直接仕事に関係はありませんが「理系」として勉強したことは、物の考え方、見方という点で役に立っているね、というのはみんなの共通認識でした。

次回はいつになるか分かりませんが、今後も定期的に開催したいと思っています。

それと、メンバーシップも「九大工学部生産機械工学科」出身に限ると拡がりがないので、九大工学部出身で、王道であるエンジニアではなく、別の職種で頑張っている方も参加していただければと思っています。ご興味の方は是非アクセスしてみてくださいね。


  


Posted by 坂本 剛 at 15:13Comments(0)九州大学

2014年07月18日

大学発ベンチャー表彰

今年から「大学発ベンチャー表彰」という制度が始まりました。

この制度は、大学等の成果を活用して起業した大学発ベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業を表彰する、というものです。

目的としては、
・大学等における研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みを更に促進させる。
・大学発ベンチャー創業といったチャレンジングな取り組みに立ち向かう起業家をキチンと表彰することにより大学の研究成果の社会還元を更に加速させる。

といったことが挙げられると思います。

詳細はこちら

主催は、文部科学省の外郭団体である「独立行政法人科学技術振興機構(JST)」

こういった表彰制度には、賛否両論あると思います。ただ、私の経験を言わせていただきますと、現場で一生懸命頑張っている人にとって大きな励みになることは間違いありません。

私は2007年に、日刊工業新聞第2回モノづくり連携大賞「特別賞」、2008年には第3回モノづくり連携大賞「大賞」を受賞させていただきました。

地域でのベンチャー支援の活動が受賞対象だったのですが、私だけでなくまわりの仲間のモチベーションもこの受賞により上がったこと今でも覚えています。

日本での産学連携・大学発ベンチャーの歴史はまだそんなに長くありません。こういった制度をトリガーにして、大学の研究成果の社会還元が、大学発ベンチャーという手法を使ってさらに加速されることを期待しています。

ということで、私の一社推薦させていただきました。9月上旬には発表があるようです。ちょっとドキドキしながら発表を待ちたいと思っています。
  


Posted by 坂本 剛 at 13:52Comments(0)大学発ベンチャー支援

2014年07月05日

ブログタイトル変更(2回目)→産学連携的な??

前々回のブログにも書きました。

今回の産学連携機構九州代表取締役社長退任に伴い、このブログのタイトルを変更する必要がありますね、と。

2006年に、このよかよかブログを始めた時のタイトルは「QBS生の大学発ベンチャー日記」でした。

九州大学知的財産本部(現:産学官連携本部)に所蔵し、大学発ベンチャー支援を行いながら九大ビジネススクール(QBS)に通っていたので、こういったタイトルにしたのです。

この時期のブログではQBSのことについてよく書いていたので、QBSの受験を目指す方がよく読まれていたようです。

「QBS」や「九大ビジネススクール」で検索すると私のブログがかなり上位で引っかかるのです。10数名の方からメールをいただき、そのうち多くの方がQBSに入学されています。

その後、2010年4月に、九州大学の特定関連会社「産学連携機構九州」の代表取締役社長へ就任したのを期に「産学連携的な新米社長日記」にタイトルを変更しました。

そ、し、て、今回、社長の退任に伴い、ブログのタイトルをどうしようかな?と考えたのですが、、、結果、ベタに。、、

「産学連携的な新米顧問日記」とさせていただきました。基本的にフリーですが、顧問の委嘱を受け当分の間活動していきます。


名刺も肩書きを変更しました(笑)

あと


九州大学産学連携センター客員教授の肩書きもあります。公的な役職などは、こちらの肩書きで活動いたします。

新米顧問?微妙なタイトルですが、当分の間おつきあいくださいね。

  


