twitter的な綾水会

坂本 剛

2010年06月10日 07:46

久しぶりに綾水会をブログにアップしますね。ブログにアップしてなくとも、綾水会はかれこれ6年以上、毎月続いていますよ(笑)。6月8日、今月の「第2火曜日」に綾水会を開催しました。


実は開催場所は、以前のアクロス福岡のふくおかアイストさんの研修室から赤坂にある内田洋行さんのセミナールームに変わりました。
ふくおかアイストさんの研修室が今年の3月で閉鎖されたことに伴い、場所をいろいろ探していたのですが、綾水会繋がりの縁で、内田洋行さんをご紹介していただき、セミナールームでプレゼン、ショールームに併設されているオープンスペースでネットワーキングをさせていただいています。場所を提供していただいている内田洋行さんに感謝・感謝です。


今回のメインプレゼンは、九州大学システム情報科学研究院情報知能工学部門の荒川先生に「ロケーションアウェアサービスとTwitterログ分析」というテーマでプレゼンしていただきました。
twitterの位置情報付きの「つぶやき」を大量に収集し、それを分析することにより、新たなサービスの開発・ビジネス展開ができるのではないかというプレゼンでした。
まだ、ビジネスプランになっているわけではない状態でのプレゼンだったので(あえてその状態でプレゼンしていただいた)、技術的な話が多く、なかなかいつもどおりのディスカッションまで拡がらなかったのですが、久しぶりの九大テクノロジー関連のプレゼンということで、参加者も40名を超えていました。
今旬なtwitter関連ということも影響があったかもしれませんね。
荒川先生は、ご自身も学生時代(慶応大学)にベンチャーに携わられていたこともあり、今後の研究・事業化に注目していきたいと思っています。


ショートプレゼンは、綾水会メンバーであるベンチャー弁護士「田畠弁護士」が、QBSの後輩弁護士(濱地弁護士:7期生)とともに、4月に独立して開設した「経営法律事務所北斗」の業務内容についてプレゼンを行いました。先日もブログにアップしましたが、5月14日には、開所記念パーティが開催され、200名を超える方々が、彼らの船出を祝福しました。

弁護士というと、事業や商売を始めて、それがうまくいかず、どうしようもなくなってから相談するといったイメージがありますが、そうではなくて、創業時から、または、営業や新規事業を始める時から弁護士を活用してほしいというのが、彼らの提案です。まさに、シリコンバレーでいう「事業始めるんだったら、まずLawyerのところにいってこい」というものと同じ発想です。

彼のような志をもった若手弁護士が活躍できるような福岡になれば、自ずといろんなイノベーションが生まれてくるのではないかと思っています。


ネットワーキングでは、この度、KVPの社長を退任される綾水の「水」である水口(みずくち)さんがご挨拶。


そして、新たにKVPの社長に就任された水口(みなくち)さんにご挨拶と、乾杯の音頭をお願いしました。

ネットワーキングも、最近は新規で参加される方も多く、気がついたら名刺交換せずに終わってしまう・・ということが多々あります。しかし、私自身、綾水会のコアコンピテンシーは「信頼のネットワーク」だと思っています。定期的に参加するコアなメンバーが中心となってネットワークを形成し、その周辺で多少のメンバーの入れ替わりが行われる、いわゆるネットワークの自浄作用が働く。そのような作用が有機的に働いているのが綾水会のネットワークではないかというのが、私の持論です。まあ、そういったネットワーク維持を毎月欠かさず6年以上続けるのって結構大変なんですけどね(笑)。

ネットワーキング終了後は、荒川先生含め、ディープなメンバーで2次会と流れ、痛飲したのでした・・・

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