ひやおろしの意味って知ってます?
9月29日ー30日と東京に出張し、久しぶりになじみのお店で食事をしました。その際に飲んだお酒が、
「
あさ開」の純米吟醸。岩手のお酒です。で、さらに「ひやおろし」
今まで「ひやおろし」酒を飲んだことはあったのですが、その意味を実は知りませんでした。同席したパートナーが日本酒に詳しく、今回教えてくれました。
日本酒は製造の過程で、通常は2回火入れ(加熱処理)をするそうです。
「ひやおろし」とは、冬〜春の寒い時事に仕込んだ(寒仕込み)の新酒を一度火入れした後に、春〜夏を涼しい蔵の中で貯蔵熟成させ、秋、ちょうど今頃に、2度目の火入れをせずに生詰めしたものです。なので、新酒に比べ、熟成された味わいがひやおろしの魅力だそうです。
私は、全く逆のイメージを持っていました。「ひや」という言葉の響きで、新酒の一番始めのお酒。ワインでいえば、ボジョレーヌーボのようなイメージです。
この意味からするとまったく逆ですね(笑)
ちなみに、ひやおろしの由来は、江戸の中期頃に、「冷や」のまま貯蔵用の大桶から木樽に「移(おろ)」して樽詰めしたことから「冷移(おろし)」と呼ばれ、この時期(秋)の旬の酒として庶民の間で親しまれたそうです。
いやー、グルメブロガーといいながらこの分野についてあまり知識がなく、まだまだ勉強が必要ですね。
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