北大・九大合同セミナー(新たな知見を得た編)

坂本 剛

2008年10月25日 15:40


昨日は、11時20分の飛行機で東京へ。。。先日もアップしていましたが「第一回北大・九大合同セミナー」に参加するためです。
セミナーは夕方からだったので、別件のアポを4時に入れました。そのため、13時くらいの飛行機を予約しようとしたら・・・昼以降の飛行機は全て満席でした・・・。この時期飛行機は混んでいるんでしょうが、ちょっとビックリでした。

ということで向かったのが、、、

品川プリンスホテル。セミナーの会場です。とその前に見えるホテルが、今ウワサの「KEIHIN HOTEL」


例のリーマンズブラザーズ債権処理の影響を受けて、廃業に追い込まれたことが最近ニュースで取り上げられています。

こちら
実際その現場を通りかかってみると結構迫力があります。

 
はじめに、北大の岡田理事、九大の村上理事と両研究企画担当理事が挨拶され、セミナーは始まりました。その後、北大の宮下教授、九大の古川准教授が自身の研究についてプレゼンを行いました。九大は、ここ3年支援させていただき、最近PicoCELAを起業した古川先生だったので、内容は旧知のとおりでした。ピコローバーのビデオは進化してましたけどね(笑)。今回参加してよかったのが北大の宮下教授のプレゼンを聞けたことでした。テーマ名は「海藻油によるメタボリックシンドローム予防」。

ダイエット中の私にとって、非常に参考になる内容でした(笑)。

ダイエットに関する部分だけ切り出しますと、
○ダイエットは、基本的にカロリー摂取量を減らし、運動などによりカロリーを消費することですが、社会人が日常で運動量を増やすのはなかなか難しい。
○女性が行うダイエットの多くは、カロリー摂取量を減らすだけなので、一時的には痩せることができるが、脂肪だけでなく筋肉などの量も減ってしまう、つまり代謝能力も減ってしまうので、食事を元に戻すと、結果としてリバウンドをおこしてします。
○糖や脂質も体にとっては重要な成分(脳の働きには、当分は不可欠)なので、過度に摂取を抑えると様々な弊害が起こる。
○つまり、食べないことよりも、積極的に体内で代謝させる、メタボライズすることが重要である。
ということです。
そこで、出てくるのが、褐藻類、いわゆる海藻です。海藻の中には、抗肥満作用効果がある成分を含むのもがあるそうです。その成分が「フコキサンチン」。

このフコキサンチンは、北海道で獲れる「アカモク」という海藻に多く含まれるようですが、ヒジキやワカメにも含まれてるとのこと。実際明らかな効果を得るためには、毎日かなりの量を摂取しなければいけないようですが、元々海藻自体が、繊維質が多く、低カロリーでミネラルを多く含んでいますので、海藻を食べながらダイエットすることはいいことのようです。

ということで、今日から私は、毎日一種類は海藻を食べることにします(笑)。

と、話はダイエットのほうにずれてしまいましたが、、、

 
古川先生のプレゼンは、例のごとく「研究者らしくない?」プレゼンでした。その後、古川先生、PicoCELAの井上取締役とともに、品川駅近くの居酒屋でお疲れ様会。

 
いろんな話で盛り上がりましたが、全てNDAベースです(笑)。あることがうまくいけば、11月には福岡の稚加栄でパーティですな。ちなみに、宮下先生によると、水産脂質(DHA,EPA)は、食べても太らないとのことです。

いろんな知見を得た出張でした。

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