大学の産学連携組織で大学発ベンチャーの支援を行いながら2008年3月に無事QBS(九大ビジネススクール)を修了しました。そして、2010年4月からは、産学連携的な会社の代表取締役社長に就任。2014年6月に任期満了により退任し顧問として活動しています。大学まわりの情報や産学連携に関する情報を独自の視点で発信していきたいと考えています。

2008年11月08日

モノづくり連携大賞受賞!

ということで、この度、第3回モノづくり連携大賞に「九州大学のネットワークを活用した『置けば無線LANエリア!手乗りメッシュアクセスポイント』の事業化」というテーマで申請していましたが、「九大グループに大賞!」ということで、グランプリにあたる「モノづくり連携大賞」を獲得しました!

モノづくり連携大賞とは、日刊工業新聞主催・NEDO、中小機構共催・文部科学省、経済産業省、日本経団連、日本商工会議所後援で行われる「モノづくり分野を対象に、産学官連携の注目すべき事例を表彰するもの」です。

モノづくり連携大賞についてはこちら

モノづくりなどの研究開発・技術開発を表彰する賞は多くありますが、この賞は、産学連携に注目した賞、いわゆる我々が携わっている分野にスポットを当てた希少な賞です。そういった意味で、九大知財本部を中心とした産学連携のアクティビティがある一定の外部評価を受けたことになります。

昨年は、綾水会のアクティビティで特別賞を頂いたのですが、今回はNO1である大賞を受賞することができて非常に嬉しく思っています。

内容の概要については、8月にPicoCELA㈱を設立した九大システム情報の古川准教授の研究成果の事業化に向けたプロセスが中心。

創業スタッフとの交流の場の提供、グラントの獲得、知的財産(特許)のマネジメント、サポーター(経営専門家)の獲得、国の制度を活用した人材育成など、知財本部を中心とする九州大学の様々なネットワーク(ビジネススクールなど)活用し、事業化に不可欠な要素について支援しながら事業化に向けて大きく動き出したことが評価の対象です。

なので、本格的な事業化はこれからがスタート。PicoCELA社にはこの賞に驕ることなく、鋭意努力してほしいと思っていますし、我々も気持ちを引き締めてサポートしていこうと思っています。

表彰式は、11月26日に東京で開催されます。その前後に日刊工業新聞で取り上げられると思いますので、みなさんチェックしてくださいね。



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