Posted by 坂本 剛 at 08:27Comments(0)産学連携

2014年07月03日

産学連携機構九州初代社長ご逝去

昨日、目にした記事にちょっとショックを受けました。。。

九州大名誉教授の西川兼康さん死去

西川先生は、実は、産学連携機構九州の初代社長を務められた方なのです。

また、私にとっては九大工学部機械系学科の大先輩でもあります。西川先生の教科書で大学時代は、熱力学を学びました。

私は、西川先生(社長)から数えて産学連携機構九州6代目の社長でした。

その西川先生と3年前の「九州大学機械系百周年記念大同窓会」でお会いする機会がありました。

機械系の同窓会は、九機会(きゅうきかい)と呼ばれており、九州大学工学部機械系学科卒業生でつくる同窓会組織です。その大同窓会でご挨拶することができて良かったなと今でも思っています。

そして今回の訃報。。。

お亡くなりになられたのが7月1日。私が社長を退任したのが6月30日。しかも九大工学部機械系の先輩・後輩。何か因縁を感じた次第です。

改めてご冥福をお祈りいたします。  


Posted by 坂本 剛 at 13:12Comments(0)産学連携機構九州

2014年07月01日

【ご報告】産学連携的な社長退任

昨日(6月30日)に開催した産学連携機構九州第15回定時株主総会終結をもって代表取締役社長を退任いたしました。

九州大学の特定関連会社の代表をなんとか4年間続けられたのも、九州大学はじめ、地域経済界のみなさま、SAM会を中心とするベンチャー支援ネットワークのメンバー、社員のみなさん、そして家族のおかげだと思っております。改めて感謝申し上げます。

ちょっとだけ、社長就任の経緯から今にいたるまでを思い返してみますね。

私は、2004年に九州大学が産学連携組織(知的財産本部)の立ち上げる際に、九州大学の教員にお誘いいただき、民間企業から産学連携分野に身を投じました。

仕事は主に大学の研究成果の事業化を目指すプロジェクトの支援、大学発ベンチャーの支援です。

その後、働きながら九大ビジネススクールに通い、2008年に無事修了しました(経営修士(専門職)。

一方、産学連携機構九州(九大TLO)は、知的財産本部設立から遡ること4年前、2000年に地域の経済界の絶大なる支援を受け設立された承認TLOです。

当初は、教員334名の個人出資で設立され、2008年には、九州大学が既存株主から株式の譲渡を受け、九州大学の特定関連会社(企業でいう子会社)になっています。

2004年に国立大学が法人化し、知的財産を独自でマネジメントできるようになって以降、全国的にTLOの清算、統廃合が行われる中、2009年くらいから産学連携機構九州を今後どうするかの検討を知的財産本部を中心に議論を始めました。その際に、改革案を具体的に検討したのが私でした。検討結果は、国立大学法人が保有することができる唯一の企業として産学連携機構九州を維持し、技術移転はもとより産学連携関係の新規事業展開をやるべきた、というものでした。また、当時、九州大学の理事が社長を兼務していましたが、専任の常勤経営者を置くべきだと提案しました。

じゃあ、誰がやるのか?という話になりますよね。。。改革案を考えた人がやるべきということで、4年前の2010年3月19日の臨時株主総会で取締役に就任、3月末に九州大学を退職し、4月1日に代表取締役社長に就任しました。

なので、よく「坂本さん、どこからの出向ですか?」と言われましたが、そうではないのです。私自身相当悩みましたが「新しいことにチャレンジしよう!」と、退路をたって産学連携機構九州の代表に就いたのです。

当初は、九大ビジネススクールでビジネス・マネジメントを学んだものの、学びと実践はまったく別物で、悩んだり落ち込んでばかりでした。

さらに、前述のとおりTLOという組織は、国の支援が終了した後、九州で内で清算が続いていて、いろんなところに挨拶にいくと「坂本さん、貧乏くじ引いたね」とか「火中の栗を拾ったね」とよく言われたこと、今でも覚えています。

そのような状況の中、まずは、会社の存在を知ってもらおうといろんな会合に顔を出しました。おかげさまでこの4年間で体重が4キロ増えてしまいました(笑)。

そうやって試行錯誤と続けているうちに、産学連携を活用した地域活性化のプロジェクトを受注したり、協議会の事務局の運営をお願いされたりと仕事をいただくことができ、無事に4年間黒字を続け、キチンと税金(法人税)を払うことができました。

