大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2010年12月31日

2010年、年末の訃報&沖縄で大晦日を迎える

みなさん、2010年最後の日、大晦日はいかがお過ごしですか?
我が家は、あかりが生まれて初めて年末年始に旅行に出かけております。
あかりが10才なので、10数年ぶり(15年くらいかな)の年末年始の家族旅行です。
出発前の29日に、訃報が飛び込んでまいりました。

私共夫婦の仲人であり、九大名誉教授である五斗一郎先生がお亡くなりになりました。お通夜(29日)、ご葬儀(30日)と参列させていただきましたが、新聞にもその訃報が取り上げられており、あらためて五斗先生の偉大さを実感した次第です。

五斗先生は、九大軟式庭球部の顧問をされていらっしゃった関係で、私・妻共在学中に大変お世話になり、結婚を決めた際に、迷わず五斗先生に仲人をお願いしようと二人で決めた次第です。今でも、修猷館高等学校近くのご自宅に、二人でご挨拶に伺ったことを鮮明に覚えています。

今年の5月に倒れられ以来「人様に無様な姿は見せられない」と、面会を断り、リハビリに努められた結果、11月にはある程度回復され、年明けにはみんなに会えると年賀状も出されてあったとの事でした。その途上での今回の訃報。享年78才はまだまだお若く、ただただご冥福をお祈りする次第です。

78歳といえば、私の父と同い年。親を大切にしなければと改めて考えさせられました。

ということで、本日の午前中に福岡を離脱。到着したのは沖縄。


そこそこ温かいと思っていたのですが、<結構寒く>到着早々ウインドブレーカーを購入しました(笑)。

今日は、ひめゆりの塔、平和記念公園を訪問し、その後、国際通り近辺で沖縄料理を堪能。今、ホテルで家族とともに紅白を観ています。家族には、ここ数年家族サービスという面で迷惑をかけているので、いい機会だと思っています。

今年は、私にとって激動の年となりました。今年の4月に大学を離れ、九大の特定関連会社である㈱産学連携機構九州の社長に就任し、学内の関係者、学外のビジネスフィールの皆さまから厳しいご指摘、アドバイスをいただきながら悩み・苦しみ走り続けてきました。

今年はある意味種まきの時期。来年が勝負の年になると思います。

皆さまにはご迷惑をおかけすることが多々あると存じますが、今後ともご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。良いお年を!  


Posted by 坂本 剛 at 22:58Comments(0)今日の出来事

2010年12月30日

中国のタクシー(長沙編)

海外へ行くと、チェックするのが車の種類やタクシーです。
一月にいったギリシャでは、いろんなヨーロッパの車を目にすることができました。

今回の中国出張。予想以上に高そうな車(ベンツやアウディ、BMW)が、ガンガン走っていましたが、一番多い車種(メーカー)は、VW(フォルクスワーゲン)でしたね。これは、以前から知っていたのですが、古いワーゲン(サンタナとか)がたくさん走っていましたね。

ということで、タクシーの件ですが、


これが長沙で乗ったタクシーです。古い車だったのですが、面白かったのは、


その中身。セキュリティのため、社内が檻(おり)状態。いやはやニューヨークのタクシーでもここまで重装備ではなかったと思います。それだけ、治安はあまりよくないということですね。

タクシーに乗ると、その国の治安がよくわかるといわれますが、なんだかんだと事件が起きますが、日本はまだまだ平和なんだな~と実感した次第です。

  


Posted by 坂本 剛 at 17:36Comments(0)産学連携機構九州

2010年12月28日

中国のホテルで両替体験


今回の中国出張。福岡空港から国際線に乗るのも久しぶりだったので、両替カウンターの場所も分からず、日本で円⇒元に両替するは断念。中国で両替することにしました。

上海の空港で両替しようとしたら、同行者曰く、ホテルのほうがレートがいいということで、言われるがまま、長沙のホテルで到着日翌日に両替することにしました。

朝、ロビーにいって、Can I exchange money, from YEN to RM?と尋ねても通じません。上海から900キロ内陸に入った土地では、ホテルでも英語が通じませんでした(片言でも中国語で話せればよかった)。

すると、カウンターの女性が、日本語と英語がちょっと喋れるベルボーイを呼んできました。そして、1万円を600元くらいで交換できるみたいなことを言い始めました。前日のレートが、1元が14円くらいだったので、計算してみると約715元/(1万円)、、、全然数字が合いません。しかも「600元くらい」って、両替で「くらい」っていわれても困りますよね(笑)

