大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2013年04月30日

GWに日本のモノづくりを感じた(リードフレーム編)

みなさん、日本はGWの真っ只中ですね。いかがお過ごしでしょうか?

あかりさか家は、昨年のGWは韓国、今年の年末年始はシンガポールとアクティブ過ごしたのですが、今年は静かなGW。

前半は、ずっと懸案だった自宅の整理を行っています。妻も自宅で仕事をしていますし、私もなにかと資料が多いので書類を中心に、衣類などの「断捨離」をやっています。

そんな中、見つけたのが、


みなさん分かりますか?コレ。パソコンなど様々な電化製品に使用されるICパッケージの重要な部品である「リードフレーム」です。

北九州の三井ハイテックという会社の製品で、2001年に開催された「北九州博覧祭」に行った際にサンプルとしてもらったものだったと思います。

三井ハイテックは、当時エッチングという手法で製造されていたリードフレームを、金型を使って打ち抜く「パンチング」という方法を使うことにより安く製造することに成功し、半導体業界で成長していったいわゆるモノづくり系のベンチャー企業です。

私自身、20代は半導体生産システム開発エンジニアだったので、このリードフレームを見つけて非常に懐かしく感じました。

これはデモサンプルなので


真ん中には「ドラえもん」と「小倉城」が形作られています。

時が過ぎ、現在は元気がなくなった日本の半導体業界ですが、こういったモノづくり企業が、半導体分野に限らず様々な分野で必ずや新たなイノベーションを起こし、我々の生活をより豊かにしてくれると信じています。

頑張れ日本!  


Posted by 坂本 剛 at 08:09Comments(0)今日の出来事