大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2011年08月08日

QREPメンバーのその後(ウンスク編)

先週木曜日(8月4日)に、久しぶりにQREP2期生と会いました。

QREPメンバーのその後(ウンスク編)
キム・ウンスク(以下、ウンスク)(左)とジェイ、いやジャクソンこと染矢君です。

ウンスクは、韓国からの留学生で九州大学の工学系大学院OG。東京で大手コンサルティングファームで活躍した後、この度、母国の大学(KAIST)の博士課程に入学することになり、日本を離れることになりました。

先日、染矢君から、ウンスクが帰国する前に福岡のQREPメンバーに会いたい旨連絡があり、場を設けた次第です。

QREPメンバーのその後(ウンスク編)

場所も、ウンスクがまだいったことないということで、太郎源新別館を予約しました。

二人とは、QREPの思い出話、将来のことなどいろいろ話をしました。二人に共通していることは、

○自分の将来についてきちんと考えて、行動していること
○博士課程に進学すること

です。染矢君は、歯学部で研修医をしながら博士過程で博士号取得を目指しています。ウンスクも、工学系で博士号の取得を目指すようです。

結果としてQREPメンバーの多くが、博士課程に進学しています。それも、単なる大学の研究者とてのキャリアだけでなく、企業や独立行政法人などで職を得ています。

このような流れは、分野は異なれど、SVではPhD取得者がITベンチャーやバイオベンチャーで普通に働いている姿を、QREPに参加することにより、彼の地で目の当たりにした結果ではないかなと感じています。自分の強み、専門性を活かすオプションが色々あるといったSVでの当たり前が、日本でもできることを彼ら自身が行動で示していると感じました。

日本ではポスドク問題がクローズアップされていますが、彼らのような思考をもった博士課程進学者が増えるとその問題は少しは解決されるのではないでしょうか(企業側のマインドセットといった問題もありますが)。

QREPメンバーのその後(ウンスク編)
二人の10年後に期待したいと思います!頑張れウンスク、頑張れ染矢!






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Posted by 坂本 剛 at 08:07│Comments(0)ネットワーキング
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