そこで、中国語が堪能な同行者がロビーに降りてくるのを待って交渉してもらうと、結局700元/(1万円)でOKということになりました。

いやはや面白い体験でした。。。これには後日談があり、最終日は上海に移動して一泊したのですが、そのホテルで両替レートを聞いてみたら750元/(1万円)。。。あれー(爆)

次回は、空港でキチンと両替したいと思った次第です。  
タグ :中国両替


Posted by 坂本 剛 at 08:25Comments(1)産学連携機構九州

2010年12月27日

初めての中国出張(食べ物編)

先日、中国の空港からブログをアップしましたが、先週は、12月21日~24日の日程で中国に出張してきました。私にとっては初めてのメインランドchina

「えっ坂本さんって、中国は初めてなんですか?」とよく言われるのですが、本当に今回が初めての中国でした。台湾や韓国、マレーシアと、アジアはいろいろ行っているのですが、中国はいままで縁がなかったんですよね。。。


目的については、諸事情によりアップできないので、例のごとく「食べ物系」で初中国を報告してみたいと思います。


まずは、機内食。今回は、福岡空港から中国東方航空で、上海浦東国際空港(プートン)まで飛び、その後、中国国内を上海虹橋国際空港まで移動し、その後長沙まで移動しました。

これは、上海浦東国際空港(プートン)まで向かう飛行機ででた機内食。微妙な鴨南蛮そば?でした。

味は?ノーコメントです(笑)。


空港到着後に、同行したQBSの同級生である平田九大准教授とパチリ。ここでも、QBSネットワークが活きています。


虹橋空港までは、バスで移動しました。長沙行きの飛行機まで約4時間あったので、行程的に余裕があり、待ち時間をどうしようかと話をしていたのですが、それが大間違い。移動の道(高速道路)が大渋滞で、到着したのは、フライト時間の数十分前でした、、、


なので、まわりはあっという間に真っ暗に。その後、なんとか無事に長沙行きの飛行機に搭乗。

中国国内線でも機内食がでました。


微妙なサラダ?(+塩たまご)に、


焼き鳥ごはん?みたいな感じの料理。これは、美味しかったですね。


ということで、14:20分に福岡を出発して、長沙に21:00過ぎにようやく到着しました。その後、ホテルに移動して、遅い夕食をとることに。


現地の名物ということで「火鍋」を食べることになりました。


肉や野菜を自由に選び、辛いスープにぶち込み「火鍋」を堪能。


こんな感じになります。地域的に辛い料理が有名のようで、調味料もトウガラシ系のモノが多かったですね。一気に汗が吹き出しました(笑)。けど、味は良かったですね。


飲み物は、ハルピンビール。彼の地では冷え冷えのビールは基本的にないようです。ほぼ常温でビールはでてきます。冷たくして飲みたい場合は、氷をいれるとのことでした。ビールに氷を入れると、さらに薄くなり、飲んだ気がしなくなるのでは?と思った次第です。そもそもアルコール度数も3.3度と日本のビールよりアルコール度数が低かったですね。

こうして初日は移動だけだったのですが、無事に終わったのでした・・・



  


Posted by 坂本 剛 at 08:05Comments(0)産学連携機構九州

2010年12月26日

第10回大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテスト

12月22日に開催された第10回大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテストで、九大チームが、「Bluetoothオシロスコープの商品化と普及による ものづくり文化と理系教育の活性化」というテーマのビジネスプランで、グランプリを受賞しました!

メンバーは、
九州大学大学院システム情報科学府 木村 一郎君と、
九州大学大学院総合理工学府 中野 雅俊君

共に、QREPメンバーです。彼らは、九大のC&Cプロジェクトに採択され、スマートフォンを活用したオシロスコープの開発を今年から開始しました。

その過程で、いろいろ相談を受け、夏には「綾水会」でショートプレゼンおよびメインプレゼンをしてもらい、ビジネスプランを検討しました。その後、本ビジネスコンテストに応募。

10月には、コア技術に関し、私が代表を務める㈱産学連携機構九州で、特許を出願しています。

今回彼らのビジネスプランに対し、アドバイスしたのは、事業性、実現性の部分です。このコンテストのビジネスプランを過去数回見ていて思ったのが、どうみても実現性に乏しいプランが入賞していることでした。

