NEDOフェロー制度

坂本 剛

2006年08月02日 06:52

皆さんにはあまりなじみの無い言葉かもしれませんが、産学連携関係では非常に有名な制度です。
NEDOとは、経済産業省系の独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)のことであり、正確には『産業技術フェローシップ事業』といいます。
目的は、HPから抜粋すると
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本事業では、産業技術に係る知見を有する若手研究者自らが専門分野や組織を越えて積極的に、産学連携機関等の現場において、産学連携業務に従事する機会を提供することにより、知識融合等によるイノベーションを促進し、様々な産業技術課題に対して幅広い視野と経験を有し、技術シーズを迅速に実用化・事業化につなげていくことのできる優れた資質を有する産学連携人材の養成を図ることを目的としています。
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ようは、技術移転やリエゾン活動(企業と大学との橋渡し役)、ベンチャー起業や起業支援等々産学連携人材をその現場に派遣し、育成するプログラムです。

我々九州大学知的財産本部でもNEDOフェローを複数受入ています。

先日結婚した、ヲタクの垣岡君はNEDOフェロー制度の1期生です。

研修期間は3年が基本。
技術移転のスペシャリストになりたい。
共同研究マネジメントを勉強したい。
大学の技術を使ってベンチャーを起こしたい。

という方には、キャリアアップ時のインキュベーションとしては、非常にいい制度です。

詳細はこちら

現在募集中ですよ!(8月25日締め切り)
ちなみに知的財産本部やTLO等産学連携関係組織以外の例えば大学発ベンチャーやVCでの研修もOK。

興味がある方は私までメールくださいね!

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