2008年08月06日
アントレプレナーシップ・シンポジウム(パネル編)

シンポジウムは、10分の休憩を挟み、後半のパネルディスカッションに突入しました。私は、パネルディスカッションのモデレータを務めました。

パネラーは、講演していただいたロバート・ファンさん、前刀さんに加え、九大のOB兼QBSの修了生(在校生)であるメカトラの永里君、ピコセラ(8月8日設立予定)の井上君に登壇いただきました。
二人とも綾水会のメンバーであり、我々の仲間です。永里君のモデルは、昨年日刊工業新聞のモノづくり連携大賞の特別賞を受賞しました。
井上君は、昨年までNEDOフェローとして私の下(知財本部起業支援部門)で働いていました。いわゆる元部下です。彼は古川先生の案件を担当していて、昨年MIMO-MESHプロジェクトが立ち上がった際にPL(プロジェクトリーダー)としてコミットし、今回ピコセラ社のCOOとして、九大発・ふくおかアイスト発ベンチャー起業に携わっています。
昨日、ピコセラ社関係の集まりがあったのですが、福岡発ベンチャーの創業メンバーとしては、素晴しい方々が集まったのではないでしょうか。是非頑張ってほしいものです。


パネルは、永里、井上君のプレゼンの後、ファンさん、前刀さんの講演に対する質問を休憩時間の間に回収し、その質問に対してパネラーに回答してもらうという形でやる予定だったのですが、、、回収したのはたった3通。しかもうち2通は、的外れな質問(笑)。
ありゃりゃと思いながら、気を取り直し、会場から質問を受け付けようとしたのですが、手が挙がらない(爆)。まいったな~、どうしようかな~と考えていると、前刀さんが助け舟として参加者に喝を入れてくださいました(ホッ)。


その後、手が挙がるようになり、インタラクティブなディスカッションが始まったのでした(前刀さん、ありがとうございました(*^ワ^*) )。
しかし、みなさんはわからなかったと思いますが、手を挙げたのは、実はほとんど「九大(QBSではなく)の学生」だったんですよね。参加者は、どうみても社会人のほうが多かったんですけどね(笑)。
そうこうしているうちに、1時間半があっという間に過ぎ、パネルディスカッションが終了。

谷川さんの挨拶で、無事シンポジウムが終わったのでした。。。

シンポジウム終了直後には、手を挙げないわりには(笑)、前刀さんのまわりに人が群がっていました(笑)。みなさん、あんな素晴しいプレゼンを見たことがなかったからでしょうね。私もそうですが(爆)。
その後、パネラー、関係者で会食を行いました。


場所はいつものタロゲン。前刀さんにも満足していただけたようでなによりです。

最後に記念写真をパチリ。みなさんいい顔してますよね。みなさんのこの表情をみると、今までの苦労が吹っ飛びました。
このあと、星野先生と一緒に前刀さんをホテルまでお送りして全てが終了。長く・熱い一日が終わりました。ただ、これはあくまでキックオフであり、今後どうやってベンチャー支援のスキームを構築していくかが重要なのです。みなさんの知恵を借りながら考えていこうと思っています。
Posted by 坂本 剛 at 08:52│Comments(0)
│大学発ベンチャー支援