ビジネスアイデアとしては面白いのですが、その事業性は、とてもリアルビジネスに及ばないプアなものばかり。。。それに対し、今回は、本当にビジネスを立ち上げる視点で、具体的に収支を計算していくようアドバイスをしました。それに対し、彼らはエクセルシートと格闘しながら収支計算を行ったいったのでした。

このコンテストの記事を取り上げている日刊工業新聞の記事をみると、「実現性が評価」とありましたので、このアドバイスはうまくいったようです。

本来であれば、最終審査会(22日)に九大の総長代理として、出席の予定だったのですが、中国出張が入り、コンテストの結果は電話で確認しました。木村君、中野君おめでとうございます!

次のステップは、3月3日に開催される全国大会。さらにビジネスプランをブラッシュアップして臨んでいきましょう!  


Posted by 坂本 剛 at 19:40Comments(0)大学発ベンチャー支援

2010年12月23日

天皇誕生日に中国から


今日は12月23日で日本では天皇誕生日ですね。

私は、現在中国の長沙というところの空港で、上海行きの飛行機を待っているところです。


合計7名のメンバーで、21日から中国出張。今から上海に移動して、明日の午後に日本に到着します。

現地は思ったより、寒くなく、ほぼ福岡と同じくらいの気温でした。しかし、なんだかんだと食べ過ぎてしまったかもです。

今回初めて、中国(メインランド)を訪問しましたが、一地方都市でもすごい熱気を感じた次第です。詳細は帰国後アップしますね。  


Posted by 坂本 剛 at 16:25Comments(0)産学連携機構九州

2010年12月21日

韓国研究センター開設10周年記念展覧

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平成22年12月15日(水),箱崎キャンパス中央図書館2階の常設展示コーナーにおいて,本学が所蔵する「伊藤博文の書」(旧前間家所蔵)を中心に,前間恭作(1868~1942)の書籍・韓国研究センターの刊行物など約30点が展示・公開されました。
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ということで、先週末地元TVにも取り上げられていましたが、九大の韓国研究センター開設10周年記念のイベントが行われています。

こちら

歴史的・地理的に韓国と近いということもあり、九州大学の韓国研究センターは、全国の大学の中でも、韓国研究分野において、非常に研究・資料等が充実しているセンターです。

また、NHKで「坂の上の雲」が放映されていることもあり、非常にホットな分野でもあります。特に、

1905年,朝鮮統監府設立を巡る交渉(伊藤博文と韓国皇帝 高宗)において,両者の通訳を務めた前間氏のご子孫から,伊藤博文(1841~1909)自筆の書2点を含む数々の遺品を本学に寄贈いただいています。

など歴史的に貴重な資料も多数公開されるようですね。私も都合がつけば、のぞいてみたいと思っています。  


Posted by 坂本 剛 at 12:20Comments(0)九州大学

2010年12月20日

米国大学院学生会の留学説明会

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米国大学院学生会(http://gakuiryugaku.net )は,海外大学院への学位留学を志す皆さんを支援する目的で,在米日本人留学生たちにより設立された団体です。学位留学について知っていただくために,12月24日(金),九州大学において「海外留学説明会」を開催します。
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ということで、クリスマスイブの日に、海外留学説明会が、九大で開催されます。

こちら

なぜクリスマスイブに?という感がありますが(笑)、他大学とスケジュール調整等でそうなったようですね。

最近新聞上で、米国等のトップ校への日本人留学生が減り、中国からの留学生が増加している等々、日本人の若者の内向化が問題視されています。

個人的には、あまり悲観的ではなく、全体数(量)は減っているかもしれませんが、問題意識を持って海外に出て行く学生(質)の数はあまり変わっていないのではないでしょうか?

