うきはの地域資産(やまんどん編)

坂本 剛

2009年10月18日 10:35



最近、仕事関係で、朝倉や唐津と地域活性化の話題が多い坂本です。そういったこともあり、一週間前の三連休最終日に、家族でプチドライブがてらうきは市に行ってきました。一瞬、うきは市??浮羽町じゃなかったっけ?と思ったのですが、平成17年3月20日、旧浮羽町と旧吉井町が合併して誕生したようです。最近市町村合併により、私自身市や町の名前がこんがらがっています。

行った場所は、杷木ICから車で約15分のところにある「やまんどん」。

やまんどんとは、浮羽町山の堂(やまのどう)という地名が、浮羽弁で訛ったものらしいです。
また、浮羽町山の堂は、約80年前(大正10年頃)より果樹栽培が始まった「浮羽町果樹発祥の地」とのことです。小学校時代の社会科の授業で、この地域の特色は果樹栽培だと教わったので、もっと前からやってたのかと思っていました。果樹栽培を開始してからそんなに時間が経っていないですね。勉強になりました。

その「やまんどん」ですが、様々な果物栽培を中心に、湧水や果物狩り、cafeなどを楽しむことができる農園です。中学時代の同級生からやまんどんのことを教えてもらい、以前から行きたいと思っていましたが、なかなか行くタイミングがなかったのですが、先週の12日にようやく時間が取れたので、家族サービスがてら行ってきました(みわごん、紹介ありがとうございました)。


到着すると、駐車場はほぼ満車。訪問客は思いのほか多かったですね。メインの目的はなし狩り。ただ、案内がほとんどなかったので、どうすればよいかが分からず、とりあえず人が集まっていた場所に行ってみました(笑)。誰かに聞こうと思っても、スタッフの方で手が空いている人がいなかったので、うろちょろしてたら若いカップルの方が、まずはこの小屋で試食をしてから農園に行かなきゃダメですよと教えてくれました。


ということで、ようやくスタッフの方に声をかけ、梨の試食にありつくことができました。やっぱり現地で食べるモノは美味しいですね。あかりセンサーもA判定でした(笑)。


それからブドウ園を通ってたどりついたのが、


梨園。スタッフに梨の取り方、注意事項を聞いて、梨狩りスタート。梨は紙袋で包まれているのですが、その紙袋がパンパンになっているのが、大きくて甘いらしいです。ということで捜索開始。

 


こんな感じで、梨をゲットします。


高い場所にあるヤツはこんな感じで、あかりを抱っこしてゲット。


結局7個をゲット。


取った梨は、受付で計量。1キロあたり600円(だったかな?)です。


その後、夢語寄家(むごよか)というcafeでお茶をしました。当日はお客さんが非常に多く、約30分待ってようやく入店。

 
あかりと妻は、バナナチョコレートケーキと木いちごのケーキセット。


私は、つぶやきダイエット中なので、湧水コーヒーでガマンしました(笑)。

本日の西日本新聞の一面では「JR九州 野菜生産 大分でニラ」という記事がデカデカと載っていました。

こういった大手企業の参入の方法もアリかと思いますが、そのほとんどが「垂直統合型」。

水平展開型、ネットワーク型のモデルをベースに参入するような大手企業がでてきてもいいのかな?と個人的には思っています。そうしないと、地域活性化の促進にはなかなかつながらないのではないでしょうか。

そのためには、やまんどんのような地域資産をうまく活用するのも一つの方法ではないかと、美味しい梨、コーヒーを味わいながら想いを巡らせた3連休最終日でした・・・

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