2008年08月19日
大学発ベンチャーに関する基礎調査(H19編)

昨日、経済産業省より平成19年度大学発ベンチャーに関する基礎調査結果が発表されました。
この調査は毎年行われており、いつもは夏前5~6月に発表されるのですが、今年はかなり遅い時期の発表となりました。大学発ベンチャーを数で議論するのは??という意見もありますが、大学発ベンチャーに関する様々なイシューが詰まった報告書だと私は考えています。
じゃあ九州大学は全国的にどの位置にあるのかといいいますと、昨年と同様に53社で8位でした。ベスト10は以下のとおりです。
1位東京大学123 社
2位大阪大学78社
3位早稲田大学74社
4位京都大学66社
5位筑波大学65社
6位慶応義塾大学57社
7位東北大学56社
8位九州大学53社
9位東京工業大学52社
10位北海道大学43社
ちなみに、同じ九州勢で大学発ベンチャーが盛んだといわれている九州工業大学は、ベスト10ランキングから外れています・・・。どうしちゃったんでしょうね。
ただ、毎年思うのは、この数の根拠となる大学発ベンチャーってどうやって決まるのかな?ということです。これは、どの大学の担当者も思うことで、早稲田大学の担当者ともこの話をすると、いつもお互い首をかしげます(笑)。まあ、それでも他の大学に比べ、ベスト10に入っている大学は、間違いなく大学発ベンチャーが活発であることは間違いないと思います。
また、この報告書は、大学発ベンチャー数以外にも、いろんな調査・分析を行っています。時々「これはかなりバイアスがかかった見解だな」と思うこともありますが、他の報告書に比べると内容は充実しているなというのが私の意見。興味がある方は、ご覧なってみてはいかがですか?
⇒こちら
Posted by 坂本 剛 at 07:43│Comments(0)
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