また、現在の日本の経済状況、つまり、親の収入等の減少、不安定さが影響しているのではないかと思います。これは、若者の問題ではなく、大人の問題ですよね。

しかし、この記事によると、

欧米のトップの大学院の多くでは,学生はRAやTAによって学費を全てカバーされるだけでなく,生活費としての給料も支給されます。世界中から集まった優秀な学生たちと切磋琢磨する環境は刺激に溢れ,挑戦する目標には事欠きません。そんな素晴らしいチャンスがあること,そしてきちんとした情報に基づいて準備をすれば,そのチャンスは実は手の届く距離にあること。この2つを,米国留学中の学生の生の声を聞いて知っていただくことが,本説明会の目的です。

つまり、努力とやる気があれば、資金的な問題をクリアする方法はいろいろあるということです。そういったことを、この説明会に参加すれば、知ることができるのです。

私自身、学生時代に海外留学の経験もありませんし、社会人になって海外赴任の経験もありません。むしろ今の大学より内向の若者だったと思います。確か、会社に入ってすぐに、海外赴任の意思確認が会った際に、ネガティブな回答をしたんではなかったかな?(笑)

ただ、その分、現在の仕事で語学(英語)を求められる場合があり、苦労しています(笑)。

語学だけではありませんが、多様な世界を知ることは、今後重要になってくるような気がします。私もあと20歳若かったら、チャレンジしたかったですね、能力があるかは別にして。

対象は、九大の学生だけでなく、一般市民の方もOKのようですので、ご興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。  


Posted by 坂本 剛 at 08:14Comments(0)九州大学

2010年12月18日

第10回大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテスト

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新たなベンチャーの創出により、我が国経済を活性化させることが求められている情勢の中、『知の創造』
拠点としての大学等には多くの研究成果が蓄積されている。こうした九州地域の大学 等に眠っているシーズ
の発掘と育成を図り、多くのイノベーション(技術改革)を生み出すことを目的に、大学生・高専生を中心にした若者が創造能力とチャレンジ精神を養うための事業計画書(ビジネスプラン)を作成し、自ら考え解決して行く能力とプレゼンテーション能力を養成する場を提供する。
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ということで、九州では恒例の、大学発ベンチャー・ビジネスプランコンテスト(第10回)が、今年も開催されています。

いろんなビジネスプランコンテストがありますが、このコンテストは、リアルなビジネスを展開しようとする学生を支援するというよりも、「教育」に重きをおいているものであると私は理解しています。

このコンテストの最終審査・発表会が、来週12月22日の午後に開催されます。

ウエブからその記事をどこからか引っ張ってこようと思ったのですが、なかなか見つかりません(笑)。

とりあえずこちらをご参照ください。11月22日の午後に、福岡市役所の15階で開催される予定です。

事務局の方、こんなことでいいんでしょうか? せっかく学生の皆さんが多くの時間を割き、また、支援者も忙しい中、サポートしながら考え抜いたプランの発表会ですので、もう少し力を入れて告知をしていただきたいものです。

私は、九大関係者の代表(総長の代理)として参加する予定だったのですが、はずせない出張が入ってしまいましたので、今回の発表会に参加することができません。最終審査通過チームには、九大チームもいます。

ご興味のある方は、是非会場にお越しいただき、学生の熱いプレゼンを聞いてみてくださいね。

私は彼の地で、吉報を待っています!  


Posted by 坂本 剛 at 13:03Comments(0)大学発ベンチャー支援

2010年12月17日

今年最後の東京出張(なぜだか築地編)

昨日は、12月に入り、最初で最後の東京出張に行ってきました。

まずは、築地の「築地魚河岸三代目千秋はなれ」でランチミーティング


千秋の名物「サバの味噌煮定食」を食べながら、某大手企業の社内ベンチャープロジェクトとのミーティング。
今はまだ詳しいことは言えませんが、コラボレーションの可能性について議論させていただきました。

なんだか動きそうな予感がしていますし、年明けにキックオフイベントをすることになりました。

「なんで千秋はなれでミーティング、単なる坂本さんの趣味?」とお思いの方もいるかもしれませんが(笑)、これにもちゃんとした理由があるんですよね。

その後、早稲田大学インキュベーションに年末のご挨拶と、コラボレーション契約について打ち合わせ~神田で別プロジェクトの打ち合わせと続き、気がついたらあっという間に夕方になってしまいました。

また、夜には九大OB関係の会合に参加する予定だったのですが、会合自体が都合によりキャンセル。

幼馴染の九大OGと千秋で食事をすることになりました。有楽町から銀座を通り、築地に向かったのですが、


この時期の銀座は人も多いし、イルミネーションが非常にきれいですね。


ミキモトのクリスマスツリーには、多くの人が目を向け、携帯で写真をパチリとしていました。私もその一人。


RICOHのカメラ(GR DigitalⅡ)でRICOHのサイネージをパチリ。ということで千秋に到着。


いつも通りに、美味しいお刺身を堪能しました。彼女とは、東京近辺にいるアクティブな九大OBと福岡のネットワークを結びつけられないか、について話しあいました。来年はそういったネットワークを、具体的なビジネスに繋げる仕組みづくりをやってみたいと思っています。


