大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2006年08月30日

大学発ベンチャー創出推進

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昨日は、大学発ベンチャー創出推進平成15年度採択課題「研究成果報告会」に参加しました。

これは、JST(科学技術振興機構)というところが実施する助成金の一つです。開発代表者(研究担当)と起業家(事業化担当)が共同で事業推進し、3年の開発期間を経て、大学発ベンチャーを起業することが条件というものです。

平成15年度に採択された課題がその3年間の研究および事業化の成果を発表するのが今回の報告会です。13件の発表がありました。そのうち1件が、九大のチームであり、お世話をさせていただいているので、今回参加しました。
また、3年前に福岡のSV(シリコンバレー)視察ツアーでご一緒させていただいた栗林さん(キューキ元顧問)もあるテーマの起業家として参加されてました。(またまた久しぶりの再会!)
大学発ベンチャー創出推進 大学発ベンチャー創出推進

場所は東京秋葉原。ダイビルの隣のUDXという新しいビルの会議室で行われました。

大学発ベンチャー創出推進

思ったより多数の方が参加されてました。


感想は。。。

研究成果発表なので研究内容の発表が主になるのは仕方ないとして、事業化の部分の発表が非常に短く、あいまいという印象を受けました。

この助成金のアウトプットがベンチャー起業なので、その部分をもっと意識しないといけないのでは?
これで本当に起業するの?という発表が多く見受けられました。

国の税金を数千万円投入したあげくに、3年後の売上が数千万円という事業計画はありえない思いますよ。(利益ではありません。売上ですよ!)

こういう助成金も採択側がROIをきちんとレビューすべきだと思いますし、申請する側も本当に起業する気がない場合は、例え採択されても辞退すべきではないかと思います。(それが可能かどうかわかりません。これはあくまでも納税者としての私自身の個人的見解です。念のため

とにかくこれらの案件から大学発ベンチャーが今後起業される予定(既に起業している案件もあり)ですので注目ですね!!

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福井新聞 2006年8月29日掲載

 大学の教員が起業し、最先端の研究成果(シーズ)をビジネスとして事業展開する「大学発ベンチャー」が、福井大学で相次いでいる。
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福井大学「大学発ベンチャー」5社発足 〜課題は”資金”と”販路確保”〜【マーケティング・マネジメント情報@291】at 2006年09月03日 03:30
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