大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年09月14日

地域戦略フォーラム第二部(伝説のプレゼン編)

前回のブログにも書いたとおり、先週は大きなイベントが重なり、ドタバタした一週間でした。

その一つが、㈱産学連携機構九州内に事務局を設置し、私も総務財務ディレクターを務める福岡地域戦略推進協議会が主催する 地域戦略フォーラム第二部。9月8日に開催されました。

午前中の第一部は、会員のみの参加(非公開)で、地域戦略策定に向けた活発な議論が行われました。一方、午後からの第二部は一般公開され、定員300名のところ、定員を大きく上回る方に参加していただくことができました。


私は第二部の企画を担当したのですが、今回、告知を今までのメールやFAXだけでなく、Facebookを活用して、一般参加者を募集。結果として、120名を超える方が、FB経由で参加申し込みをされました。全体参加者の約1/3にあたります。また、第二部は、第一部の概要報告、基調講演、パネルディスカッションといった構成だったのですが、基調講演以降についてUstreamでネット配信を行いました。そちらについても、述べ200名を超える方が視聴されました。

IT系のイベントであれば、USTの配信等は、一般的になっていますが、このようなフォーラムでのFBでの告知およびUST配信は福岡でほぼ初めてのチャレンジだったのではないでしょうか。


本協議会の幹事である佐々木㈱九電工取締役専務執行役員の挨拶でフォーラム第二部がスタートしました。


後藤事務局長による、協議会の概要および第一部の内容報告が行われ、基調講演と続きました。

基調講演は、


インフォテリア㈱の平野洋一郎社長。テーマは「域外で挑戦する個人と企業を増やすために」

平野さんは、私が尊敬する経営者の一人で、以前から親しくさせていただいています。平野さんは、九州(熊本)出身。また、今年の7月には、自社製品Handbookの中国展開を開始されるなど、まさに「域外」で挑戦し、アジアの内需の獲得を目指されているということで、今回、ご講演をお願いした次第です。

講演内容についてはここでは詳しく書きません。私自身「伝説のプレゼン」だと思っています(笑)。UST配信されていますので、是非一度聴いてみてください。福岡、九州が活性化するために必要なキーワードが満載です。









Video streaming by Ustream

講演の中で、嬉しいことがありました。冒頭で平野さんご自身がおっしゃたのですが、この時期(9月)は、3月決算の企業にとっては、上半期の締め月にあたるため非常に忙しい時期あたります。そのような状況の中にも係わらずこの度ご講演を受けていただくことができました。

その理由が、2つのFを大切にしたいからだとのことでした。2つのFとは、FamilyのFと、FriendのF。今回、大切なFriendである坂本君からのお願いだったこと、福岡、九州を元気にしたいという想いから、講演を引き受けたとのことでした。

我々の事務局の地域戦略は「人」「人のつながり」が起点。私自身、今後も、人のつながり、それによる信頼関係を大切にしていきたいと思った次第です。

基調講演の後は、私がモデレータを務め、平野さんおよび、鍋山(経済開発)、メーダー(都市開発)、松鵜(PRs)の各ディレクターによるパネルディスカッション。


テーマを「交流の活性化と人の多様性~ソーシャルグラフの視点~」というふうにしたのですが、そもそもソーシャルグラフ自体の説明の必要があったり、テーマが広過ぎたこともあり、私自身納得のいくモデレートをすることができませんでした。次の機会にリベンジしたいと思います。


とにもかくにも、予想を超える方にご参加いただいたこと、今までのフォーラムとは違う!という印象をもっていただいたことは間違いないのではないかと思います。また、フォーラム後、複数の方から問い合わせがあり、賛助会員として入会していただくことができました。企画者としては嬉しい限りです。多々反省すべきところ反省し、次のステップに進みたいと思います。

福岡地域戦略推進協議会についてはこちらをご参照ください。FB上にもファンページを作っていますよ。  


Posted by 坂本 剛 at 16:09Comments(0)産学連携