九大、素粒子物理学の新拠点を設置
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九州大学は21日、素粒子物理学の教育研究施設「先端素粒子物理研究センター」を10月1日に開設すると発表した。九大は質量の起源とされる「ヒッグス粒子」とみられる新粒子を発見した国際研究に参加しており、「拠点開設でさらなるノーベル賞級の発見に貢献したい」(川越清以教授)としている。
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ということで、九大に「先端素粒子物理研究センター」が開設されるようです。詳細は
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ウェブでも取り上げられています。→
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九州大学は今年の2月から CERN 研究所で行われている LHC/アトラス実験の参加研究機関となり、7 月 4 日に発表され世界的ニュースとなった「ヒッグス粒子とみられる新粒子の発見」に貢献しています。
また、九州の経済界を巻き込み、次世代の科学技術にとってホットなプロジェクトとして誘致が期待される国際リニアコライダー(ILC)計画では、脊振山地が日本での建設候補地の一つに取り上げられていますので、このようなセンター設置されることは、今後の誘致活動にとっても非常に大きな武器になるのではないかと思います。
個人的には、このようなセンターの設置および、ヒッグス粒子の発見などのビッグプロジェクトに九州大学の研究者が 参画することにより、九州大学からノーベル賞受賞者が生まれてくることを期待しています。
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