今回の退任についてよく言われたのが「坂本さん、なぜ退任するの?」「何かあったと?」「ずっとTLO(産学連携機構九州)の社長やると思ってた」ということです。今回の退任の理由について、基本的にネガティブなことは全くなく、大きく2点あります。

1点目は、九州大学内で、産学連携機構九州の位置付けがキチンと行われるようになったことです。
社長就任当時は、2008年に九州大学の特定関連会社になったとはいえ、そもそも教員の個人出資、地域経済界の支援を受けて設立された会社だったので、学内での認知度も低い状況でした。その後、実績を積み重ねることにより、この4年間で学内、特に理事クラスでの認知度も上がり、大学としてもこの会社を特定関連会社としてキチンと位置づけて、支援していくといった流れになりました。そうなると社長のポストも公的な地位として位置付け、総長や理事、研究院長のように任期を決め、そのポストをきちんとマネジメントしていこうということになります。

一方、産学連携機構九州の社長の任期の上限は特に決まっていませんでしたが、担当理事と相談の上、今までの社長で4年を越えて務めた方がいないこと、また、6年だとちょっと長いということもあり、今後、産学連携機構九州の社長の任期を4年とし、人事ローテションしていこうということになった次第です。なので、次期社長も、任期は4年となります。

大学の産学連携スタッフが産学連携機構九州の社長になり、経営実務を経験する。4年後に学内にもどり、その経験を学内組織や大学運営の活性化に活かす。そういった産学連携人材育成システムが、九州大学をベースにできあがるといいなと思っています。

そして、昨日の株主総会には、2008年に九州大学の特定関連会社になって以降、初めて株主として、代理ではなく有川九大総長自らご出席していただくことができました。これは本当に嬉しかったですね。4年間の実績について総長に直接ご報告できたことは、九大のOBであり、かつ、九大の子会社(特定関連会社)の社長を務めさせていただいた私にとってはこの上ない喜びでした。

2点目は、私自身、産学漣家機構九州の社長をずっとやろうと思って社長を引き受けたわけではないということです。私が社長に就任する際のモチベーションは、

・九大ビジネススクールで学んだ知識を活かし、経営実務を経験したい
・まずは経営状況を改善する
・技術移転はもとより、産学連携に関するどういった新たな事業展開ができるのかを実証したい

ということでした。この4年間、黒字を続けたことで内部留保も増え、経営状態も安定してきました。また、産学連携に関する様々なプロジェクトを実施することにより、国立大学法人が直接関与できない(にくい)事業のニーズ発掘もすることができました。更に、地域経済界での認知度もアップし「産学連携機構九州と言えば、九州大学関連の会社だよね」と言われるようになったことも嬉しい成果の一つです。

一方、私自身、以前から産学連携、特に、九州大学を中心とした大学の研究成果の事業化をもっと加速できないかということを考えていて、一年半くらい前から詳細はまだ言えませんが、新たな支援スキームの検討を仲間とともに行ってきました。中々話が進まなかったのですが、そのプロジェクトが今年に入りようやく具体化してきました。本来であれば、この退任の時期までに立ち上がればよかったのですが、そううまくはいきません。具現化に向けてもう少しチャレンジしたいと思っています。

なので、「坂本さん、退任した後どうすると?」「どこで働くか決まっとるんやろ?」と「よく」「よく」聞かれましたが、年内の立ち上げを目標に、もう少し大学発技術の事業化を支援するスキームの構築に取り組みたいと思っています。

このプロジェクトが100%立ち上げるという保証はありません。ただ、全く話にならない、まだまだ数年かかるということであれば別ですが、もう少し頑張ればいけるところまで話が具体化してきている中、せっかくつかんだチャンス、機会を活かしてみたいと思った次第です。

