2009年04月14日
偶然?確率の問題?(ネットワーク理論編)

ミクシィにも書きましたが、昨日あまりにもビックリしたことがあったのでアップします。
私は、現在某プロジェクトを担当しており、産学連携に関する様々なプロジェクトの事業化の可能性を検討しています(Tプロジェクトとしますね)。そんな中、今までの活動で得た情報の洗い出しを週末に行い、有望な案件数件について、昨日、担当者、キーマンの方にアポイント・状況確認のメールを打っていました・・・。
その中の一件に、某社の案件がありました。担当はSさん。今年の1月にQBS系の勉強会で知り合った方です。非常に面白い新規事業(Aプロジェクトとします)を立ち上げられていて、その時は、Aプロジェクトと大学のコラボができればいいですね!ということで終わっていました。
今回、そのプロジェクトを具体的に検討したいと思い、3ヶ月ぶりにメールを送ることにしました。そのメールを打つ前に、メーラーの受信メールボックスに不要メールが溜まっていたので、メールの整理をしていたところ、偶然に兄からのメールを見つけました。そこで思い出したのが「確かSさんと兄が勤務する会社は同系列の会社だったな~」ということ。
兄の会社名とSさんの勤務先を確認すると全く同じ。しかも同事業所(大企業なので)。これはスゴイ偶然だな~とメールの最後にその事実を付け加え、Sさんにお会いして、Aプロジェクトと大学とのコラボの可能性についてディスカッションをしたい旨のメールを送った30秒後くらいに、突然私の携帯が鳴りました。番号が出たのですが、ということは、連絡先として登録していないということ。誰だろうな?と思い出てみるとSさん。私のメールをチェックして、メールで返信するより電話したほうがいいと判断されて電話をされたのかな?と思ったら、、、
「坂本さんにAプロジェクトの件で相談があり、メールを打ったすぐ後に、坂本さんから同じ内容のメールが送られてきてビックリしました!」
ということ(笑)。つ、ま、り、お互いが、同じ問題意識を同じタイミングで共有し、ほぼ(数十秒)時間に互いにメールを打ったということになります。
まあ、数日違いだったら判りますが、メールを打ったタイミングもほぼ同じ。実は、Sさんにメールを打つ前に、別件を数件思い出し、30分くらいかけてメールを複数送ったんですよね。それに加え、受信メールの整理もしたので、当初の予定からほぼ1時間ずれたのです。
これだけでもビックリするのですが、もう一つ驚くことがありました。Aプロジェクト(Sさん)のファーストカスタマー候補の一つが、九州の某企業なのですが、先日東京出張時に、知人のFさんと食事をした際に同席されたKさんが、その某企業の顧問税理士を務めていたのです。
ちなみに、Sさんの件とFさん、Kさんとは全く関係ありません。。。
いやはや、これを偶然というのか、ネットワークの妙というのか難しいところですが、全くの偶然ではないと私は思います。
スモールワールド・ネットワーク
スケール・フリー・ネットワーク
など、私のこの体験が発生する確率が、ランダムネットワーク(正規分布)より高いことを裏付ける理論は存在します。
その前提となるのが、自分自身が、
◎「弱い紐帯の力」的な緩いネットワーク形成を心がけること
◎情報を多数発信すること、つまり多くのノードとつながるネットワークのハブになること
ということです。今週から来週にかけて、Tプロジェクト関係でいろんな方とお会いします。どんなネットワークの妙を体験するのか?はたまた、しないのか?ワクワク・ドキドキです。
彼の地の旧友との再会&Ring&デジタルものづくりセミナー
テック・キャラバン!in福岡 Innovation Tech Night(vol.2)
FGVA最終審査会参加しました。
八女本家集合ってよ!
七帝戦にみる同窓会組織とSNS活用
同窓会の季節(高校編)
テック・キャラバン!in福岡 Innovation Tech Night(vol.2)
FGVA最終審査会参加しました。
八女本家集合ってよ!
七帝戦にみる同窓会組織とSNS活用
同窓会の季節(高校編)
Posted by 坂本 剛 at 08:10│Comments(0)
│ネットワーキング