大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2013年02月28日

SMA×リーボ=?

今朝、昨年末に福岡で開催された「スマートモビリティアジア(SMA)」の実行委員会が行われました。

私が企画運営委員会のアドバイザー、産学連携機構九州が実行委員会のメンバーを務めています。

昨日まで東京出張していたので、6:25羽田発の朝一便で帰ってきました。9:00からの委員会にはなんとか間に合ってしまうのが、福岡のスゴいところ(空港が近い)でもあります。

SMAは、実証実験×カンファレンスといったコンセプトで、あえて「東京」ではなく、モビリティ系の実証実験を行うには適度にコンパクトな「福岡」で実施することにより、あらたなビジネス創造を目指して開催されるイベントです。

その成果の一つと言えるのではないかというのが「リーボ」という会社です。社長の松尾龍馬さんは九州大学のOBです。大手自動車メーカー系の企業でエンジニアとして働いた後、30歳を前にして一昨年にカーシェアリングシステムの開発を行うリーボを創業されました。

私が松尾さんと知り合ったのは創業直後のことでした。知り合いからの紹介していただき、九大OBということもありサポートをしてほしいとのことでした。我々が行っているベンチャー系支援ネットワーク「SAM会」でのプレゼンなどいろんなことを話している内に、ちょうど同じ時期にSMAの第一回を開催するにあたりスピーカーの探索を行っていることを思い出し、リーボのやろうとしていることとSMAの開催趣旨が近いということもありSMAで松尾さんにプレゼンしていただくことにしました。SMAとの出会いがキッカケで関連するメディア(ITmediaやレスポンスさん)にも多数取り上げられていただき、

その後様々なメディアでも取り上げられ、昨年11月には資金調達に成功。12月には福岡市百道で彼らの開発商品である「こでかけ」を利用したミニEVカーのシェアリングサービスを開始し、その成果等について12月末のSMAでもプレゼンをしていただきました。

SMAの開催コンセプトは「『次世代のSmart Mobility』に関わる先進事例の情報発信を通じた地域の活性化とインキュベーション」。そういった意味で、リーボはまさにSMA発のベンチャー企業といっても過言ではないと思います。

リーボに続く新たな事例が次々に現れ、福岡が先進IT交通都市として世界中から注目を浴びることを願っています。  


Posted by 坂本 剛 at 12:54Comments(0)産学連携

2013年02月24日

奇跡のiPhoneケース(象が踏んでも壊れない・・)

「象が踏んでも壊れない・・・」アラフォー、アラフィフの皆さんには懐かしいフレーズではないでしょうか?

サンスター文具の「アーム筆入れ」のコマーシャルですね。今にして思えば「そこまで丈夫でなくてもよかろうもん!日本に象がおるわけでもないし、、、」といいたくなりますが、少年時代はワクワクしたものです。

このサイトに「文具王」こと高畑正幸さんがコメントをしているのも「いとおかし」です。

前置きはここまで。先週の出来事です。あるセミナーの懇親会を終え、電車で最寄りの駅まで戻り、ちょっと疲れていたのでタクシーで自宅まで帰ろうとタクシーを止めました。そして、一段上がった歩道から車道へ降り、体勢が前かがみになった瞬間、胸ポケットからiPhone5がポロっと落ち、私の目の前の車道に転がっていきました。

「しまった!」と手を伸ばそうとしたその時、タクシーが視界に入り信じられないことが起きました。

私のiPhoneを前輪で踏みつけ、私の目の前で止まったのです(笑)。その様子はまさにスローモーション、タクシーの前輪がきれいに私のiPhoneの上に乗り上げ通過していく情景が今でも目に焼き付いています。

「終わったな」と思いました。。。しかも私はiPhone購入時に保証に入っていませんでしたので、壊れたたら買い替えになります。

「困ったことになったな、、、」と思いつつ、タクシーにも乗らないといけないので、壊れたiPhoneを取り上げようと目を向けてみると画面はそのまま、パッと見ても壊れているように見えませんでした。

手に取って操作してみても、普段通りに動きます。そうなんです!タクシーに踏まれても私のiPhoneは生きていたのです!

