QBSでの最後の講義(FRM編)

坂本 剛

2008年01月27日 09:13

先週金曜日は、私にとってQBS(九大ビジネススクール)で受ける最後の講義「FRM」の最終回でした。

また、この講義を担当されている小西教授にとっても、この講義がQBSでの最後の講義でした。

今年の3月に退官されるからです。

最後の講義というのに、手違いによりPCやプロジェクターの準備がされていないというトラブルが発生しましたが、なんとかリカバリーして授業を開始することができました。

これも、リスクマネージメントを学んだ成果でしょうか(笑)。

前期のマネジメントコントロールと後期のFRM(ファイナンシャルリスクマネジメント)を通して、小西先生からは、多くのことを学びました。

経営自体がリスクであること

判断すること自体がリスクを伴うこと

MBAバカになるな

それに加え、講義以外でもいろいろお付き合いさせていただきました。

実は、小西先生は、QBSの入学選考の際に私の面接を担当された教員の一人なんですよね(笑)。

退官後もいろんな面でお付き合いさせていただくことになりそうです。



講義終了後には、サプライズということで、受講生から花束とプレゼントを贈りました。



そしてその後は、太郎源に移動して打ち上げ。

残念なのは、小西先生の講義を私達以降に入学した(入学する)学生が受講できないこと。

これは大きな損失だと思います。

QBSの立ち上げメンバー、いわゆるファウンダーの教員の退官が今後続きます。

企業と同様に、長期的な視点での風土作りをいかにしてやっていくか、これがQBSのスタッフ(教員)に今後求められる課題だと思いますね。

それができないのであれば、QBSの将来はそう明るくないでしょう。

是非そうならないように期待したいものです。

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