と、いろいろ話をしていると、小川さん(大将)の奥様、平野文( @hiranofumi )さんがお店にひょろっと顔を出されました。
すかさずパチリ。夏に家族を連れて千秋に来て以来、久しぶりにお顔を拝見させていただきました。
いつもは、日曜日にお声(熱血!平成教育学院)は拝聴しているんですけどね(笑)。ありがとうございました。

今年も千秋のみなさんには大変お世話になりました。美味しいお魚だけでなく、このお店での出会いがキッカケで、いろんなhappenや、仕事への繋がるようなことがありました(今回の件もまさにそういったプロジェクトです)。


来年もよろしくお願いいたします。  


Posted by 坂本 剛 at 12:44Comments(2)今日の出来事

2010年12月14日

皆既月食観察会

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12月21日(火)の夕方、皆既月食が3年ぶりに見られます。
皆既月食とは地球が太陽と月の間に入って一直線に並び、地球の影で月の光る面が欠けて見える現象です。欠けた部分は赤銅(しゃくどう)色に見えます。今回は既に皆既月食になった状態で月が昇ってくる、月出帯食(げっしゅつたいしょく)です。
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ということで、九大HPでちと面白い情報を見つけました。

来週火曜日に皆既月食が見れるようですね。それに伴い、観察会が九大の伊都キャンパスで行われるようです。

詳細はこちら

みなさんのご自宅でも観察できると思いますが、伊都キャンパスだと、田舎&山(を切り崩して建設中のキャンパス)ということもあり、きれいに見れるような感じがします。

また、九大の先生の解説を聞きながらの観察は、月や地球の動きについての理解を深めることができそうですね。

ご興味のある方は、クリスマス直前ですが、参加してみてはいかがですか?  


Posted by 坂本 剛 at 08:00Comments(0)九州大学

2010年12月13日

はやぶさプロジェクトへの九大の貢献

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小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワ由来の物質を地球に持ち帰るという世界初の快挙を成し遂げました。この快挙に対し,はやぶさプロジェクトサポートチームの機関の一つとして大臣感謝状を受けた本学のメンバーに代わって,大学院工学研究院の日野伸一研究院長と麻生茂教授が,平成22年12月6日(月),有川総長に感謝状授与の報告を行いました。
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ということで、みなさん御存じのJAXA「はやぶさ」の偉業に、九大の先生も多数貢献されていらっしゃいます。

HP記事によると、

工学研究院の八坂哲雄名誉教授、花田俊也准教授が、サンプラーホーンの概念設計等を担当
VAN DER HA JOZEF CYRILLUS教授(平成22年3月まで。12月からは学術研究員)が、カプセル軌跡からの落下点予測等を担当され、試料回収やカプセル回収に多大な貢献をされていらっしゃいます。

理学研究院では、村江達士名誉教授、中村智樹准教授(平成22年5月まで。現在東北大学准教授)がサンプル手法の概念検討を担当
岡﨑隆司助教、北島富美雄助教、奈良岡浩教授が、今回回収されたサンプルの分析を担当されていらっしゃいます。

夢のある素晴らしい研究プロジェクトに、九大の先の生方が貢献されたことは、OBとして非常にうれしい限り。個人的には、工学研究院の八坂哲雄名誉教授とは面識があり、彼らのベンチャー企業「 (有)QPS研究所」の設立に際し、お手伝いをさせていただきました。綾水会でも一度プレゼンをしていただきましたね(懐かしいな~)。

JAXAといえば、現在「宇宙オープンラボ」の公募が行われています。

「宇宙オープンラボ」は、宇宙へのしきいを下げ、皆様の参加を容易にする制度です。今後、本格化が期待される宇宙航空事業において求められる新しい技術、知識を幅広い方々の参画で発掘・発展させ、豊かな人類社会の形成・発展に寄与していくことを目標としています。

以前放送されていたカップヌードルのCM(人工衛星から撮影して地球の映像)も、確かこのプロジェクトの成果だったと記憶しています。

ご興味のある方は、チャレンジしてみてはいかがですか?  


