福岡から唐津への道

坂本 剛

2012年01月16日 12:59

ネットの記事で気になったのを見つけました。
「二丈浜玉有料道事業 佐賀、返済延長せず 福岡は公金投入も」

一見すると、佐賀県が返済をせず、福岡が返済、つまり佐賀県にネガティブな記事かな?と思ったら大違い。
おおまかにいうと、

◯佐賀県と福岡県(各道路公社)が、「二丈浜玉有料道路」事業を共同で行った。
◯総事業費は172億円で、負担割合は、福岡8:佐賀2
◯通行料を原資として30年かけて返済、無料化をする計画だったが、利用が需要を大幅に下回った。
◯福岡県側の負担分約136億円のうち、30億円が未返済のまま残ってしまった。
◯一方、佐賀県は期限内に返済が可能
◯さあどうしよう???

といった話です。詳細はこちら

よくある話だとは思いますが、個人的にこれは、「二丈浜玉有料道路」だけの話ではないのではないかと感じています。

弊社が、からつ大学交流連携センター事業を唐津市様から受託している関係で、福岡から唐津へ車(またはバス)でよく移動します。

その際に面倒なのが、唐津に到着するまでに複数の有料道路を通過する必要があり、その度に通行料金を支払わなければならない、ということです。以下は、九大箱崎キャンパスから唐津市役所へのルートです。

大きな地図で見る

福岡都市高速〜福岡前原有料道路〜二丈浜玉有料道路〜唐津バイパス、、、ここでETCが利用できるのは福岡都市高速のみ。道路が切り替わるごとに料金所があり、その度に料金を支払わなければなりません。営業車だと、領収証をとって会社で精算になますので、事務手続き的にも非常に面倒です。。。つまり、私が言いたいのは、これは二丈浜玉有料道路だけの問題ではなく、需要予測の時点で、国、県等の縦割り行政の中、福岡〜唐津への道路インフラの最適化の視点での計画がなされていないことが問題ではないかということです。

その結果、福岡県民は、30億円の借金をさらに背負うことになる可能性があるということですよね。困ったものです。。。

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