箱崎宮玉取祭(玉せせり編)

坂本 剛

2009年01月04日 08:34


あっという間に正月も終わってしまいそうですね。私は明日(5日)が仕事始めです。元旦の夕方には久留米から福岡に戻ってきましたが、年末引いた風邪が完治せず、なんとなく「気合」が入らず漫然と時間を過ごしてしまいました。

初詣にも行っていなかったので、昨日(3日)は午後から大宰府天満宮に向けて出発しました。しかし、水城の先あたりで既に大渋滞。これはまずいということで、方針変更し、箱崎宮を目指すことにしました。箱崎駅前の駐車場に車を止め、歩いて箱崎宮へ。。。


境内に入ると、なんだかいつもと違う雰囲気が・・・。そうです、3日は箱崎玉取祭(玉せせり)がある日だったのです。
玉せせりとは、筥崎宮の伝統行事であり、約500年前に始まったとされています。陰陽2つの玉のうち陽玉(直径28cm、重さ8キロ)にふれて頭上にかざすと幸運を授かるとされ、250人の男たちが勢い水を浴びて玉を奪い合う祭りです。

みなさん、カメラ片手に待ち受けていました。


人垣に阻まれ観れそうになかったので、あかりを肩車して、あかりに写真を撮ってもらうことにしました。


待つこと5分。ようやく見えてきました。


締め込み姿の男衆が、玉を奪い合いながら本堂目指して進んでいます。


男衆の皆さん、力水をかけられ盛り上がっています。観客も私と同様カメラ片手にパチリパチリとやっています。


最後は、本堂の神官に宝珠を手渡し終了。大宰府行きをあきらめて、箱崎宮にきた甲斐がありました。
今回印象的だったのが「外国人の観光客が非常に目立ったこと」です。このような祭りがツアーに組み込まれているようで、カメラを手にした多くの外国人を見かけました。福岡の「競争優位性」は、このようなお祭りを含めた「観光」「アミューズメント系」だと思います。「車」や「半導体」もいいけど、自分自身の「SWOT分析」をキチンと行ってほしいですね。そうすれば、100年に一度の不況も吹き飛ばせるのではないでしょうか?


玉せせり終了後には、お参りをし、おみくじを引きました。結果は大吉、今年はいいことがありそうです。


帰り際には、QBS6期生の鄭君と遭遇。子供さんと一緒にパチリ。


しかし、この人混みはスゴイかったですね。ちなみに、せっかくなのでこの勢いで櫛田神社にも行ってみましたが、、、


大東園のあたりまで参列客の列が延びていたのであっさり断念(笑)。こうして我が家の初詣は終了しました。さあ、明日から仕事開始です!(といいながら昨日から自宅で始動していますが・・・)。

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