Posted by 坂本 剛 at 08:06Comments(0)九州大学

2010年12月12日

文具王手帳&iPhoneストラップ(ベルクロ応用編)

先日、文具王から頂いた「文具王手帳」。私のオフィスでも、女性陣がかなり興味を示しています(笑)。
特徴的なのが、手帳の片面に張り付けられた、


ベルクロ。いわゆる私たちがよく口にするマジックテープのことです。ちなみに「ベルクロ」は米ベルクロの商標、「マジックテープ」はクラレの商標とのことです。

文具王のライフハックツールとして、このベルクロは欠かせないアイテムです。

先日のブログでも、名刺入れの後ろにオス側(かたい方)を貼り付けておくと、文具王手帳のベルクロ面(メス側)にピタっと付けることができることを紹介しました。

今回は、先日文具王から教わったiPhoneのストラップに応用した使い方を紹介させていただきます。


iPhoneのケースに写真のようにベルクロのオス側を2か所貼り付けます。それに対し、


片側はメス面(写真)、裏側の一部分はオス面を貼り付けたベルトを作ります(DIYショップにいくと、いろんなタイプのベルクロが売られていますよ)。


そのベルトをiPhoneのケースに付けると出来上がり。


人さし指をベルトとケースの間にいれると、これが結構便利なのです。iPhoneの弱点は、取っ手みたいなものがないので、ハンドリングが不安定なこと。歩きながら操作していると、あやうく落としそうになった経験がある方も多いのではないでしょうか。

それもあって、私は大きな尻尾をつけているのですが、それ以上にこのベルトは便利で、非常に安定してiPhoneをHoldすることが可能です。一番便利なのが、カメラを使うときです。


いろんな体勢でも、安定してiPhoneをHoldすることができます。外見は??かもしれませんが、これになれると非常に使い勝手がいいですし、打ち合わせの際などは文具王手帳に、


こんな感じで装着することも可能です。いやはや、ベルクロ恐るべし!です。  


Posted by 坂本 剛 at 15:09Comments(0)今日の出来事

2010年12月11日

九大財務レポート2010

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九州大学では,財務を中心とした本学の活動について皆様により深くご理解をいただくため,財務レポートを2006年から毎年発行しています。
 この度発行しました「財務レポート2010」は,第一期中期目標・中期計画期間の最終年度である平成21年度における取り組みを,財務の視点でまとめたものです。 年々内容を充実させ,わかりやすいものとなるよう努めておりますので,是非ご覧ください。
+++++
ということで、九大の財務レポートがHPで公開されています。

九大が?と思われる方もいると思いますが、九大は2004年に、国立大学から国立大学法人になっており、毎年一般企業の決算報告書にあたる財務レポートを作成しています。

ご興味のある方は、是非ご一読ください。⇒こちら  


Posted by 坂本 剛 at 15:49Comments(0)九州大学

2010年12月06日

文具王直伝「文具王手帳」

前回のブログの続きです・・・・

太郎源の後、文具王( @bungu_o )こと高畑正幸さんをホテルまでお送りした際に頂いたのが、


巷で評判の「文具王手帳」です!

文具王手帳とは、ライフハッカーである文具王がプロデュースした非常に個性的な手帳です。

その製作過程はこちらにアップされています。

私は、この数年間「ほぼ日手帳」を使っています。なかなか長続きしない私の手帳の中でようやくたどり着いたのが「ほぼ日手帳」だったのですが、今年の夏に文具王手帳を見て「来年はコレに変えよう!」と内心思っていて、妻にもなんとなくそれっぽいことをつぶやきながら、なかなか変更できずに、この年末を迎えていました。

今回ロフトにいった理由の一つも、実は「ほぼ日手帳」の来年用リフィルを買うことだったのですが、手に取りながら、文具王手帳のことが頭に浮かび、また元に戻した次第でした。

問題はその金額。ショルダーストラップを入れると、2万円を超えてしまいます。。。そのあたりが、どうしようかな~ずっと悩んでいたのですが、、、今回、なっなんと文具王から頂けることになったのです!