その秘密は、


私のiPhoneケースにあります。

福岡の板金加工で有名な三松が作ったスピーカー機能を有したiPhoneケースです。ケース下部にある2つの切り欠き部分がスピーカーの役割を果たし、ケース全体が振動することにより、外部スピーカーがなくてもに音楽を楽しむことができます。


このケースはジュラルミンでできています。これが横からみた図。変形している部分を、この写真だと奥から手前にタクシーの前輪タイヤが通過したと思われます。ジュラルミンはアルミの一種。航空機等の機体に利用される軽量かつ強度が高い材質です。古い話だと、零戦など第二次世界大戦で活躍した日本の戦闘機の機体材料として利用されていました。

私も以前エンジニアをしている時には、強度が必要でかつ軽量が求められる場合に利用していましたね。


ウラ面はこのとおり。路上の小石等の影響でケースに傷がついている、iPhoneの裏面が傷ついている部分がありますがなんとか大丈夫です。


ひっくり返して側面からみた写真。本当にギリギリでケースが変形しながら本体を守ってくれています。

多分、iPhone本体とケースの間にトレランス(隙間)が無かったら本体に直接力がかかり、破壊されていたと推測されます。今回ケースと本体の間に0.数ミリ単位の隙間があったのも幸いでした。

一方、これがジュラルミンではなく、一般的なアルミであればもっとケース自体が変形し、iPhone本体が破壊されていたのではないかと思われます。つまり微妙な諸条件が整った結果、


とにもかくにも私のiPhoneは、タクシーに「轢かれても」大丈夫だったということです。それもこれも三松製のiPhoneケースのお陰です。

田名部社長を始め、三松の皆様に感謝します。ありがとう!  


Posted by 坂本 剛 at 20:43Comments(0)今日の出来事

2013年02月11日

若商河童せんべい

先週土曜日(2月9日)に九州経済フォーラムが主催する「九州未来コンテスト(Q-con)」が開催されました。
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Q-conは九州経済フォーラムの「九州の未来を担う、次世代育成事業」として創立し、学生が主体となって運営するプランニングコンテストです。九州全土の若い世代の力を一同に集め、九州全体で活性化する事を目的としたイベントです。
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私自身、九州経済フォーラムの理事ということもあり、審査員を担当させていただきました。

5チームがプレゼンを行い、結果は、九大チームが大賞を受賞しましたが、その前段で高校生の発表がありました。

それが、若松商業高校の「一年遅れての研究発表から商業高校生として私たちにできること〜」

かしわめしで有名な東筑軒とのコラボにより企画した「若商Kappa弁当」を地元の商店街と連携し、販売したりと地域に根ざした実学実習を行っています。そのような活動の中から生まれたのが、


「若商河童せんべい」

若松には河童伝説が残っているそうで、せんべいで有名な「もち吉」と共同でこのせんべいを企画・開発したそうです。

審査員の役得で、このせんべいをお土産でいただきました。


若商のみなさんのプレゼンは堂々としたものでしたね。後の学生のプレゼンと全く引けをとらない、むしろ下位のチームよりも立派だったと思います。しかも、彼らは具体的な行動をおこし、成果を上げているのです。

東日本大震災の際には、被災者の方にこのせんべいを送ったり、販売して売り上げた金額を寄付したりもされたそうです。

今時の若者は、、、という言葉はいつの時にも言われる言葉ですが、我々大人が彼ら・彼女らから見習うべきものは多々あると思います。

もし町でこのせんべいを見かけることがあったら是非手にしてみてください。  


Posted by 坂本 剛 at 10:59Comments(1)産学連携

2013年02月05日

九州未来コンテスト(Q-con2012)

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Q-conは九州経済フォーラムの「九州の未来を担う、次世代育成事業」として創立し、学生が主体となって運営する、プランニングコンテストです。九州全土の若い世代の力を一同に集め、九州全体で活性化する事を目的としたイベントです。
様々な観点から、あなたが描く九州の今と未来の発展をプレゼンし、九州の財界の方々とこれからを担う若い世代にあなたの考えや思いをぶつけてみませんか?
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ということで、九州未来コンテスト(Q-con2012)が今週末2月9日に開催されます。

詳細はこちら

私はこのイベントの主催である九州経済フォーラムの理事を拝命しています。本フォーラムの一つのミッションが人材育成です。

九州の若者のいろんなアイデアで九州を活性化していく、そういったムーブメントを起していくキッカケとして本コンテストが開催されます。

当日の参加はチケットが必要のようです。私の手元に若干ですがチケットがありますのでご興味がある方はこのブログまたはFBでご連絡ください。
  


Posted by 坂本 剛 at 08:00Comments(0)イベント告知