基本的には、社長を退任するので、個人の立場になるのですが、このプロジェクトに向けて活動するために、昨日総会後に開催された取締役会で私への顧問の委嘱を決議していただき、今後は当分の間「産学連携機構九州 顧問」の立場で活動をしていく予定です。

4年間、いろんな方に支えられ、なんとか職務を全うすることができました。改めて関係者、家族に感謝いたします。ありがとうございました。

そして、今後ともよろしくお願いいたします。

あっ、このブログのタイトル「産学連携的な新米社長日記」。今回の退任に合わせて変えなくちゃいけませんね(笑)。「産学連携的な新米顧問日記?」ちょっとタイトル考えてみますー
  

Posted by 坂本 剛 at 15:15Comments(0)産学連携機構九州

2014年06月13日

九大留学生ー韓国船沈没

先日、ネットで、非常に残念な記事を見つけました。。。

九大留学経験の女性教諭、遺体発見…韓国船沈没

元九大留学生、生徒助け犠牲 韓国旅客船沈没に乗船、日本語教師のユさん

記事によると、ユさんは交換留学生として2007年10月から1年間九大に留学し、日本語と日本文化を学ばれたそうです。

その後帰国し、大学卒業後、10年に新任教師として檀園高校に赴任され、不運にも、今回の沈没事故に遭遇されたのです。

また、記事によると、ユさんは、生徒の避難誘導のため逃げ遅れたようだとのことです。そういったこともあり、ユさんが担任をしていた2年1組は生徒19人が助かり、この救出者数は乗船していた全10クラスで最も多い、、、世論的には、彼女が教師の本分を全うされたという点は素晴らしいと思うのですが、娘を持つ親の「感情」としては、できれば早く逃げてほしかったとしか言えません。

昨今日本と韓国の関係は政治的(東京×北京)に微妙な状況ですが、九州(とりわけ福岡)と釜山をはじめとする韓国は、民間レベルで交流が非常に活発で、週末の博多駅では、日本語より韓国語のほうが多く聞かれることが多々あります。

九州大学の留学生も中国・韓国の留学生が多く、その一人がユさん。今回の記事を見て同窓生として非常に残念な気持ちになりました。

ユさんのご冥福を心からお祈りいたします。
  


Posted by 坂本 剛 at 11:23Comments(0)九州大学地域

2014年06月12日

福岡市ステップアップ助成事業の募集が始まった。

現在、福岡市は「創業特区」などにより、起業・創業が一つのキーワードになっています。

こういった取り組みは以前から行われており、その代表的な事業が「福岡市ステップアップ助成事業」です・

この事業は、
+++++
新規性・成長性のある事業計画を「福岡市ステップアップ最優秀賞」「福岡市ステップアップ優秀賞」「福岡市ステップアップ奨励賞」に認定し、経営面での課題改善に要する資金として創業者育成補助金を交付するとともに、無料で経営の専門家を派遣することにより、創業者の成長を支援するものです。
+++++(HPより引用)

実は、私の知人・友人の多くがこの事業で「最優秀賞」や「奨励賞」を受賞しているんですよね。今回は、特区に絡め賞も増えているようです。

エントリー期間:平成26年6月10日(火)~平成26年7月10日(木)

・福岡市ステップアップ最優秀賞 補助金100万円(上限)
・福岡市ステップアップ優秀賞  補助金 70万円(上限)
・福岡市ステップアップ奨励賞  補助金 10万円(上限)

となっています。我こそは!という方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?詳細はこちら  


Posted by 坂本 剛 at 14:41Comments(0)地域

2014年06月07日

同窓会の季節(高校編)