博多駅で待ち合わせをして、太郎源に向かう途中に、文具王が持たれてた文具王手帳をみて、

・以前からほしいと思いながら悩んでいる

・さっきもロフトでほぼ日手帳のリフィルを購入しようと手にとったけど、文具王手帳のことが気になり購入しなかった・・・

等々をお話したところ、そういうことであれば、今回1冊もってきているので差し上げますよ!とのお言葉が!

ただ、使い勝手や、使用方法を是非ブログ等でアップしてくださいとのことでした。。。いわゆるモニターのような感じですね。


あかりも、夜遅かったので眠たそうだったのですが、これには大満足です。


中は、リング式のシステム手帳(バイブルサイズ)と「超」整理手帳(A4)の機能の一部が共存している感じです。


それと、文具王といえば、ベルクロ(マジックテープ)。メス面が片面全部に貼ってあります。
ちなみに、右に見える緑色の物体はストラップ付き「カド消し」です。これも便利ですね。


たとえば、名刺入れの裏に、ベルクロのオス面を貼り付けておくと、


こんな感じで、名刺入れを文具王手帳にくっつけることが出来るのです。

他にもいろいろあるのですが、今日はこれまで。これから順次アップしていきます。乞うご期待!  


Posted by 坂本 剛 at 08:00Comments(1)今日の出来事

2010年12月04日

文具王福岡降臨!

一週間遅れのアップになりますが、先週の土曜日(11月27日)に文具王( @bungu_o )こと「高畑正幸」さんが、来福されました。

場所は、天神ロフト。実演販売イベント「文具王 高畑正幸氏の語る文具生活のススメ」を行うために来福されたのでした。twitterでも数日前から情報が回っていました。

私自身、先週末に靴の消臭剤等を買おうと天神ロフトに行こうと思っていたところに、文具王がイベントを行うということを知り、午後から妻とともに天神ロフトに向かったのでした。

6階に上がってみると、


王冠を被った文具王を発見しました!


このイベントは、文具王が所属するサンスター文具さんの商品についてのプロモーションなのかな?と思ってたのですが、そうではなく、天神ロフトで販売しているいろんな文具(ペン、ハサミ、ホッチキス、ホルダー等々)について、その性能や特長、使い方などをわかりやすく解説していくといったものでした。

文具王のわかりやすい解説で、今まで気付かずに通りすぎていた商品が、バリバリ便利に感じ、ほしくなっていく自分がいました。気がつくと、消しゴム、ハサミ、ファイル等々合計4000円弱購入してしまいました(笑)。


そのうちの一つが、ペン型ハサミ。非常にコンパクトで左利き用にすぐ変更できる優れモノです。


文具王は、当日、2時間のイベントを2回実施。私は2回目のイベントに参加しました。一回で、2クールの商品説明をされていたので、合計4クール文具の紹介をされたことになります。お疲れさまでした!

ということで、夜は、文具王を太郎源新別館にお連れして食事をご一緒させていただきました。その日の夜、妻は別件で外出していたので、あかりを塾に迎えにいって博多駅で文具王と合流。


あかりにとって、文具王の話は非常に勉強になったようでした。

そのうちの一つが、文字と筆記具の話。

その1.縦書きと横書きの話

・日本語は基本的に縦書き

・縦書きなので、漢字やひらがなは縦書きしやすいようにできている(文字と文字が繋がりやすい)

・縦書きしやすいように、漢字は横線が多い(確かに)

・一方、英語(アルファベット)は基本的に横書き

・横書きしやすいようにアルファベットは横書きしやすいようにできている(文字と文字が繋がりやすい:筆記体)

・横書きしやすいようにアルファベットは縦線が多い(確かに)

・・・・言われてみると、確かにそうだなということばかり。一番わかりやすいのは、数字でしょうね。

漢数字は、一、二、三、四、五・・・・

ローマ数字は、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ・・・

どうですか?そうでしょ(笑)

それに対し、文房具を見てみると、漢字文化で生まれた毛筆は縦書きをベースに生まれ発展し、アルファベットなどのローマ字文化で生まれた万年筆は、横書きをベースに発展していったということです。

納得!

その2.筆記具と次元の話

鉛筆やボールペンは2次元で文字を表現

万年筆は、筆先のスピード(インクの濃淡)を加え、文字を3次元で表現

筆(毛筆)は、さらに上下運動(墨の濃さ、かすれなど)を加え、文字4次元で表現

これも確かにそうですね。。。あかりだけでなく、私も非常に勉強になった次第です。恐れいりました!文具王!


