2013年02月24日
奇跡のiPhoneケース(象が踏んでも壊れない・・)
「象が踏んでも壊れない・・・」アラフォー、アラフィフの皆さんには懐かしいフレーズではないでしょうか?
サンスター文具の「アーム筆入れ」のコマーシャルですね。今にして思えば「そこまで丈夫でなくてもよかろうもん!日本に象がおるわけでもないし、、、」といいたくなりますが、少年時代はワクワクしたものです。
このサイトに「文具王」こと高畑正幸さんがコメントをしているのも「いとおかし」です。
前置きはここまで。先週の出来事です。あるセミナーの懇親会を終え、電車で最寄りの駅まで戻り、ちょっと疲れていたのでタクシーで自宅まで帰ろうとタクシーを止めました。そして、一段上がった歩道から車道へ降り、体勢が前かがみになった瞬間、胸ポケットからiPhone5がポロっと落ち、私の目の前の車道に転がっていきました。
「しまった!」と手を伸ばそうとしたその時、タクシーが視界に入り信じられないことが起きました。
私のiPhoneを前輪で踏みつけ、私の目の前で止まったのです(笑)。その様子はまさにスローモーション、タクシーの前輪がきれいに私のiPhoneの上に乗り上げ通過していく情景が今でも目に焼き付いています。
「終わったな」と思いました。。。しかも私はiPhone購入時に保証に入っていませんでしたので、壊れたたら買い替えになります。
「困ったことになったな、、、」と思いつつ、タクシーにも乗らないといけないので、壊れたiPhoneを取り上げようと目を向けてみると画面はそのまま、パッと見ても壊れているように見えませんでした。
手に取って操作してみても、普段通りに動きます。そうなんです!タクシーに踏まれても私のiPhoneは生きていたのです!
その秘密は、

私のiPhoneケースにあります。
福岡の板金加工で有名な三松が作ったスピーカー機能を有したiPhoneケースです。ケース下部にある2つの切り欠き部分がスピーカーの役割を果たし、ケース全体が振動することにより、外部スピーカーがなくてもに音楽を楽しむことができます。

このケースはジュラルミンでできています。これが横からみた図。変形している部分を、この写真だと奥から手前にタクシーの前輪タイヤが通過したと思われます。ジュラルミンはアルミの一種。航空機等の機体に利用される軽量かつ強度が高い材質です。古い話だと、零戦など第二次世界大戦で活躍した日本の戦闘機の機体材料として利用されていました。
私も以前エンジニアをしている時には、強度が必要でかつ軽量が求められる場合に利用していましたね。

ウラ面はこのとおり。路上の小石等の影響でケースに傷がついている、iPhoneの裏面が傷ついている部分がありますがなんとか大丈夫です。

ひっくり返して側面からみた写真。本当にギリギリでケースが変形しながら本体を守ってくれています。
多分、iPhone本体とケースの間にトレランス(隙間)が無かったら本体に直接力がかかり、破壊されていたと推測されます。今回ケースと本体の間に0.数ミリ単位の隙間があったのも幸いでした。
一方、これがジュラルミンではなく、一般的なアルミであればもっとケース自体が変形し、iPhone本体が破壊されていたのではないかと思われます。つまり微妙な諸条件が整った結果、

とにもかくにも私のiPhoneは、タクシーに「轢かれても」大丈夫だったということです。それもこれも三松製のiPhoneケースのお陰です。
田名部社長を始め、三松の皆様に感謝します。ありがとう!
サンスター文具の「アーム筆入れ」のコマーシャルですね。今にして思えば「そこまで丈夫でなくてもよかろうもん!日本に象がおるわけでもないし、、、」といいたくなりますが、少年時代はワクワクしたものです。
このサイトに「文具王」こと高畑正幸さんがコメントをしているのも「いとおかし」です。
前置きはここまで。先週の出来事です。あるセミナーの懇親会を終え、電車で最寄りの駅まで戻り、ちょっと疲れていたのでタクシーで自宅まで帰ろうとタクシーを止めました。そして、一段上がった歩道から車道へ降り、体勢が前かがみになった瞬間、胸ポケットからiPhone5がポロっと落ち、私の目の前の車道に転がっていきました。
「しまった!」と手を伸ばそうとしたその時、タクシーが視界に入り信じられないことが起きました。
私のiPhoneを前輪で踏みつけ、私の目の前で止まったのです(笑)。その様子はまさにスローモーション、タクシーの前輪がきれいに私のiPhoneの上に乗り上げ通過していく情景が今でも目に焼き付いています。
「終わったな」と思いました。。。しかも私はiPhone購入時に保証に入っていませんでしたので、壊れたたら買い替えになります。
「困ったことになったな、、、」と思いつつ、タクシーにも乗らないといけないので、壊れたiPhoneを取り上げようと目を向けてみると画面はそのまま、パッと見ても壊れているように見えませんでした。
手に取って操作してみても、普段通りに動きます。そうなんです!タクシーに踏まれても私のiPhoneは生きていたのです!
その秘密は、

私のiPhoneケースにあります。
福岡の板金加工で有名な三松が作ったスピーカー機能を有したiPhoneケースです。ケース下部にある2つの切り欠き部分がスピーカーの役割を果たし、ケース全体が振動することにより、外部スピーカーがなくてもに音楽を楽しむことができます。

このケースはジュラルミンでできています。これが横からみた図。変形している部分を、この写真だと奥から手前にタクシーの前輪タイヤが通過したと思われます。ジュラルミンはアルミの一種。航空機等の機体に利用される軽量かつ強度が高い材質です。古い話だと、零戦など第二次世界大戦で活躍した日本の戦闘機の機体材料として利用されていました。
私も以前エンジニアをしている時には、強度が必要でかつ軽量が求められる場合に利用していましたね。

ウラ面はこのとおり。路上の小石等の影響でケースに傷がついている、iPhoneの裏面が傷ついている部分がありますがなんとか大丈夫です。

ひっくり返して側面からみた写真。本当にギリギリでケースが変形しながら本体を守ってくれています。
多分、iPhone本体とケースの間にトレランス(隙間)が無かったら本体に直接力がかかり、破壊されていたと推測されます。今回ケースと本体の間に0.数ミリ単位の隙間があったのも幸いでした。
一方、これがジュラルミンではなく、一般的なアルミであればもっとケース自体が変形し、iPhone本体が破壊されていたのではないかと思われます。つまり微妙な諸条件が整った結果、

とにもかくにも私のiPhoneは、タクシーに「轢かれても」大丈夫だったということです。それもこれも三松製のiPhoneケースのお陰です。
田名部社長を始め、三松の皆様に感謝します。ありがとう!
Posted by 坂本 剛 at 20:43│Comments(0)
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