九大が経済難学生に10万円支給 千人に緊急支援

坂本 剛

2009年12月21日 07:57


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九州大(福岡市)は18日、急激な経済情勢の悪化の中、勉強を続けている学生の緊急支援策として、在学生千人に1人当たり、奨学一時金10万円を支給することを決めた。九大によると、千人規模での現金支給は珍しい措置という。来年1月末までに支給し、返還義務はない。
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ということで、九大の学生に対し、大学本体が、支援金を給付するようです。総額一億円です。

共同通信ニュースの記事はこちら

一見、経済的に困っている学生全員に支給というふうにみえますが、そうではありません。

対象者は、

●成績や実家の所得水準が九大の授業料免除基準を満たし
●2009年度後期に免除を申請したが予算枠を超えたために希望通りの免除を受けられなかった学部生と大学院生

ということです。さらに、授業料免除を申請するということは、成績の基準もかなりハードルが高い、つまり成績も良くなければならないと思います。もし、私が今、九大の学生だったらこの時点で申請基準を満たしていなかったと思います(笑)。ちなみに、妻は学生4年間、授業料全学免除だったそうです(爆)。

また、この記事での重要なポイントは支援金の財源です。国からの運営交付金が減らされていく中、事務作業の効率化等、大学自身の経営努力(経費削減)により捻出された財源を活用しているのです。

来年度以降も状況をみて、支援策を検討していくようです。素晴らしいことです。今後の動きに注目ですね。

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