昨日は、アイランドシティでの打ち合わせを終え、同僚に天神まで車で送ってもらいました。そして向かったのはソラリアホテル


母校である明善高校の福岡同窓会総会に参加しました。歴史は古く、1783年に設置された有馬藩の藩校が起源の伝統校です。

実は、高校の同窓会って、同期で集まることは時々あるのですが、正式な同窓会組織の会合・総会に参加するのは、今回が初めてでした。

元々、昨日福岡同窓会総会があること自体知らなかったのですが、某先輩から誘われ、今回初めて参加してみました。

予想はしていましたが、、、大先輩ばかりでした(笑)。会場は、卒業年次ごとに丸テーブルが分かれていたのですが、昭和53卒以降はひとくくり。

最古参のテーブルは、昭和20年代前半卒の先輩方でした。同年代の参加はほとんど(というかあと1名)なく、座ったテーブルも昭和56年卒以前の方々でした。

九州、特に福岡は、同窓会というと、大学より、高校のほうが繋がりが強いのが特徴です。また、年に一回の大同窓会(全体の総会)の幹事学年が各高校で決まっています。

福岡の御三家などは、30代後半〜40代前半に当番がまわってくるようです。妻の高校(北九州の東筑高校)は、妻の学年が今年の幹事学年です。

一方、明善高校は、もっと上の世代、54歳くらいに当番がまわってくるようです。


ということで、今年の幹事学年は、昭和54年卒のみなさんだそうです。ということは、我々の学年に当番がまわってくるのは、2020年。東京オリンピックが開催される年に幹事学年を迎えます。

近い学年の参加者がほとんどいない中、今回参加して良かった!と思ったのは、


恩師である執行先生にお会いできたこと。2年(男子クラス)、3年(理系クラス)の担任だった先生です。

先生ご自身も、明善高校のOBでいらっしゃいます。大学受験時、志望校で悩んでいる際に「お前は九大を受けろ」と後押ししていただいたことを今でも覚えています。

総会終了後は、錚々たる皆様からなる有志の会に参加させていただきました。

昨年某私鉄の社長に就任された方、放送局の会長・顧問、国会議員、ディベロッパー系企業の役員、重機販売会社の社長、某放送局のアナウンサー等々

母校は、久留米なので、福岡市で高校の先輩・後輩に会う機会がないと思っていましたが、先輩の話を伺っていると、地場大手企業で活躍されている同窓生は結構いらっしゃるようです。

今回をキッカケに、日程があえばこういった同窓会に参加してみようと思った次第です。
  


Posted by 坂本 剛 at 11:33Comments(0)ネットワーキング

2014年06月06日

長法被

先週末、ついに、


長法被を受け取りました。長法被?とは、山笠の期間中に男衆が着用する久留米絣(かすり)の法被で、山笠での正装にあたります。

毎年6月1日から7月15日の祭り終了まで着用が認められています。なので、この期間中に会合があると、長法被で参加される方を時々みかけます。それで、今年も博多の夏が近づいて来たな、と感じることができるのです。ちなみに、産学連携機構九州の取締役をふくやの川原社長に長らくお願いしていますが、この期間中に開催する取締役会へは、長法被で参加されます(笑)。

私は、人のご縁をいただき、昨年途中から東流れの下東町にお世話になっています。他の流れ、町内は知りませんが、下東町では初年度は長法被の着用は認められていません。なので、先週の町内行事の際に、ようやく長法被を受け取ることができました。

長法被のデザインは、流れによって異なります。また、東流・中洲流・千代流では長法被のデザインは統一されていますが、恵比須流・土居流・大黒流・西流では各構成町によってデザインが異なります。

これに、帯と半ステ(ステテコ)と白いシャツを着れば、まさに山笠の正装になります。そういった山笠グッズの扱っているお店が、


上呉服町にある創業80年の老舗「山下商店」さんです。普段はオフィス用や作業用ユニフォームを扱うお店ですが、6〜7月の山笠期間になると店内は山笠用品一色になります。山笠期間中は無休でお店を開けていらっしゃるので、山笠の男衆にとっては何かと便利で大切なお店のようです。

6月に入り、既に種々行事が始まっています。今年の博多祇園山笠が楽しみです。

  


Posted by 坂本 剛 at 13:16Comments(0)地域

2014年06月05日

唐津な夜(美味しい魚と素晴らしい器)

