大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

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2014年04月09日

太宰府観光列車「旅人-たびと-」

九州の列車といえば、JR九州の車両が有名です。

デザイナーの水戸岡さんの斬新なアイデアを具現化し、湯布院へと向かう緑の列車「新ゆふいんの森」、子供たちが楽しめるように、木の玉が敷き詰められた“木のプール”や図書室などを備えた観光特急「あそぼーい!」などなど、ユニークな車両を数多く生み出しています。

一方、先日西鉄電車の中で目に止まったのが、


太宰府観光列車 「旅人-たびと-」のポスターです。

福岡都市圏内には、歴史的な建造物や、ゆかりのある場所があまり多く存在しません。その中でも全国的に有名な観光スポットが「太宰府天満宮」です。

福岡以外の方にはピンとこないと思いますが、有名な観光スポットであるにも係らず、福岡(天神)から太宰府に直接行く便はなく、西鉄大牟田線で二日市駅まで行き、太宰府線に乗り換えなくてはいけませんでした。ちょっと折り返す感じなんですよね。

そのような状況の中、西日本鉄道(以下、西鉄)が、今年で天神大牟田線福岡~久留米間を開業 して90 周年という節目を迎えるにあたり、ようやく(天神)発太宰府行き急行列車を新設したそうです。そのうち、9時46分福岡発の電車に使われる列車が「旅人‐たびと‐」。

デザインもきれいで、列車のネーミングも、奈良時代の政治家で大宰府の長官(大宰帥(だざいのそち))も務めた大伴旅人にちなんで、太宰府天満宮の西高辻信良宮司さんがが命名したそうです。

福岡都市圏の成長戦略に欠かせないのが「観光産業」です。その観光資源の中核をなす、太宰府天満宮への交通アクセスの向上はある意味「MUST」だったのではないでしょうか。

個人的には、自宅マンションが西鉄大牟田沿線なので、自宅から電車の通過を見ることができますので、休日「旅人」の「通過」を楽しみにしたいと思います。
  


Posted by 坂本 剛 at 12:10Comments(0)地域