2014年09月22日
ファブラボは「HUB」ラボ?(ファブラボ太宰府オープニングイベント)
先週末の土曜日(9月20日)に、7月にプレオープンしていたファブラボ太宰府のオープニング講演会イベントが開催されました。
場所は、
太宰府天満宮の近くにある太宰府館のまほろばホール。ファブラボ太宰府代表である柳瀬さん(ホームセンターグッディを展開している嘉穂無線の副社長)から講演者によるパネルディスカッションのモデレータを依頼され、参加しました。場所はなんなく分かっていたので、余裕をかましてあまり調べずに行ってみたら、見事に迷ってしまいました(笑)。
なぜ、お役を引き受けることになったかというと、今回、講演をしていただいた文具王、こと高畑正幸さんと柳瀬さんが出会うキッカケをつくったのが、僕だったからです。
2009年の12月に、QAN(QBSのアラムナイネットワーク)主催のセミナーの講演者としたお招きしたのが高畑さんでした。
基本的にQANの会員向けのセミナーだったのですが、セミナー開催をtwitterでつぶやいていたところ、参加希望の連絡(メール)をいただいたのが、柳瀬さんだったのです。その出会いがキッカケで、数年後にはグッディで文具王コーナーができています。
話は、ファブラボに戻ります。ファブラボ太宰府は、日本で11番目のファブラボだそうです。ファブラボについてはこちら
元々、ファブラボは、
・デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた、実験的な市民工房のネットワーク
・個人による自由なものづくりの可能性を拡げ、「自分たちの使うものを、使う人自身がつくる文化」を醸成する
といったことを目的としMIT(マサチューセッツ工科大学)のニール・ガーシェンフェルド教授の提唱により2002年に始まった活動で、日本では慶応SFCの田中浩也准教授が中心となり活動を展開しています。
今回の講演会の基調講演は、その田中先生でした。
私自身、ファブラボについて、ぼんやりとは知っていましたが、今回のパネルディスカッションに向けて、あえて詳しく調べずに臨みました。
その結果、田中先生やファブラボを運営されていらっしゃる皆様のプレゼンを聞いて、私のイメージとはかなり異なるものだということがわかりました。
ファブラボ→3Dプリンターやレーザーカッター→モノづくりのシェアスペース、工房といったイメージが強かったのですが、その基本にあるのは「人と人のつながり」だったのです。
モノづくりを通じて、あらゆるジャンルの方がファブラボに集まり、家庭内でのささいなものの修理から新しいものを生み出すことまで、いろんなことが実現できるリアルなヒューマンネットワークなんだな、というのが私の感想です。
そういった意味で、ファブラボの「ファブ」は、「Fabrication(製作する)」ですが、人と人とをInterest(興味)でつなぐ、リアルな「HUB(ハブ)」ラボでもあると思った次第です。
参加者の皆さんに話を聞いてみると、ファブラボは、大分や佐賀にも既に設立されていて、今後福岡や久留米でも設立が検討されているようです。
また、パネルディスカッションの評判もそこそこ良かったようでホッとしています。
ファブラボのネットワークはグローバル
think global, act local
九州が大手企業ではなく、「個」を通じ、モノづくりで世界と繋がるといったことがファブラボを通じて実現することを期待しています。
場所は、
太宰府天満宮の近くにある太宰府館のまほろばホール。ファブラボ太宰府代表である柳瀬さん(ホームセンターグッディを展開している嘉穂無線の副社長)から講演者によるパネルディスカッションのモデレータを依頼され、参加しました。場所はなんなく分かっていたので、余裕をかましてあまり調べずに行ってみたら、見事に迷ってしまいました(笑)。
なぜ、お役を引き受けることになったかというと、今回、講演をしていただいた文具王、こと高畑正幸さんと柳瀬さんが出会うキッカケをつくったのが、僕だったからです。
2009年の12月に、QAN(QBSのアラムナイネットワーク)主催のセミナーの講演者としたお招きしたのが高畑さんでした。
基本的にQANの会員向けのセミナーだったのですが、セミナー開催をtwitterでつぶやいていたところ、参加希望の連絡(メール)をいただいたのが、柳瀬さんだったのです。その出会いがキッカケで、数年後にはグッディで文具王コーナーができています。
話は、ファブラボに戻ります。ファブラボ太宰府は、日本で11番目のファブラボだそうです。ファブラボについてはこちら
元々、ファブラボは、
・デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた、実験的な市民工房のネットワーク
・個人による自由なものづくりの可能性を拡げ、「自分たちの使うものを、使う人自身がつくる文化」を醸成する
といったことを目的としMIT(マサチューセッツ工科大学)のニール・ガーシェンフェルド教授の提唱により2002年に始まった活動で、日本では慶応SFCの田中浩也准教授が中心となり活動を展開しています。
今回の講演会の基調講演は、その田中先生でした。
私自身、ファブラボについて、ぼんやりとは知っていましたが、今回のパネルディスカッションに向けて、あえて詳しく調べずに臨みました。
その結果、田中先生やファブラボを運営されていらっしゃる皆様のプレゼンを聞いて、私のイメージとはかなり異なるものだということがわかりました。
ファブラボ→3Dプリンターやレーザーカッター→モノづくりのシェアスペース、工房といったイメージが強かったのですが、その基本にあるのは「人と人のつながり」だったのです。
モノづくりを通じて、あらゆるジャンルの方がファブラボに集まり、家庭内でのささいなものの修理から新しいものを生み出すことまで、いろんなことが実現できるリアルなヒューマンネットワークなんだな、というのが私の感想です。
そういった意味で、ファブラボの「ファブ」は、「Fabrication(製作する)」ですが、人と人とをInterest(興味)でつなぐ、リアルな「HUB(ハブ)」ラボでもあると思った次第です。
参加者の皆さんに話を聞いてみると、ファブラボは、大分や佐賀にも既に設立されていて、今後福岡や久留米でも設立が検討されているようです。
また、パネルディスカッションの評判もそこそこ良かったようでホッとしています。
ファブラボのネットワークはグローバル
think global, act local
九州が大手企業ではなく、「個」を通じ、モノづくりで世界と繋がるといったことがファブラボを通じて実現することを期待しています。
Posted by 坂本 剛 at 07:18│Comments(0)
│今日の出来事