今週は、会食ラッシュです。月曜日から金曜日まで、全て夜の予定が詰まっています。

ということで、昨日は、日頃からお世話になっている唐津市役所の方にお誘いいただき、唐津でお寿司を堪能しました。


唐津とのつながりは、約6年前に遡ります。からつ大学交流連携センターの立ち上げに際し、唐津市の方といろんな形で連携させていただきました。

当時スタッフとして雇用した藤岡の活躍によりこの事業は補助金ベースから唐津市の事業に移行し、今でも継続させていただいており、彼女が現センター長として頑張っています。また、唐津くんちの際には毎年ふるまいにお招きいただき、「アラ」を堪能させていただくのが、楽しみの一つです。

昨日行ったお店は「やすけ」。唐津には「つく田」という有名なお店があるのですが、そこの大将のお兄さんがやっているお店です。

博多は魚が美味しい!と東京の方がよく言いますが、個人的には、唐津のほうが博多よりさらに安くて美味しい!と思っています。

当然ながら「やすけ」の料理・お寿司も滅茶苦茶美味しかったのですが、それに加え、素晴らしいのが、


器が全て「唐津焼」というところです。派手さはないのですが、落ち着いた感じで品があるのが「唐津焼」のいいところ。お茶の世界では非常に高く評価されています。


素晴らしい料理・酒を、素晴らしい器で味わう、これは博多ではなかなかできないことです(一部のお店ではできますけど)。

福岡の中心街からバスで一時間、地下鉄+JRで1時間ちょっと。美味しい食べ物、歴史を感じに唐津へふらりと立ち寄ってみませんか?










  


Posted by 坂本 剛 at 07:51Comments(0)地域

2014年06月04日

フクオカ・グローバルベンチャー・アワーズ

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Fukuoka Global Venture Awards(フクオカ・グローバルベンチャー・アワーズ)は,グローバルに事業を展開していく国内ベンチャー企業及び海外から福岡へ進出を考えている海外ベンチャー企業を対象とした英語によるビジネスプラン・コンテストです。
このコンテストの目的は、福岡市が国内外の起業家の交流拠点となること、及びグローバルに活躍するベンチャー企業を数多く創出していくことです。
最終審査前には、海外展開上のアドバイスを含むビジネスプランに対するメンタリング*を行い、国内ベンチャー企業のグローバル化を支援します。また、海外ベンチャー企業との出会いによる国内企業のスタートアップ意識の醸成や新たなビジネスの創出、ベンチャー企業に関するグローバルネットワークへの構築やその定着を図って参ります。
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ということで、最近、国家戦略特区、創業特区で話題の福岡市で、英語によるビジネスプラン・コンテストが開催されます。

詳細はこちら

主催は「フクオカ・グローバルベンチャー・アワーズ実行委員会 」。構成員は、サイバー大学、新日本有限責任監査法人、特定非営利活動法人日本 MIT ベンチャーフォーラム、福岡市です。

このコンテストの特徴は、言語が英語であることと、メンタリングが実施されることです。メンタリングを担当するのは、MITベンチャーフォーラム。以前は、日本MITエンタープライズフォーラム(以下、MIT-EFJ)という名称でしたが、最近名称が変わりました。

私自身MIT-EFJとは、長い付き合いで現理事長を始め、歴代の理事長とは親しくさせていただいております。今回は、現理事長の川原さん(サイバー大学学長)が色々アレンジされたようですね。

サイバー大学は、その名の通りサイバー上の大学ですが、実は拠点は福岡市にあるのです。本部の場所は、福岡市の東に位置するアイランドシティの入り口にあるシーマークビルです。

また、このコンテストの目的の一つが「ファイナリスト(プレゼンテーション企業)と地場企業とのネットワーキング」です。コンテストに参加する海外企業やベンチャー企業と地場の起業家、中小企業がこのコンテストをキッカケにつながり交流することにより、新たなモノ・プロジェクトが生まれることを期待したいと思います。

すでに募集は始まっています。我こそは!という方は、是非ご参加してみてはいかがですか?

  


Posted by 坂本 剛 at 15:35Comments(0)地域