九州経済フォーラムシンポジウムIN沖縄(勉強会編)

坂本 剛

2011年05月03日 12:35

4月22日~23日で沖縄で開催された九州経済フォーラム創立25周年記念シンポジウムIN沖縄。
テーマは「どうする日本、どこへ行く日本。」


「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」の後、


世界遺産に登録されている「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に行きました。

斎場御嶽は琉球の創世神「アマミキヨ」による琉球開闢(かいびゃく)七御嶽の一つといわれる琉球最高の聖地です。

日本の古来の風習では、聖地は女人禁制なのですが、琉球の場合「オナリ神信仰」により、男子禁制が基本であり、琉球の最高神女であった聞得大君(きこえおおきみ)即位の最高秘儀が斎場御嶽で執り行われたとのことです。


大きい岩同士が重なった三角岩は自然の妙を醸し出していました。そこを通ると三庫理(さんぐーい)から、


琉球王国開闢にまつわる最高聖地とされている久高島を観ることができます。いやはや絶景でしたね。。。

その後、宿泊およびイベント会場であるロワジ-ルホテル沖縄にチェックインし、17:00から歴史文化勉強会が開催されました。講師は、


亀島靖氏(歴史劇作家)「琉球の精神文化に学ぶ」と、


長谷川三千子氏(埼玉大学名誉教授)「日本の精神文化に学ぶ」

詳しい内容は割愛しますが、お二人から非常に示唆に富んだお話をいただきました。


会場はこのとおり大盛況でした。


勉強会終了後は、交流懇親会。


沖縄ならではの、カラフルなお魚のお刺身も堪能することができました。


人と交流する前に、まずはそのバックにある文化や歴史をまなぶ。。。

最近、ネットワークや多様性、コラボレーションなど「耳障り」のいい言葉が散見されますが、今回の勉強会を通じ、人と人が交わる際の「基本」を改めて認識した沖縄ミッションの初日でした。

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