こういった非常に機知に富んだお話には、太郎源の美味しいお魚がピッタリ。


あかりさかプレミアムの太郎源自家製カラスミと大村湾の青なまこも美味。


料理は鍋コースを注文しました。内容は太郎源さんにおまかせということで自称「あかりさか特製太郎源おまかせ鍋」。

アラより珍しいといわれる「めぬけ」、アラ、まぐろ、ずわいがに、タラの白子という「海の玉手箱状態」の特製鍋。いやはや絶品!


こうして、文具王と太郎源の異業種格闘は無事終了したのでした!同席していただいた@t_yanaseさんもお疲れさまでした!  


Posted by 坂本 剛 at 14:59Comments(0)今日の出来事

2010年12月02日

九州大学百周年記念-ゴッホスクール

九大ネタが続きます・・・って、この時期いろんな取り組み・イベントが目白押しです。

我々が学生時代とは隔世の感がありますね(笑)。まあ、学生時代は遊んでばかりだったので、多分見向きもしなかったと思いますが・・・

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ゴッホは浮世絵を収集し,油彩で模写もしています。彼が生きた19世紀後半には,鎖国が終わった日本からヨーロッパに日本の美術工芸品が輸出され,ゴッホ以外にも多くの芸術家たちが影響を受けています。

こうした潮流をフランス語ではジャポニスムjaponismeといいます。この言葉は「日本趣味」と訳されますが,異文化に対する興味本位の関心だけではなく,西洋とは全く異なる文化背景を持った日本美術の吸収・同化・応用という側面も持っています。

ゴッホもまた単なる異国趣味を超えて,作品のより深い創造のレベルで日本の美術に影響を受けています。ゴッホのジャポニスムを,彼の作品を通して見ていきます。
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ということで、来年九州国立博物館で開催される「ゴッホ展」に合わせて、ゴッホスクールが開催されます。こちら

テーマは「ゴッホとジャポニズム」。講師は、芸術工学研究院の先生(美術史)が行われるようですが、ここが全国で唯一の芸術工学部をもつ九大の強みであるといえます。

個人的にも、ゴッホ展には行こうと思っています。ゴッホ展に行く前に、事前にこのスクールでゴッホと日本の繋がり等々について知識をインプットしていくと、より理解が深まるかもしれませんね。

ご興味がある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?  


Posted by 坂本 剛 at 12:50Comments(0)九州大学

2010年12月01日

OPERAクリスマスサイエンスレクチャー

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九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA:オペラ)では,12月11日(土)に,さいとぴあ(JR九大学研都市駅前:福岡市西部地域交流センター)で,主に中学生や高校生を対象とした市民向けの科学講座「OPERA クリスマス サイエンス レクチャー」を開催します。
第1回目となる今回は次世代の高性能ディスプレイや照明として期待されている「光る,曲がる,軽い,夢の技術(有機EL)の魅力」について,この分野の世界的な第一人者である安達千波矢教授,その最先端の研究現場で日夜研究に取り組んでいる大学院生,そして世界で初めて有機ELテレビを製品化したソニー株式会社の第一線で活躍中の若い研究者が,楽しく,分かり易く,最先端の研究の話題をご紹介します。
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ということで、日本の先端的研究のトップ30を支援する「内閣府先端研究開発支援プログラム」に九大で(というか九州で)唯一採択されたプロジェクト「九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(Center for Organic Photonics and Electronics Research:OPERA)」が、公開講座を開催します。詳細はこちら
このセンターの中心人物が、安達千波矢教授です。安達先生の経歴を拝見すると、私の3~4歳上の九大工学部の先輩であり、私と同様リコーOBでもあります。化成品技術研究所というと沼津にいらっしゃったのかな?

実はまだお会いしたことがないのですが、上記の繋がりで勝手に親近感を覚えています。このような身近な先輩のご活躍は非常に励みになりますね。今の研究がさらに進んでいくと、20~30年後、いや5年~10年後にノーベル賞を受賞される可能性もあるのではないでしょうか。期待大です。

また、こういった世界最先端の研究者が、日本の将来を担う若者にこういった形でレクチャーしたり、交流することは非常に素晴らしいことだと思います。

ご都合つく方、ご参加してみてはいかがでしょうか?
  


Posted by 坂本 剛 at 12:37Comments(0)九州大学