鹿児島の地域資産(桜島編)

坂本 剛

2009年09月26日 13:06


らいおん丸状態のあかりですw

シルバーウィークの鹿児島プチ家族旅行。不思議な縁を感じた串木野(現:いちき串木野市)を後にし向かったのは鹿児島市。黒豚については先日ブログにアップしましたね。

その日は黒豚を堪能し、鹿児島中央駅からちと離れた与次郎地区の旅館に宿泊(当日宿を探したのですが、なんとか見つかったホッ)。

翌日は、せっかくなので観光をして帰ろうと思っていました。当初の候補は市内および、天文館あたりをぶらぶらパターン。しかし、朝ごはん後のトイレの中で観光案内みながら、ふと「そういえば桜島っていったことないよな~」と思い出し、「フェリーで入港するので車でいくことが可能」なことを知り、急遽桜島ツアーに行程を変更。「鹿児島スイッチ」ならぬ「桜島スイッチ」が入ってしまいました(笑)。


ということでフェリー乗り場へ直行。


あかりにとっては、実質初めてのフェリーで大はしゃぎです。出航して15分後には桜島到着。


到着後、まず行ったのが、溶岩なぎさ公園。足湯につかりました。天気が良かったので非常に気持ち良かったですね。


近くにあった桜島ビジターセンターで見つけたホワイトボード。今年になって、桜島は実に381回噴火しているそうです。つまり、一日一回以上噴火しているということです。この事実にはビックリ。ちなみに、昨年は90数回だったそうです・・・。


次に行ったのが、オールナイトコンサート記念モニュメント「叫びの肖像」。2004年8月21日に桜島のこの地で約7万千人の観衆を集めて開催された「長渕剛オールナイトコンサート」を記念して製作されたモニュメントです。周辺は、今年の8月に公園として整備されていました。まさに故郷に錦ですね。そういえば、昨日(9月25日)は長渕剛のコンサートが福岡で開催されていたようです。


その後、湯之平展望所や道の駅をまわり、昼過ぎには桜島を後にしました・・・・


ちなみに、この変わった建物は何だかわかりますか?これは、お墓なんです。桜島は火山灰がいつも降っているので、お墓ごとに屋根を造っているんですよね。それと、昨日某交流会に参加した際に、今年JR九州の社長に就任されら唐池さんから教えて頂いたのですが、全国の生花消費量NO1は鹿児島だそうです。
鹿児島の方は、ご先祖さまを非常に大切にされるということで、鹿児島に嫁いだ女性の仕事の大事なひとつが、毎朝お墓のお花を替えること。それが、生花消費量NO1の理由とのこと。

鹿児島に行って感じたのが、お会いするみなさんのホスピタリティの高さ。その源には「ご先祖を大切にする」といった気持があるのかもしれません。その「こころ」自体が、実は鹿児島の一番の地域資産なのかもしれませんね。。。

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